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第2部 最終パート 希望の闇と絶望の光

第三十五話 敗北

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アリア「グラウンドクロス」

地面から亀裂が走り、3人を狙う

フローズ「パワーディバイド!」

フローズ「ガハァ!?」

クロス「フローズ!!!」

地面にバリアを貼りそれを防ごうとするが、それ以上の力が地面から来て、フローズに全てダメージが入る

フローズ「.......クロス」ダキッ

大ダメージを負い、クロスにもたれかかる

クロス「しっかりしろ!おい!」

ミク達はまだ意識があるが、フローズはほぼ虫の息だ

クロス「.....っ!決意!」

クロスとフローズは紋章の力を半分ずつ分けている、その為、クロスはフローズにフローズはクロスに記憶や力、体力などを分け与える事が出来る

フローズ「かはぁ!」ゲホゲホ

それにより、フローズはなんとか息を吹き返す

クロス「もう、力の半分も無いが」

フローズ「ここで諦めるわけにはいかない!」

グエン「俺たちの持てる全てをぶつけてやる!」

クロスとフローズは手を握りしめて、感覚を共有する。

クロス.フローズ
「リブレイブ!」

自身に少しのダメージを与えて、自身のフルパワーの何10倍もの力を持たせ

クロス.フローズ
「捨て身!」

自身の防御力を全てを捨て、攻撃力に変える

更にリブレイブの効果で、その力分も更に倍増する

クロス.フローズ
「百花繚乱!」

光の速さの何倍もの速さで動き、桜の花が美しく散るように数多の斬撃を繰り出し、まるで様々な花を表すような色を出しながら、クロスとフローズ自身も斬りかかる

アリア「グウ..........!!」

これにはダメージが入ったのだろう、先程までの余裕の顔がなくなり、吐血をする..........しかし

クロス(これでも.......)

フローズ(まだ.....届かない!)

全身が傷だらけでも、アリアの目はまだ血のように赤く染め上がり、こちらを睨みつけている。

クロス「アカシック......レコード.....!!」

先程の攻撃はクロスとフローズの最終合体奥義であり、前世ではこれで倒した技だが、それでも今回は耐え抜いた、絶望的であるが、諦める訳にはいかない。

更にパワーを上げる、それに体が悲鳴を上げているが、ここで止めて仕舞えば、もうアリアにレプリカに立ち向かう者がいなくなる、そうすれば世界は滅ぶ。

グエン「そんなことはさせない!プラズマチャージ!」

全員の攻撃力とスピードを上げる

アリア「小癪な..........隕石落とし!」

上空から巨大な隕石が落ちる

フローズ「ガァァァァァ!!!海王の大盾!」

フローズの前にクロスとグエンも覆い被さるような巨大な蒼き盾が現れる、それにより、巨大な隕石はアリアに当たる

アリア「何!?」

ドゴォォォォォォン!!!!

自身の技をくらい、地面に落ちるアリア

アリア「ガァァァァァ、クソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!」

あと少しで、勝てるところまで来ているのに、クロス達が最後の悪あがきをして思うようにいかず、さらにその慢心により隙を突かれ相当なダメージを負う

アリア「お前ら全員"皆殺し"だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

そう言うと、アリアはクロスを目にも止まらぬ速さで殴り、フローズが反応する前にフローズを蹴る

バキボキメキメキ

左腕の骨が砕けて全身に響かせる

そのまま半壊した魔王城の瓦礫に当たり、瓦礫に埋もれる

クロス「........フローズ?」

クロスは自分も相当な負荷でを負っているはずなのに、フローズの事を心配する。

フローズ「ぅぅ........ぁぁ..........」

クロス「フローズ...........」ゴゴゴゴゴ..........


怒りで決意が漲り、全身の傷が一時的に治る

アリア「次はお前だ!クロス!」

グエン「森羅万象斬!」

グエンが持つ魔剣デュランダル

そして魔王グエンが持つ最強の技が炸裂する

その斬撃は時空をも斬る

アリア「ガハァ!?」

流石のアリアも今までの蓄積したダメージと時空をも斬る斬撃に耐えきれず、全身から血が噴き出る。

クロス「くたばれ!アリアぁ!」

クロス「イグニートジェネシス!」

英雄最強の技

炎の起源(イグニートジェネシス)

それは即ち、クロスの持つ決意の力により現れる紅き剣に決意の炎を纏わせ

英雄本来の持つ起源の力、決意の源、魂に共鳴し、悪を断つ!

クロスの斬撃がアリアを切り裂き
紅き魔法陣が炎を下から出し、そこから紅き決意の炎の玉がアリアの胸元にまで行き、英雄武装の力で黄色き雷を纏わせながら爆発する、それはただの爆発ではなく、そこからレーザーのようなものが飛び出しながら爆発した

英雄、魔王、剣聖、聖女、賢者、四天王の究極技を全てを諸にくらい、アリアの体は生命活動など出来ない程のダメージ
を負い、その体は朽ちようとしていた。





























































が、


レプリカ「つまらない、本当につまらない」

クロス「な!?」

グエン「嘘だろ!?」

主導権をアリアはレプリカに譲り、神の力で全身を治癒する

レプリカ「所詮、英雄も魔王もその程度のなのね、がっかりだよ」

クロス「く..........そ.........!!」

クロス(意識が朦朧とする、もう英雄の力を限界以上使って来たから、もう立つだけで精一杯だ)

グエン「まじ.........か.....よ」

グエン(明らかに強くなっている、これが神の力、次元が違いすぎる)

レプリカ「四天王もここまで強いかったなんて、驚いたよ」

そう喋りながら、傷が治っていく

レプリカ「剣聖、聖女、賢者も僕が適当に選んだだけだけど、中々の逸材だったね」

そう言って、レプリカは宙に浮く

レプリカ「でも、もういい、もう飽きた...........」

レプリカ「だから、さっさと死ね」

~復讐撃~

レプリカが手をかざし、クロスとグエンは構える...........しかし

レプリカかからオーラが現れ、消えた瞬間そのオーラが2人に直撃し.........

クロス「...........」ドサッ

グエン「...........」ドサッ

2人は力尽き、倒れる

レプリカ「.................」

レプリカ「くくく、あはは、あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!」

レプリカ「これで僕達の邪魔をする者達はいなくなった!」

レプリカ「後は君達を完全に殺す!そして僕とアリアの復讐劇が始まる!」

アリア「貴方達はあの世で悔しみながら、世界が滅ぶ姿を見るがいい!」

レプリカ「さあ」

アリア「これで」

レプリカ(アリア)「トドメだ!」

そう言って、レプリカはクロス達にトドメをさす

そして世界はレプリカ達の物となる、この結末は変わらない

決して変わることはない

絶対に........

永遠に..........

レプリカ「だから言ったろ?」














































































レプリカ「"お前達の思い通りにはさせないって"そう言ったでしょ?」




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