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第2部 その2 幼馴染み達が魔王達に驚くが別にどうでもいい
第三十話 各々の想い
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クロス達は魔物を全て討伐した後、村に集まり今後の事を話していた
クロス「どうやら全員無事だったようだな」
フローズ「まぁ、あの程度で負けてしまえば、レプリカには勝てないからね」
ミク「でも驚いたよ、魔王達がここまで強いなんて」
メミル「そんなに凄かったの?」
セシル「私達は義兄さんかフローズ様だから、魔王達の力は見てないの」
グエン「そういえば、そうだな」
シルフィ「まぁ、そう言う貴女も敵だったら苦戦をしいられていましたよ」
クロス「そうなのか?」
シルフィ「ええ、私の得意なのは弓、つまりは遠距離攻撃です、しかしミクさんは近距離でスピードも速い、狙って当てるのは中々のものだと思いますよ?」
偽神レプリカと戦ったほどの実力を持っている彼女がここまで絶賛するなんて、そうクロスと思い感心していると
シルフィ「まぁでも、本気を出せばまだまだこんなものではないので、彼女が私と同等の力を持っていた場合、苦戦するだろうと言う事です。」
前言撤回、中々鋭い事を言うよこの魔族
ミク「まぁ、それはわかってたよ、たしかに互角の力だったら相手に見えないくらいのスピードで翻弄して戦えば勝ち目はあるけど、格上にどんなに速いスピードで移動しても、止まってるように見られて確実に負けるわね」
もし彼女、シルフィが従来の魔族だったら、今のミクの力でも勝てるだろうけど、今回はクロスと同じで過去の記憶と力を引き継いでいる。
力の差は歴然である。
メミル「本当、これでも私たちもこの世界の人間や魔族相手でもそれなりに戦えるのにねぇ」
セシル「諦めるしかないね、.....そんな事よりも」
グエン「?.....俺か?」
セシル「ええ、貴方は自身を魔王と言っていました」
グエン「まぁ、事実だしな」
セシル「なら、抜け道とかはないの?」
もしそれがレプリカも知らなければ、こちらから奇襲をかけることができる。
そう期待をしていたが。
グエン「すまないな、そこはもうレプリカにバレて使えなくなっている」
シルフィ「私達が逃げる時にその抜け道を使って逃げていたら」
クロス「ばれて、そこは潰された.....と」
シルフィ「..........はい」
申し訳なさそうにシルフィが俯く
シルフィ「申し訳ございません、貴女様のお力になれなくて」
セシル「い....いえいえ、私はただ、奇襲が出来れば、その分楽に戦えると考えていただけで、本来は正面突破ですから。」
グエン「正面突破って、厳ついな」
そう言ってグエンは若干引く
クロス「しょうがないだろ?レプリカは常に見ている可能性がある下手に動くより堂々としてた方がいいと思ってたんだよ」
グエン「.....それも一理あるな」
そう、クロスが言っていることにもそれなりに理由はある、レプリカの性格上、遠回りでのレベル上げや、裏道や監視が届かないところからの行動などは、レプリカの逆鱗に触れることになる。
しかもクロス達が力を取り戻したのはつい最近だ、取り戻す前などにレプリカが本気で殺しに来ていたら、今ここでグエン達と出会うこともなく全滅していただろう。
クロス「まぁ、そうゆう事だ、とりあえず、今日はここで休んで、明日行こうと思う」
フローズ「私も賛成、少なからず体力は減ってるわ、奴に挑むにしても万全の対応が必要よ」
ミク「そうですね、クロスやフローズ様、魔王や四天王と違って私達はそこまでしないとまともに戦えませんからね」
グエン「俺も賛成だ、後、俺達の事は名前で呼んでくれ、そっちの方が落ち着く」
シルフィ「私も賛成です、あ、名前の方もグエンと同じです。」
メミル「わかったわ、グエン、シルフィ、よろしく」
セシル「よろしくお願いします。」
クロス「じゃあ、明日の朝出発だ」
そういうと皆が頷き、今日の残りの時間は各々の自由な時間となった。
————————————————————
クロス.フローズ サイト
クロス「随分と人が増えたな」
フローズ「そうね、最初の頃は2人だけだったからね」
クロスとフローズはまだ使えるベットを見つけて、そこで2人で話をしていた。
クロス「1年前、記憶が戻る前は、お前とは運命の出会いと思ったよ」
フローズ「私もよ、そっか、もう1年なんだ」
2人はそう言って、昔のことを思い出す。
2人の最初の出会いは今は仲間のミク、メミル、セシルからの束縛から離れる為にクロスが森に来た時から始まった。
クロス「それから、英雄の事、前世の事を思い出して」
フローズ「お父様に頼んで、勇者マンルの魔の手から色々な事をして逃れて」
クロス「そして今は世界を救う旅に出ている」
フローズ「ちょっと前まではわからなかった事ね」
そう言って2人は顔を見合って、クスッと笑う
クロス「今度こそ世界を救って」
フローズ「貴方と一緒に平和に暮らして」
クロス「隣に愛す人がいる幸せ噛み締めて」
フローズ「生きていきたいね」
そう言って2人は抱き合って、お互いの唇を重ねる舌を合わせ、音が部屋に響き渡る
離れる時に透明な液体が太陽の光で反射する
クロス「愛してるよ、ずっと」
フローズ「私も貴方の事を心から愛している」
そう言って2人はまた唇を重ねた
————————————————————
ミク.メミル.セシル サイド
3人は村の広場に行き、手頃な岩を椅子がわりにして、現状の事を考えた
ミク「世界を救う......かぁ」
メミル「なんか実感わかないわね」
セシル「でも、事実よ」
そう言って3人は昔の事を思い出す。
クロスが来てから、クロスの事をよく思っていなかった者達からクロスを守る為に皆んなで協力し守ってた事を
勇者マンルに全てを奪われたが、それでも許してくれた事
嫌な思い出だが、これのお陰でクロスと本当の家族になれた
決して全てが良かったわけではないが、今こうして共にいられるのは過去の自分の行動のお陰だ
自分の罪を背負い、それを償い、彼が笑って暮らせる世界の為にこの命を捧げよう。
ミク「今度こそ誤った選択をしないで、皆んなが幸せになれる選択をしよう」
メミル「この力は、自分の私欲ためにあるわけではない、私達のような被害者を増やさない為にある」
セシル「この先、何が起こるかはわからない、でも、誰1人欠けてはいけない、欠けるわけにはいかない」
3人はそう改めて思い、気を引き締め直した。
————————————————————
グエン.シルフィ サイド
グエン「クロスとも合流して、後は奴を倒すだけだな」
シルフィ「そうですね」
2人は先程の場所で話していた
グエン「魔王に再びなって、レプリカの呪縛から逃れるために城を捨ててから数年、待った甲斐があった」
シルフィ「ええ、こうして覚醒の種を見つけて、ここまで強くなれたのも、単に私達が諦めず、待ったからこそ出来たことです」
グエン「ああ」
そう言って拳を握りしめる
グエン「やっとここまで来たんだ、あいつらと共に平和な世界を今度こそ救うぞ」
シルフィ「ふふ、実に魔王ぽくない台詞ですね、でも、素敵です」
シルフィ「世界を救う魔王、そしてそれに協力する英雄達、歴史史上最大の事件ですね、これは」
そう言って2人は大きな声で笑い合った。
————————————————————
第2部 パート2
幼馴染み達が魔王に驚くが別にどうでもいい 完
next 最終パート
希望の闇と絶望の光
続く
クロス「どうやら全員無事だったようだな」
フローズ「まぁ、あの程度で負けてしまえば、レプリカには勝てないからね」
ミク「でも驚いたよ、魔王達がここまで強いなんて」
メミル「そんなに凄かったの?」
セシル「私達は義兄さんかフローズ様だから、魔王達の力は見てないの」
グエン「そういえば、そうだな」
シルフィ「まぁ、そう言う貴女も敵だったら苦戦をしいられていましたよ」
クロス「そうなのか?」
シルフィ「ええ、私の得意なのは弓、つまりは遠距離攻撃です、しかしミクさんは近距離でスピードも速い、狙って当てるのは中々のものだと思いますよ?」
偽神レプリカと戦ったほどの実力を持っている彼女がここまで絶賛するなんて、そうクロスと思い感心していると
シルフィ「まぁでも、本気を出せばまだまだこんなものではないので、彼女が私と同等の力を持っていた場合、苦戦するだろうと言う事です。」
前言撤回、中々鋭い事を言うよこの魔族
ミク「まぁ、それはわかってたよ、たしかに互角の力だったら相手に見えないくらいのスピードで翻弄して戦えば勝ち目はあるけど、格上にどんなに速いスピードで移動しても、止まってるように見られて確実に負けるわね」
もし彼女、シルフィが従来の魔族だったら、今のミクの力でも勝てるだろうけど、今回はクロスと同じで過去の記憶と力を引き継いでいる。
力の差は歴然である。
メミル「本当、これでも私たちもこの世界の人間や魔族相手でもそれなりに戦えるのにねぇ」
セシル「諦めるしかないね、.....そんな事よりも」
グエン「?.....俺か?」
セシル「ええ、貴方は自身を魔王と言っていました」
グエン「まぁ、事実だしな」
セシル「なら、抜け道とかはないの?」
もしそれがレプリカも知らなければ、こちらから奇襲をかけることができる。
そう期待をしていたが。
グエン「すまないな、そこはもうレプリカにバレて使えなくなっている」
シルフィ「私達が逃げる時にその抜け道を使って逃げていたら」
クロス「ばれて、そこは潰された.....と」
シルフィ「..........はい」
申し訳なさそうにシルフィが俯く
シルフィ「申し訳ございません、貴女様のお力になれなくて」
セシル「い....いえいえ、私はただ、奇襲が出来れば、その分楽に戦えると考えていただけで、本来は正面突破ですから。」
グエン「正面突破って、厳ついな」
