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最終章~勇者が残したもの~
IFルート もしも勇者がまともだったら
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女神の神託によって選ばれ者 マンル
彼は様々な悪行を繰り返し、数多の人々を苦しめる.......はずだった
————————————————————
マンル「この村に僕と同じ神の神託によって選ばれた職業を持つ者がいる!それを証明するために左手を掲げてほしい!」
勇者マンルは国の予言者の言葉を信じてとある村に来ていた、そこは人口1000人くらいの村だ、そして
きゃ!!
何!?
え!
3人の女性の声が聞こえる.....まさか!
「おお!まさかこの村に3人もいたなんて、これは奇跡だ!」
どうやら本当に選ばれたらしい、しかも3人
マンル「では、選ばれた3人は前に来てください。」
そう言って来たのはマンルと同い年ぐらいの女性の方達だった
マンル「.....................」
その姿を見て、マンルは一目惚れをしてしまった。
しかしこのままでも良くない、とりあえず話そう
マンル「僕の名前はマンル、君たちは?」
メミル「私はメミルと言います。」
セシル「セシル、です。」
ミク「あたしはミク」
マンル「素敵な名前だね、そしておめでとう君たちは選ばれた,そして僕と一緒に魔王と戦ってほしい」
そう言って手を差し伸べる、世界を救うという大きな使命を背負っているが、それ以外を除けば色々と免除されるし、その後も安泰だ、だからこそ彼はすぐに受け入れるだろうと思ったのだろう、しかし
ミク「すいませんが、お断りします。」
マンル「え?」
今....なんて言った?断るって?
マンル「....その理由を聞いても?」
メミル「理由も何も私達はただの村娘ですよ?それなのにいきなり魔王を倒せと言われてはい、わかりました、....言えると思いますか?」
セシル「それに私達は愛する人がいます、その人の為にもこんな自殺に等しいお誘い受けることはできません。」
たしかにその通りだけど、言葉が足りなかった。
マンル「ごめんね、言葉が足りなかったよ、たしかに今のままじゃ、魔王どころか普通の魔物にすら勝てないと思う、しかし、もし来てくれるのなら、王国が総力を上げて君達を一人前してくれる、それに君達は、その職業故に他の人達よりも強くなりやすいんだ」
「それに、君達が断るとその婚約者もこの村も魔物によって滅びてしまう、辛いかもしれないけど、これはほぼ強制なんだ。」
そう言って頭を下げる、それもそうだ、魔物が魔王が、この世にいなければこんな事をする必要はない、恨むなら選ばれてしまった自分達を恨むしかない。
ミク「.....わかりました、この話受け入れましょう。」
マンル「いいのかい!」
メミル「ちょっとミク!どうしたのよ!」
ミク「メミルもセシルも覚悟を決めて、あたしだって本当は嫌だよ、でもこの村が、クロスがなくなっちゃうのは嫌だ、だったら私は行く。」
メミル「....そうね、それに王国が協力してくれるのなら、私たちもそれなりに戦えるようになるわよね」
セシル「他の人たちより強くなりやすいなら、その分早く魔王を倒せるようになるはず」
そう言って彼女達は覚悟を決める、ありがたいけど、とても失礼な事をしてしまったとマンルは思う。
マンル「いきなり過ぎて、大変だと思うから、僕たちは一旦この宿に泊まって、明日出発するからその時に来てほしい、では、また明日。」
そう言ってマンルはさり、そして次の日彼女達は来た、出発する直前、彼女達の婚約者が指輪を渡していた。
彼女達は泣きながら抱きつき、この戦いが終わったら結婚してすると約束して去って行った。
それから彼女達はとても頑張った、僕も彼女達が戦わなくていいように自身のトレーニングも欠かさず、行い彼女達に色々アドバイスもした、最初は受け入れてもらえなかったけど、今は仲間として色々と話してくれている。
