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1章
32.
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アルトとギルドに向かう。
中に入って受付へ、一応声を掛けてギルマスの執務室に向かった。
「ただいま、叔父さん」
いきなり訪ねたのでちょっとびっくりした様子。
「帰ってたのか。急に来るからびっくりしたぞ」
とりあえずクルナのギルマスの件を伝える。
「アイツは馬鹿か。ダメだな。グランドマスターに報告して交代させる様手配する。それで良いか」
アルトは頷く。次にアローンとオーロラの定期便についての報告だ。
此方については興味深いようで話し合いに自分も参加すると言ってきた。あとはマースの馬の話。トーマスから馬が届いた報告は受けていたがまさか番で繁殖目的とは知らず驚いてる。
「お前は色々面白い事を考えるな」
感心しながら今後の計画を聞いてくれた。此方については繁殖に成功したら一頭譲って欲しいそうだ。ついでに黒白の話もした。そんな暴れ馬と大笑い。じゃじゃ馬娘には丁度良いだろうと言われてしまった。酷い扱いだ。叔父からも話があった様てアルトに向き直る
「実はソロのBランク冒険者なんだがお前たちのところに入れてやる事はできないか」
隣国で冒険者をしていた人らしいが国の冒険者の扱いがあまりにもだった為、此方に拠点を移してきたらしい。噂で実力は聞いていてが特に事情もなく国を渡ると特に隣国は逆恨みをするとか。実力者は抱え込みたいと考えこの話をアルトにしてきた訳だ。Aランクパーティに入ったとなると流石に手出しが出来なくなるらしい。アルトは最後まで話を聞き、一度他のメンバーに相談する事で話はついた。その冒険者は男性で年頃はアルトと同じ位らしい。これ以上の情報は此方の返事を聞いてからの開示となるそうだ。
拠点に帰るとロト達がリビングにいた。
「ロト、帰ってたのか」
其方もだろうとツッコミを受けつつお互いの報告をする。ロトは黒白を見てびっくりしたらしくでも私らしいと笑われた。ついでにさっき叔父から言われたメンバーの事を話すると相手から以外な話が返ってきた。
「実はマリアに子供が出来て暫くは冒険者を休業する事になった」
びっくりだ。けど喜ばしい。それもあって仲間が増える事に異論はないそうだ。明日にでも早速ギルドに返事をしにいく事になった。マリアは安定期に入ったら実家で過ごすらしく、暫くしたらここを出るとの事。ロトに着いては一応は拠点を主に生活するみたいだ。
「なんだか急でごめんね」
申し訳なさそうな嬉しそうな感じでそこにいるマリア。正直良かったと思う。
翌日、マリアを除く三人でギルドを訪れた。ギルマスの執務室に行き昨日の事の返事をする。今日おそらく依頼から彼が帰ってくるらしく、本人に一度ちゃんと伝えた後会える事になった。
「では、後ほど拠点に連れて行くからよろしく」
後で叔父が拠点を訪ねてくれるとの事で私達は帰って待つ事にした。
夕方、食事の準備をしていると叔父が現れた。冒険者の彼も一緒だ。
「よかったら食べていく?」
一緒に食事をする事になった。6人でテーブルを囲み改めて自己紹介をする。
「俺がリーダーのアルトだ。でこっちからロト、マリア、ミーナだ。マリアは暫く産休に入るから今は3人のパーティになる」
「タントスと言います。初めまして。Aランクパーティって聞いてたしどんな人達かと思ったら良さそうな方達で良かったです。それに料理人を所属させているのが魅力ですね。俺、料理はからっきしなもので」
おっと、如何やらパーティ付きの料理人だと思われた様だ。
アルトが説明しようとするが言葉を遮り話続ける。
「こんな小さい子供が本当の料理人じゃない事位はわかりますがやっぱり料理担当やポーターが高ランクパーティには必要だと思うのですよ」
如何やらタントスは人の話を聞かない様だ。私はアルトの袖を引っ張り横に首を振る。別に勘違いさせておけば良い。どの道、一緒に行動すればわかる事なのだ。とりあえずお試しで一緒にダンジョンに潜る事になった。
その後タントスの戦闘スタイルを確認する。弓使いで魔法も使えるとの事。職業としては今は狙撃手らしい。マリアの代わりに後衛に行けそうだ。
3日後の昼過ぎにマースに向けて出発、4日後の朝からダンジョンに潜る事になった。最下層までの予定は一週間だ。
あらかた打ち合わせも済んだのでまた、3日後の昼過ぎに拠点に集合との事で今日は終了となった。
タントスが先に帰って行く。私は眠たいので部屋に戻ろうとすると叔父に呼び止められた。
「コンドラが一度屋敷に来て欲しいと言ってたぞ」
コンドラとは王都のアズベリー領主館の執事だ。
「わかった。叔父さんも一緒?」
どうやら一緒にとの事で明日の午後からいく事になり、ここまで迎えに来てくれる様だ。その後も男三人は話をしているが私は眠たいので部屋に戻った。
