82 / 84
第2部 最終パート 希望の闇と絶望の光
最終話 皆んなの歩んだ道
しおりを挟む
レプリカとの戦いから2年、世界は大きく変わった
まずベンディ王国は魔族との講和と領土の共有により、世界で1番の大国となった、交流も盛んで、特に魔族との交流を1番にし、この2年で人間と魔族は共存できる環境にまでなった。
グエンは魔王として、様々な地域に行き、他種多様な種族と交流し、人間との共存を話していった
因みにだが、パピス(国王)とは気が合うらしく、よく酒場で愚痴をこぼしているらしい。
王妃と宰相は国内の情勢をまとめて未だに反発する講和反対派に頭を悩ませているが、それも時間の問題だと言う。
ミクは剣聖として皆の為に戦いたいとの事で、魔王軍四天王のシルフィと共に旅に出ている、時折手紙が届くのだが
「シルフィの目が怖い」や
「やたら一緒に風呂に入りたがったり、寝たいと言ってくる」とかが最初の1年くらいで
途中からの手紙をフローズと見ると
クロス.フローズ
「キマシタワー」
綺麗な花が見えたよ?
メミルは聖女の権力と国王の力を使って、小さな孤児院を建てた
戦争で亡くなった者の子供などが主で時折クロス達も子供達を見に遊びに行く
セシルは賢者として今後勇者マンルのような者が現れないようにと、学者として研究を続けている、そして後にこれが、新たな悲劇を止める術になることはまだ誰も知らない。
そしてクロス達は、国王と相談し、
フローズ「一緒に住めないなら、クロスと一緒に旅に出る!」
と言われ、この国の中ならと言う理由でこの国で一軒家を買ってもらい、そこで暮らしている
そして...................
クロスとフローズの家
朝、調子が悪いとの事で、病院に行き、昼頃帰ってきたフローズが衝撃の言葉を発した
フローズ「........できちゃった」
クロス「ぶぅぅぅぅ.....!!!!」
飲んでいたお茶を盛大に吹き出す
クロス「........本当に?」
震える体を必死に抑えながら、振り絞って言う
フローズ「うん」
フローズは顔を赤らめながらそう答える
クロス「嘘じゃないよね?」
フローズはたまに嘘をつく為、(妊娠と言ってただ太っただけなのを隠して)もう一度確認する
フローズ「うん!」
満面の笑みで、そして涙を流しながら答える、どうやら本当の事らしい
クロス「スーハー.....よし」
深呼吸して気合を入れる、そして
クロス「でかしたぞ!フローズ!よくやった!」
そう言って抱きしめる、こんなに嬉しいことはない
フローズ「もっと褒めて!!!」ぎゅー
フローズも泣きながら抱きつく、前世で叶わなかった夢が一つ叶ったのだ。
クロス「よーしよしよしよし」頭なでなでなで
フローズ「むふ~!」
思いっきり頭を撫でる、それはもう可愛い仔犬を、愛でるように、そしてフローズも尻尾があるなら、思いっきり振っているのがわかるくらい喜んでいる
前世では絶対に掴めなかった幸せを噛み締める。
フローズ「ねぇ、クロス」
クロス「ん?」
フローズ「やっと、手に入れたね」
クロス「.........ああ」
これからも、俺たちはこの世界で幸せに....いや、時には辛い時もあるだろう、それでも俺たちなら乗り越えられる
何故なら俺たちは、英雄だから
————————————————————
希望の闇と絶望の光編 完
幼馴染み達が寝取られだが別にどうでもいい
終
後書き
ここまで読んでくださり、誠に有難うございました。
この作品は私の処女作となり、最初は
「10人くらい見てくれたらいいなぁ」
程度でした。
そしたら、いつの間にか3000人の人達がこの作品を見てくださり、そして色々なコメントをくださいました、本当にありがとうございます。
この作品を考えたコンセプトは、
「寝取られ系が多いけど、主人公が可愛そすぎるなぁ、そうじゃなかったら?面白そうだなぁ」
「大体の作品を見てると勇者って屑だよなぁ、その理由もちゃんと書いてみよう」
と言うのが混ざり、このような作品となりました。
元々、ここまで長く書く予定ではありませんでしたが、皆さんのお陰でここまで書くことが出来ました。
このような私の作品を毎日楽しみに読んでくださった、全ての皆様に感謝を込めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
まずベンディ王国は魔族との講和と領土の共有により、世界で1番の大国となった、交流も盛んで、特に魔族との交流を1番にし、この2年で人間と魔族は共存できる環境にまでなった。
グエンは魔王として、様々な地域に行き、他種多様な種族と交流し、人間との共存を話していった
因みにだが、パピス(国王)とは気が合うらしく、よく酒場で愚痴をこぼしているらしい。
王妃と宰相は国内の情勢をまとめて未だに反発する講和反対派に頭を悩ませているが、それも時間の問題だと言う。
ミクは剣聖として皆の為に戦いたいとの事で、魔王軍四天王のシルフィと共に旅に出ている、時折手紙が届くのだが
「シルフィの目が怖い」や
「やたら一緒に風呂に入りたがったり、寝たいと言ってくる」とかが最初の1年くらいで
途中からの手紙をフローズと見ると
クロス.フローズ
「キマシタワー」
綺麗な花が見えたよ?