彼女達に一目惚れをしてしまったが、婚約者がいる、だからこの気持ちを隠してバレないようにしよう、これは僕だけの問題だ。
ある日のこと、国王は僕を呼び出した
何事かと思ったが、どうやら娘と結婚をさせたいらしい。
しかし、その彼女がいないので彼女の意思を尊重したいと告げその場を去った。
そして彼女....フローズと出会いその話をする、すると彼女には想い人がいるらしい、僕はその人に会いたくなってその事を伝えた
すると
フローズ「わかりました、では私について来てください」
そう言って彼女は馬に乗り国を出た、すると森の中の小さな湖まで案内されそこでその彼が来るのを待った、すると
なんと言うことか、ミク達の婚約者が現れた、僕はその事で激怒した
僕は「君は彼女達の心を踏み躙ってなんとも思わないのか!?」
と告げると、クロスは彼女達の本性を話し始めた
どうやら彼女達はとても束縛が酷く、自由が全くないらしい。
だからこそ婚約者だが、本当はしたくないらしい。
では何故王女である彼女と、ここまで仲がいいのか聞いた
2人は左手を見せて説明した
彼らは英雄と言う職業で前世からの恋人関係らしい、そして能力も2人を結びつける呪いのようなものらしい。
そして最も驚いたのは、本当に倒すべき相手が魔王ではなく、女神に憑依していた偽神 レプリカと言う存在らしい。
彼らはその為の旅に行くと言っていた。
だけど2人だけだと危ない、僕もついて行くと告げると、彼らは快く受け入れてくれた
その後国に戻った僕らは今までの経緯を、話し魔王ではなく偽神を倒す旅に出る準備をした。
ミク達にも、このことを説明をし、クロスとフローズも謝りながら彼らの関係を話していた。
最初は怒っていたが、彼らの過去を話すと彼女達も渋々だが受け入れていた。
そして僕たちは旅に出た、勇者、剣聖、聖女、賢者、そして英雄
英雄の力は僕の勇者の力と同等、もしくはそれ以上の力を持っていた。
それに彼は料理がめちゃくちゃ美味しい。
その理由はミク達の料理がとてつもなくやばいらしく、そのせいでここまで上手くなったらしい。
彼とは話が合う、男同士でもあるため、女だけだと色々と不便だと感じていたが、彼のお陰で大分楽になった。
そうして僕達は旅の途中で1人の奴隷の女の子を見つけた、それが僕の嫁になるとも知らずに。
こうして僕達は旅を続ける、この世界を乗っ取った、最低最悪の神を倒すその時まで。
————————————————————
数十年後
クロス「よお!マンル久しぶりだな!」
マンル「おお!クロス!本当だなぁ」
僕達は酒場で出会った、偽神との戦いの後、クロスはフローズとミク、メミル、セシルと結婚してこの国でのんびりと暮らしていた。
僕は奴隷であった女性と結婚して今はこの国で二児の父となっていた。
クロス「どうだよ、あれからあの子とは仲良くしてるのか?」
マンル「勿論だよ、そっちこそ大丈夫なのか?」
マンルが心配するのはミク達の束縛だ旅の序盤は本当にやばかったので、マンルも一目惚れだけでよかったと思うほどだったしかし中盤になるに連れてそれもなくなり本当の恋人同士みたいになって安心したものだ。
クロス「ああ、仲良くしてるよ。」
その言葉を聞いて安心する
マンル「そうか、大切にしろよ」
クロス「おうよ!」
そう言って拳で相手の拳に当てる本当にいい仲間に会えた
僕はこれからもこの事を忘れはしないだろう。
それからも酒を交わしながら色々な話をした、主に冒険の話だがそれでも楽しかった。
そして数時間後
クロス「また会おうぜ!相棒!」
マンル「そっちこそ!じゃあな相棒!」
こうして僕達は帰る愛すべき家族の元に
————————————————————
エンディング4
最高の仲間
これ以上IFルートを書くとやばいなと思ったので、今回は1話完結を目指して結構短縮しました。
明日から本編再開するので待っていてください!
(300人くらいお気に入りが消えて結構ショックを受けている私ですorz)
彼は様々な悪行を繰り返し、数多の人々を苦しめる.......はずだった
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マンル「この村に僕と同じ神の神託によって選ばれた職業を持つ者がいる!それを証明するために左手を掲げてほしい!」
勇者マンルは国の予言者の言葉を信じてとある村に来ていた、そこは人口1000人くらいの村だ、そして
きゃ!!
何!?
え!
3人の女性の声が聞こえる.....まさか!
「おお!まさかこの村に3人もいたなんて、これは奇跡だ!」
どうやら本当に選ばれたらしい、しかも3人
マンル「では、選ばれた3人は前に来てください。」
そう言って来たのはマンルと同い年ぐらいの女性の方達だった
マンル「.....................」
その姿を見て、マンルは一目惚れをしてしまった。
しかしこのままでも良くない、とりあえず話そう
マンル「僕の名前はマンル、君たちは?」
メミル「私はメミルと言います。」
セシル「セシル、です。」
ミク「あたしはミク」
マンル「素敵な名前だね、そしておめでとう君たちは選ばれた,そして僕と一緒に魔王と戦ってほしい」
そう言って手を差し伸べる、世界を救うという大きな使命を背負っているが、それ以外を除けば色々と免除されるし、その後も安泰だ、だからこそ彼はすぐに受け入れるだろうと思ったのだろう、しかし
ミク「すいませんが、お断りします。」
マンル「え?」
今....なんて言った?断るって?
マンル「....その理由を聞いても?」
メミル「理由も何も私達はただの村娘ですよ?それなのにいきなり魔王を倒せと言われてはい、わかりました、....言えると思いますか?」
セシル「それに私達は愛する人がいます、その人の為にもこんな自殺に等しいお誘い受けることはできません。」
たしかにその通りだけど、言葉が足りなかった。
マンル「ごめんね、言葉が足りなかったよ、たしかに今のままじゃ、魔王どころか普通の魔物にすら勝てないと思う、しかし、もし来てくれるのなら、王国が総力を上げて君達を一人前してくれる、それに君達は、その職業故に他の人達よりも強くなりやすいんだ」
「それに、君達が断るとその婚約者もこの村も魔物によって滅びてしまう、辛いかもしれないけど、これはほぼ強制なんだ。」
そう言って頭を下げる、それもそうだ、魔物が魔王が、この世にいなければこんな事をする必要はない、恨むなら選ばれてしまった自分達を恨むしかない。
ミク「.....わかりました、この話受け入れましょう。」
マンル「いいのかい!」
メミル「ちょっとミク!どうしたのよ!」
ミク「メミルもセシルも覚悟を決めて、あたしだって本当は嫌だよ、でもこの村が、クロスがなくなっちゃうのは嫌だ、だったら私は行く。」
メミル「....そうね、それに王国が協力してくれるのなら、私たちもそれなりに戦えるようになるわよね」
セシル「他の人たちより強くなりやすいなら、その分早く魔王を倒せるようになるはず」
そう言って彼女達は覚悟を決める、ありがたいけど、とても失礼な事をしてしまったとマンルは思う。
マンル「いきなり過ぎて、大変だと思うから、僕たちは一旦この宿に泊まって、明日出発するからその時に来てほしい、では、また明日。」
そう言ってマンルはさり、そして次の日彼女達は来た、出発する直前、彼女達の婚約者が指輪を渡していた。
彼女達は泣きながら抱きつき、この戦いが終わったら結婚してすると約束して去って行った。
それから彼女達はとても頑張った、僕も彼女達が戦わなくていいように自身のトレーニングも欠かさず、行い彼女達に色々アドバイスもした、最初は受け入れてもらえなかったけど、今は仲間として色々と話してくれている。
彼女達に一目惚れをしてしまったが、婚約者がいる、だからこの気持ちを隠してバレないようにしよう、これは僕だけの問題だ。
ある日のこと、国王は僕を呼び出した
何事かと思ったが、どうやら娘と結婚をさせたいらしい。
しかし、その彼女がいないので彼女の意思を尊重したいと告げその場を去った。
そして彼女....フローズと出会いその話をする、すると彼女には想い人がいるらしい、僕はその人に会いたくなってその事を伝えた
すると
フローズ「わかりました、では私について来てください」
そう言って彼女は馬に乗り国を出た、すると森の中の小さな湖まで案内されそこでその彼が来るのを待った、すると
なんと言うことか、ミク達の婚約者が現れた、僕はその事で激怒した
僕は「君は彼女達の心を踏み躙ってなんとも思わないのか!?」
と告げると、クロスは彼女達の本性を話し始めた
どうやら彼女達はとても束縛が酷く、自由が全くないらしい。
だからこそ婚約者だが、本当はしたくないらしい。
では何故王女である彼女と、ここまで仲がいいのか聞いた
2人は左手を見せて説明した
彼らは英雄と言う職業で前世からの恋人関係らしい、そして能力も2人を結びつける呪いのようなものらしい。
そして最も驚いたのは、本当に倒すべき相手が魔王ではなく、女神に憑依していた偽神 レプリカと言う存在らしい。
彼らはその為の旅に行くと言っていた。
だけど2人だけだと危ない、僕もついて行くと告げると、彼らは快く受け入れてくれた
その後国に戻った僕らは今までの経緯を、話し魔王ではなく偽神を倒す旅に出る準備をした。
ミク達にも、このことを説明をし、クロスとフローズも謝りながら彼らの関係を話していた。
最初は怒っていたが、彼らの過去を話すと彼女達も渋々だが受け入れていた。
そして僕たちは旅に出た、勇者、剣聖、聖女、賢者、そして英雄
英雄の力は僕の勇者の力と同等、もしくはそれ以上の力を持っていた。
それに彼は料理がめちゃくちゃ美味しい。
その理由はミク達の料理がとてつもなくやばいらしく、そのせいでここまで上手くなったらしい。
彼とは話が合う、男同士でもあるため、女だけだと色々と不便だと感じていたが、彼のお陰で大分楽になった。
そうして僕達は旅の途中で1人の奴隷の女の子を見つけた、それが僕の嫁になるとも知らずに。
こうして僕達は旅を続ける、この世界を乗っ取った、最低最悪の神を倒すその時まで。
————————————————————
数十年後
クロス「よお!マンル久しぶりだな!」
マンル「おお!クロス!本当だなぁ」
僕達は酒場で出会った、偽神との戦いの後、クロスはフローズとミク、メミル、セシルと結婚してこの国でのんびりと暮らしていた。
僕は奴隷であった女性と結婚して今はこの国で二児の父となっていた。
クロス「どうだよ、あれからあの子とは仲良くしてるのか?」
マンル「勿論だよ、そっちこそ大丈夫なのか?」
マンルが心配するのはミク達の束縛だ旅の序盤は本当にやばかったので、マンルも一目惚れだけでよかったと思うほどだったしかし中盤になるに連れてそれもなくなり本当の恋人同士みたいになって安心したものだ。
クロス「ああ、仲良くしてるよ。」
その言葉を聞いて安心する
マンル「そうか、大切にしろよ」
クロス「おうよ!」
そう言って拳で相手の拳に当てる本当にいい仲間に会えた
僕はこれからもこの事を忘れはしないだろう。
それからも酒を交わしながら色々な話をした、主に冒険の話だがそれでも楽しかった。
そして数時間後
クロス「また会おうぜ!相棒!」
マンル「そっちこそ!じゃあな相棒!」
こうして僕達は帰る愛すべき家族の元に
————————————————————
エンディング4
最高の仲間
これ以上IFルートを書くとやばいなと思ったので、今回は1話完結を目指して結構短縮しました。
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