部屋では従魔達が私のベットで寛いでいる。そこにダイブしてそのまま眠りに落ちた。
中に入って受付へ、一応声を掛けてギルマスの執務室に向かった。
「ただいま、叔父さん」
いきなり訪ねたのでちょっとびっくりした様子。
「帰ってたのか。急に来るからびっくりしたぞ」
とりあえずクルナのギルマスの件を伝える。
「アイツは馬鹿か。ダメだな。グランドマスターに報告して交代させる様手配する。それで良いか」
アルトは頷く。次にアローンとオーロラの定期便についての報告だ。
此方については興味深いようで話し合いに自分も参加すると言ってきた。あとはマースの馬の話。トーマスから馬が届いた報告は受けていたがまさか番で繁殖目的とは知らず驚いてる。
「お前は色々面白い事を考えるな」
感心しながら今後の計画を聞いてくれた。此方については繁殖に成功したら一頭譲って欲しいそうだ。ついでに黒白の話もした。そんな暴れ馬と大笑い。じゃじゃ馬娘には丁度良いだろうと言われてしまった。酷い扱いだ。叔父からも話があった様てアルトに向き直る
「実はソロのBランク冒険者なんだがお前たちのところに入れてやる事はできないか」
隣国で冒険者をしていた人らしいが国の冒険者の扱いがあまりにもだった為、此方に拠点を移してきたらしい。噂で実力は聞いていてが特に事情もなく国を渡ると特に隣国は逆恨みをするとか。実力者は抱え込みたいと考えこの話をアルトにしてきた訳だ。Aランクパーティに入ったとなると流石に手出しが出来なくなるらしい。アルトは最後まで話を聞き、一度他のメンバーに相談する事で話はついた。その冒険者は男性で年頃はアルトと同じ位らしい。これ以上の情報は此方の返事を聞いてからの開示となるそうだ。
拠点に帰るとロト達がリビングにいた。
「ロト、帰ってたのか」
其方もだろうとツッコミを受けつつお互いの報告をする。ロトは黒白を見てびっくりしたらしくでも私らしいと笑われた。ついでにさっき叔父から言われたメンバーの事を話すると相手から以外な話が返ってきた。
「実はマリアに子供が出来て暫くは冒険者を休業する事になった」
びっくりだ。けど喜ばしい。それもあって仲間が増える事に異論はないそうだ。明日にでも早速ギルドに返事をしにいく事になった。マリアは安定期に入ったら実家で過ごすらしく、暫くしたらここを出るとの事。ロトに着いては一応は拠点を主に生活するみたいだ。
「なんだか急でごめんね」
申し訳なさそうな嬉しそうな感じでそこにいるマリア。正直良かったと思う。
翌日、マリアを除く三人でギルドを訪れた。ギルマスの執務室に行き昨日の事の返事をする。今日おそらく依頼から彼が帰ってくるらしく、本人に一度ちゃんと伝えた後会える事になった。
「では、後ほど拠点に連れて行くからよろしく」
後で叔父が拠点を訪ねてくれるとの事で私達は帰って待つ事にした。
夕方、食事の準備をしていると叔父が現れた。冒険者の彼も一緒だ。
「よかったら食べていく?」
一緒に食事をする事になった。6人でテーブルを囲み改めて自己紹介をする。
「俺がリーダーのアルトだ。でこっちからロト、マリア、ミーナだ。マリアは暫く産休に入るから今は3人のパーティになる」
「タントスと言います。初めまして。Aランクパーティって聞いてたしどんな人達かと思ったら良さそうな方達で良かったです。それに料理人を所属させているのが魅力ですね。俺、料理はからっきしなもので」
おっと、如何やらパーティ付きの料理人だと思われた様だ。
アルトが説明しようとするが言葉を遮り話続ける。
「こんな小さい子供が本当の料理人じゃない事位はわかりますがやっぱり料理担当やポーターが高ランクパーティには必要だと思うのですよ」
如何やらタントスは人の話を聞かない様だ。私はアルトの袖を引っ張り横に首を振る。別に勘違いさせておけば良い。どの道、一緒に行動すればわかる事なのだ。とりあえずお試しで一緒にダンジョンに潜る事になった。
その後タントスの戦闘スタイルを確認する。弓使いで魔法も使えるとの事。職業としては今は狙撃手らしい。マリアの代わりに後衛に行けそうだ。
3日後の昼過ぎにマースに向けて出発、4日後の朝からダンジョンに潜る事になった。最下層までの予定は一週間だ。
あらかた打ち合わせも済んだのでまた、3日後の昼過ぎに拠点に集合との事で今日は終了となった。
タントスが先に帰って行く。私は眠たいので部屋に戻ろうとすると叔父に呼び止められた。
「コンドラが一度屋敷に来て欲しいと言ってたぞ」
コンドラとは王都のアズベリー領主館の執事だ。
「わかった。叔父さんも一緒?」
どうやら一緒にとの事で明日の午後からいく事になり、ここまで迎えに来てくれる様だ。その後も男三人は話をしているが私は眠たいので部屋に戻った。
部屋では従魔達が私のベットで寛いでいる。そこにダイブしてそのまま眠りに落ちた。
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