そう言ってグエンは若干引く
クロス「しょうがないだろ?レプリカは常に見ている可能性がある下手に動くより堂々としてた方がいいと思ってたんだよ」
グエン「.....それも一理あるな」
そう、クロスが言っていることにもそれなりに理由はある、レプリカの性格上、遠回りでのレベル上げや、裏道や監視が届かないところからの行動などは、レプリカの逆鱗に触れることになる。
しかもクロス達が力を取り戻したのはつい最近だ、取り戻す前などにレプリカが本気で殺しに来ていたら、今ここでグエン達と出会うこともなく全滅していただろう。
クロス「まぁ、そうゆう事だ、とりあえず、今日はここで休んで、明日行こうと思う」
フローズ「私も賛成、少なからず体力は減ってるわ、奴に挑むにしても万全の対応が必要よ」
ミク「そうですね、クロスやフローズ様、魔王や四天王と違って私達はそこまでしないとまともに戦えませんからね」
グエン「俺も賛成だ、後、俺達の事は名前で呼んでくれ、そっちの方が落ち着く」
シルフィ「私も賛成です、あ、名前の方もグエンと同じです。」
メミル「わかったわ、グエン、シルフィ、よろしく」
セシル「よろしくお願いします。」
クロス「じゃあ、明日の朝出発だ」
そういうと皆が頷き、今日の残りの時間は各々の自由な時間となった。
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クロス.フローズ サイト
クロス「随分と人が増えたな」
フローズ「そうね、最初の頃は2人だけだったからね」
クロスとフローズはまだ使えるベットを見つけて、そこで2人で話をしていた。
クロス「1年前、記憶が戻る前は、お前とは運命の出会いと思ったよ」
フローズ「私もよ、そっか、もう1年なんだ」
2人はそう言って、昔のことを思い出す。
2人の最初の出会いは今は仲間のミク、メミル、セシルからの束縛から離れる為にクロスが森に来た時から始まった。
クロス「それから、英雄の事、前世の事を思い出して」
フローズ「お父様に頼んで、勇者マンルの魔の手から色々な事をして逃れて」
クロス「そして今は世界を救う旅に出ている」
フローズ「ちょっと前まではわからなかった事ね」
そう言って2人は顔を見合って、クスッと笑う
クロス「今度こそ世界を救って」
フローズ「貴方と一緒に平和に暮らして」
クロス「隣に愛す人がいる幸せ噛み締めて」
フローズ「生きていきたいね」
そう言って2人は抱き合って、お互いの唇を重ねる舌を合わせ、音が部屋に響き渡る
離れる時に透明な液体が太陽の光で反射する
クロス「愛してるよ、ずっと」
フローズ「私も貴方の事を心から愛している」
そう言って2人はまた唇を重ねた
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ミク.メミル.セシル サイド
3人は村の広場に行き、手頃な岩を椅子がわりにして、現状の事を考えた
ミク「世界を救う......かぁ」
メミル「なんか実感わかないわね」
セシル「でも、事実よ」
そう言って3人は昔の事を思い出す。
クロスが来てから、クロスの事をよく思っていなかった者達からクロスを守る為に皆んなで協力し守ってた事を
勇者マンルに全てを奪われたが、それでも許してくれた事
嫌な思い出だが、これのお陰でクロスと本当の家族になれた
決して全てが良かったわけではないが、今こうして共にいられるのは過去の自分の行動のお陰だ
自分の罪を背負い、それを償い、彼が笑って暮らせる世界の為にこの命を捧げよう。
ミク「今度こそ誤った選択をしないで、皆んなが幸せになれる選択をしよう」
メミル「この力は、自分の私欲ためにあるわけではない、私達のような被害者を増やさない為にある」
セシル「この先、何が起こるかはわからない、でも、誰1人欠けてはいけない、欠けるわけにはいかない」
3人はそう改めて思い、気を引き締め直した。
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グエン.シルフィ サイド
グエン「クロスとも合流して、後は奴を倒すだけだな」
シルフィ「そうですね」
2人は先程の場所で話していた
グエン「魔王に再びなって、レプリカの呪縛から逃れるために城を捨ててから数年、待った甲斐があった」
シルフィ「ええ、こうして覚醒の種を見つけて、ここまで強くなれたのも、単に私達が諦めず、待ったからこそ出来たことです」
グエン「ああ」
そう言って拳を握りしめる
グエン「やっとここまで来たんだ、あいつらと共に平和な世界を今度こそ救うぞ」
シルフィ「ふふ、実に魔王ぽくない台詞ですね、でも、素敵です」
シルフィ「世界を救う魔王、そしてそれに協力する英雄達、歴史史上最大の事件ですね、これは」
そう言って2人は大きな声で笑い合った。
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