メミルは聖女の権力と国王の力を使って、小さな孤児院を建てた
戦争で亡くなった者の子供などが主で時折クロス達も子供達を見に遊びに行く
セシルは賢者として今後勇者マンルのような者が現れないようにと、学者として研究を続けている、そして後にこれが、新たな悲劇を止める術になることはまだ誰も知らない。
そしてクロス達は、国王と相談し、
フローズ「一緒に住めないなら、クロスと一緒に旅に出る!」
と言われ、この国の中ならと言う理由でこの国で一軒家を買ってもらい、そこで暮らしている
そして...................
クロスとフローズの家
朝、調子が悪いとの事で、病院に行き、昼頃帰ってきたフローズが衝撃の言葉を発した
フローズ「........できちゃった」
クロス「ぶぅぅぅぅ.....!!!!」
飲んでいたお茶を盛大に吹き出す
クロス「........本当に?」
震える体を必死に抑えながら、振り絞って言う
フローズ「うん」
フローズは顔を赤らめながらそう答える
クロス「嘘じゃないよね?」
フローズはたまに嘘をつく為、(妊娠と言ってただ太っただけなのを隠して)もう一度確認する
フローズ「うん!」
満面の笑みで、そして涙を流しながら答える、どうやら本当の事らしい
クロス「スーハー.....よし」
深呼吸して気合を入れる、そして
クロス「でかしたぞ!フローズ!よくやった!」
そう言って抱きしめる、こんなに嬉しいことはない
フローズ「もっと褒めて!!!」ぎゅー
フローズも泣きながら抱きつく、前世で叶わなかった夢が一つ叶ったのだ。
クロス「よーしよしよしよし」頭なでなでなで
フローズ「むふ~!」
思いっきり頭を撫でる、それはもう可愛い仔犬を、愛でるように、そしてフローズも尻尾があるなら、思いっきり振っているのがわかるくらい喜んでいる
前世では絶対に掴めなかった幸せを噛み締める。
フローズ「ねぇ、クロス」
クロス「ん?」
フローズ「やっと、手に入れたね」
クロス「.........ああ」
これからも、俺たちはこの世界で幸せに....いや、時には辛い時もあるだろう、それでも俺たちなら乗り越えられる
何故なら俺たちは、英雄だから
————————————————————
希望の闇と絶望の光編 完
幼馴染み達が寝取られだが別にどうでもいい
終
後書き
ここまで読んでくださり、誠に有難うございました。
この作品は私の処女作となり、最初は
「10人くらい見てくれたらいいなぁ」
程度でした。
そしたら、いつの間にか3000人の人達がこの作品を見てくださり、そして色々なコメントをくださいました、本当にありがとうございます。
この作品を考えたコンセプトは、
「寝取られ系が多いけど、主人公が可愛そすぎるなぁ、そうじゃなかったら?面白そうだなぁ」
「大体の作品を見てると勇者って屑だよなぁ、その理由もちゃんと書いてみよう」
と言うのが混ざり、このような作品となりました。
元々、ここまで長く書く予定ではありませんでしたが、皆さんのお陰でここまで書くことが出来ました。
このような私の作品を毎日楽しみに読んでくださった、全ての皆様に感謝を込めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
1
お気に入りに追加
2,954
あなたにおすすめの小説
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる