24 / 84
中章~2人の過去~
第22話 親善試合
しおりを挟む
勇者マンルとの一悶着の後、2人は国王の執務室に向かった。
————————————————————
国王「成る程、無事証拠は集まったようだな。」
国王は書類整理を一旦宰相に預け、クロス達の話を聞いていた。
クロス「はい、国王様と王妃様、宰相様のお力添えのお陰で無事ここまで計画が進むことができました。」
クロスの言っていることは事実で、
普通の人間は魔道具の水晶等を持つことはできない、
しかし今回は娘のフローズの件もあるため、特別に貸してもらえたのだ。
フローズ「これで、勇者マンルとの婚約は確実に無くなりました。」
これにより、マンルがフローズとの約束を破ったことがわかり、こちらが有利に動く、しかし
王妃「後は聖教会とあいつの親達ね」
クロス「それと彼の能力です。」
そう、たとえ今回の件が終わったとしても、聖教会の者達やマンルの両親が難癖をつけてこちらに抗議してくるだろう。
さらにマンルは魅了能力を持っているため、フローズは助かっても
クロスの元婚約者達や他の女性達が救われず
さらに言えば、このまま魔王討伐に行ってしまえば他の国々でも多大な被害が出る、それが問題だ。
国王「ふーむ、面倒くさい敵じゃのう」
罰することや、聖教会やマンルの両親等
様々な問題が重なる、勇者というのはそれ程までに厄介なのだ。
国王は先程王妃からもらったコーヒーを飲むとふーとため息をこぼした。
勇者がここまで屑でなければこのようなことはならなかった、仕事も普段の倍以上増え、こちらとしてもそろそろ限界があった。
フローズ「それでしたら、つい先程良い作戦を思いつきました。」
国王「良い作戦とな?」
フローズ「はい」
王妃「それは一体なんなのフローズ?」
国王と王妃はフローズのその作戦に興味津々だ、クロスは知っているのか黙っている。
フローズはゆっくりと口を開きその作戦を説明した。
————————————————————
数日後マンル宅にて
そこにはフローズの元友人やクロスの元婚約者達など、勇者マンルに奪われた女性達が50人暮らしていた。
マンルの能力は絶大で、例えるとするならば、
コンコン
マンル「入れ」
がちゃ
ミク「失礼します、マン.....すいませんお楽しみでしたか♪」
マンル「いや構わないよ、そうだよね」
メミル「はぁはぁ、ええ....だ、大丈夫...よ❤️」
昔のミクならばクロスと他の女性がいたらたとえ義姉でも容赦なく迫ってきたが。
メミル「おはよう、ミク、今日は朝からどうしたの?」
魅了とはいえ好きな相手が他の女性と交わってる姿を見ても特に気にしておらず、寧ろ当たり前のようにしている。
マンルの能力は相手を魅了する、つまり相手を自分の思い通りの人格にも変えることができる、最初の頃は、昔と同じような束縛があったと思うが今はその影もない。
生まれたての状態で話をするメミル、どうやらこれが日常らしい
ミク「あ、そうそう、マンルに手紙が届いているよ!」
マンル「....僕に手紙?...まさか!」
急いでミクのそばに行き手紙を貰う
そしてその内容は
メミル「なんて書いてあるの?」
メミルが聞くとマンルはにやけながら
2人に言う。
マンル「親善試合の招待状だよ」
~数時間後~
マンルは自分の婚約者達全員を連れて闘技場に足に運んだ、手紙には
"闘技場にて国民全員の前で戦う"と
書かれており、そのため連れてこれる者達は全員連れてきた。
宰相「お待ちしておりました、勇者マンル様とその婚約者の皆様、ではこちらにてご案内いたします。」
マンル「うむ」
そう言って案内をする、少しして別れ道があり
宰相「勇者様はこのまま真っ直ぐにお進みください、他の皆様はこちらにてご観覧ください。」
マンル「わかった」
ミク「マンル頑張ってね!」
メミル「あんなゴミクズ、さっさとやっちゃってね!」
セシル「勝って屋敷に戻ったら、次は私ね❤️」
他の女性達も似たような事を言いながら去っていく、そして1人になってマンルは
マンル「フローズ、君が僕よりあんな奴を選んだ罰を与えてやる!!」
とても勇者とは思えない程の憎しみの顔になっていた
————————————————————
闘技場内~国王サイド~
国王「ついにこの日が来たか」
王妃「貴方ならきっと勝てると信じていますよ」
フローズ「本当は私も戦いたいけど」
クロス「そんな事したら国民が許さないよ、一応君は訓練してないんだから。」
闘技場内は既に盛り上がっていた
そこにはこの国以外にも近隣の村々からも見にくる人達がおり、
一種のお祭り騒ぎだ
それもそうだろう、あの勇者が戦い、
あの勇者相手が英雄と呼ばれる誰も知らない職業なのだから
そうこうしていると観客から大きな声援が聞こえる、どうやら勇者が来たようだ。
クロス「それでは行ってまいります。」
そうしてクロスは闘技場内に向かった。
————————————————————
~クロスのいた村サイド~
「おい!勇者が見えたぞ」
誰かがそう言うと勇者マンルが現れた、
ワァァァァァァァァァァァ!!!!!
闘技場全体を揺らす程の声援が聞こえる
「すごい声援だな」
「流石勇者様だ」
周りからはそんな声が聞こえる
しかし
村長「...................」
クロス父「...............」
クロス母「...............」
ミク父「...............」
ミク母「...............」
彼らは勇者を見てまるで親の仇のような表情で見てそして
ミク「マンルー!頑張ってー!」
メミル「マンルー!かっこいいよー!」
セシル「マンルー!マンルー!」
クロスを裏切った彼女達とマンルを応援している女性達を見下しながら黙って見ていた。
そうこうしているうちに英雄側が現れたそして
どよどよ
「おいあれって」
「ああ、たまに王女様と一緒にいた奴」
「そうそう、あと、めっちゃいい奴」
王国に住んでいる者達の何人かは知っているようだ。
村長「あれは、まさか!」
クロス父「嘘だろ」
クロス母「そんな!」
ミク父「これが運命か」
ミク母「来て良かったかもしれないわね」
村の人達
「クロスだぁーー!!!」
————————————————————
闘技場内
マンル「なんだ、逃げ出さずに来たんだ偉いね」
クロス「..........」
マンル「見てみなよ、そこに君の元婚約者達がいるよw」
クロス「.........」
マンル「よく見ておくんだね、今までは手加減していたんだ、今回は本気で行くからね?」
クロス「..........」
マンル「........。」
クロス「............」
マンル「.....なんか言ってみたらどうだい?」
マンル「負け犬君w?」
クロス「...弱い犬程よく吠えるな」
マンル「は?」
クロス「その程度でキレると思ったのか?」
マンル「なんだと?」ピキッ
国王「皆の者よくぞ来てくれた!」
クロスとマンルが話している間に国王が闘技場祭壇に立っていた
そこには王妃と王女もいた
国王「此度の戦いは、この国に伝説の職業"英雄"が現れた事によるものだ!」
国王「英雄とは女神様により選ばれし勇者様と違い人間が生み出した職業だ!」
国王「よって私は思った"どちらが強いのかと"」
国王「この戦いはそのためにある!」
国王「2人共全力で戦ってくれ!」
流石は国王様見事な説明だ、これなら誰でも納得できる筈だ。
クロス.マンル
「は!」
2人で答えるその後王妃と王女がやってきて
王妃「楽しみにしていますよクロス」
クロス「はい!ご期待に応えられるよう精進して参ります!」
王妃はマンルを無視してクロスのところにだけ来た。
マンル「ギリッ」
マンルの顔がどんどん醜くなる、それ程までにクロスのことが憎いのだろう。
そんな中
フローズ「クロスー!頑張ってー!」
いきなり王女が英雄をしかも名指しで応援したことにより
国民
「え?」
フローズ「あ」
クロス「.......あほ」はぁ
国民は動揺、クロスは呆れて、フローズはやっちまったと冷汗をかいている
マンル「...........ふざけるな」
マンルは暴走寸前だった。
国王「それでは!これより、勇者対英雄の対決だ!」
静寂の中みんなが固唾を飲んだ、この間僅か2秒弱、国民はそれが無限に感じるほど緊迫した状況下だった。
そして
国王「はじめ!!」
勇者と英雄の戦いが始まった。
————————————————————
中章→最終章~勇者が残したもの~
————————————————————
国王「成る程、無事証拠は集まったようだな。」
国王は書類整理を一旦宰相に預け、クロス達の話を聞いていた。
クロス「はい、国王様と王妃様、宰相様のお力添えのお陰で無事ここまで計画が進むことができました。」
クロスの言っていることは事実で、
普通の人間は魔道具の水晶等を持つことはできない、
しかし今回は娘のフローズの件もあるため、特別に貸してもらえたのだ。
フローズ「これで、勇者マンルとの婚約は確実に無くなりました。」
これにより、マンルがフローズとの約束を破ったことがわかり、こちらが有利に動く、しかし
王妃「後は聖教会とあいつの親達ね」
クロス「それと彼の能力です。」
そう、たとえ今回の件が終わったとしても、聖教会の者達やマンルの両親が難癖をつけてこちらに抗議してくるだろう。
さらにマンルは魅了能力を持っているため、フローズは助かっても
クロスの元婚約者達や他の女性達が救われず
さらに言えば、このまま魔王討伐に行ってしまえば他の国々でも多大な被害が出る、それが問題だ。
国王「ふーむ、面倒くさい敵じゃのう」
罰することや、聖教会やマンルの両親等
様々な問題が重なる、勇者というのはそれ程までに厄介なのだ。
国王は先程王妃からもらったコーヒーを飲むとふーとため息をこぼした。
勇者がここまで屑でなければこのようなことはならなかった、仕事も普段の倍以上増え、こちらとしてもそろそろ限界があった。
フローズ「それでしたら、つい先程良い作戦を思いつきました。」
国王「良い作戦とな?」
フローズ「はい」
王妃「それは一体なんなのフローズ?」
国王と王妃はフローズのその作戦に興味津々だ、クロスは知っているのか黙っている。
フローズはゆっくりと口を開きその作戦を説明した。
————————————————————
数日後マンル宅にて
そこにはフローズの元友人やクロスの元婚約者達など、勇者マンルに奪われた女性達が50人暮らしていた。
マンルの能力は絶大で、例えるとするならば、
コンコン
マンル「入れ」
がちゃ
ミク「失礼します、マン.....すいませんお楽しみでしたか♪」
マンル「いや構わないよ、そうだよね」
メミル「はぁはぁ、ええ....だ、大丈夫...よ❤️」
昔のミクならばクロスと他の女性がいたらたとえ義姉でも容赦なく迫ってきたが。
メミル「おはよう、ミク、今日は朝からどうしたの?」
魅了とはいえ好きな相手が他の女性と交わってる姿を見ても特に気にしておらず、寧ろ当たり前のようにしている。
マンルの能力は相手を魅了する、つまり相手を自分の思い通りの人格にも変えることができる、最初の頃は、昔と同じような束縛があったと思うが今はその影もない。
生まれたての状態で話をするメミル、どうやらこれが日常らしい
ミク「あ、そうそう、マンルに手紙が届いているよ!」
マンル「....僕に手紙?...まさか!」
急いでミクのそばに行き手紙を貰う
そしてその内容は
メミル「なんて書いてあるの?」
メミルが聞くとマンルはにやけながら
2人に言う。
マンル「親善試合の招待状だよ」
~数時間後~
マンルは自分の婚約者達全員を連れて闘技場に足に運んだ、手紙には
"闘技場にて国民全員の前で戦う"と
書かれており、そのため連れてこれる者達は全員連れてきた。
宰相「お待ちしておりました、勇者マンル様とその婚約者の皆様、ではこちらにてご案内いたします。」
マンル「うむ」
そう言って案内をする、少しして別れ道があり
宰相「勇者様はこのまま真っ直ぐにお進みください、他の皆様はこちらにてご観覧ください。」
マンル「わかった」
ミク「マンル頑張ってね!」
メミル「あんなゴミクズ、さっさとやっちゃってね!」
セシル「勝って屋敷に戻ったら、次は私ね❤️」
他の女性達も似たような事を言いながら去っていく、そして1人になってマンルは
マンル「フローズ、君が僕よりあんな奴を選んだ罰を与えてやる!!」
とても勇者とは思えない程の憎しみの顔になっていた
————————————————————
闘技場内~国王サイド~
国王「ついにこの日が来たか」
王妃「貴方ならきっと勝てると信じていますよ」
フローズ「本当は私も戦いたいけど」
クロス「そんな事したら国民が許さないよ、一応君は訓練してないんだから。」
闘技場内は既に盛り上がっていた
そこにはこの国以外にも近隣の村々からも見にくる人達がおり、
一種のお祭り騒ぎだ
それもそうだろう、あの勇者が戦い、
あの勇者相手が英雄と呼ばれる誰も知らない職業なのだから
そうこうしていると観客から大きな声援が聞こえる、どうやら勇者が来たようだ。
クロス「それでは行ってまいります。」
そうしてクロスは闘技場内に向かった。
————————————————————
~クロスのいた村サイド~
「おい!勇者が見えたぞ」
誰かがそう言うと勇者マンルが現れた、
ワァァァァァァァァァァァ!!!!!
闘技場全体を揺らす程の声援が聞こえる
「すごい声援だな」
「流石勇者様だ」
周りからはそんな声が聞こえる
しかし
村長「...................」
クロス父「...............」
クロス母「...............」
ミク父「...............」
ミク母「...............」
彼らは勇者を見てまるで親の仇のような表情で見てそして
ミク「マンルー!頑張ってー!」
メミル「マンルー!かっこいいよー!」
セシル「マンルー!マンルー!」
クロスを裏切った彼女達とマンルを応援している女性達を見下しながら黙って見ていた。
そうこうしているうちに英雄側が現れたそして
どよどよ
「おいあれって」
「ああ、たまに王女様と一緒にいた奴」
「そうそう、あと、めっちゃいい奴」
王国に住んでいる者達の何人かは知っているようだ。
村長「あれは、まさか!」
クロス父「嘘だろ」
クロス母「そんな!」
ミク父「これが運命か」
ミク母「来て良かったかもしれないわね」
村の人達
「クロスだぁーー!!!」
————————————————————
闘技場内
マンル「なんだ、逃げ出さずに来たんだ偉いね」
クロス「..........」
マンル「見てみなよ、そこに君の元婚約者達がいるよw」
クロス「.........」
マンル「よく見ておくんだね、今までは手加減していたんだ、今回は本気で行くからね?」
クロス「..........」
マンル「........。」
クロス「............」
マンル「.....なんか言ってみたらどうだい?」
マンル「負け犬君w?」
クロス「...弱い犬程よく吠えるな」
マンル「は?」
クロス「その程度でキレると思ったのか?」
マンル「なんだと?」ピキッ
国王「皆の者よくぞ来てくれた!」
クロスとマンルが話している間に国王が闘技場祭壇に立っていた
そこには王妃と王女もいた
国王「此度の戦いは、この国に伝説の職業"英雄"が現れた事によるものだ!」
国王「英雄とは女神様により選ばれし勇者様と違い人間が生み出した職業だ!」
国王「よって私は思った"どちらが強いのかと"」
国王「この戦いはそのためにある!」
国王「2人共全力で戦ってくれ!」
流石は国王様見事な説明だ、これなら誰でも納得できる筈だ。
クロス.マンル
「は!」
2人で答えるその後王妃と王女がやってきて
王妃「楽しみにしていますよクロス」
クロス「はい!ご期待に応えられるよう精進して参ります!」
王妃はマンルを無視してクロスのところにだけ来た。
マンル「ギリッ」
マンルの顔がどんどん醜くなる、それ程までにクロスのことが憎いのだろう。
そんな中
フローズ「クロスー!頑張ってー!」
いきなり王女が英雄をしかも名指しで応援したことにより
国民
「え?」
フローズ「あ」
クロス「.......あほ」はぁ
国民は動揺、クロスは呆れて、フローズはやっちまったと冷汗をかいている
マンル「...........ふざけるな」
マンルは暴走寸前だった。
国王「それでは!これより、勇者対英雄の対決だ!」
静寂の中みんなが固唾を飲んだ、この間僅か2秒弱、国民はそれが無限に感じるほど緊迫した状況下だった。
そして
国王「はじめ!!」
勇者と英雄の戦いが始まった。
————————————————————
中章→最終章~勇者が残したもの~
11
お気に入りに追加
2,954
あなたにおすすめの小説

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

【完結】クビだと言われ、実家に帰らないといけないの?と思っていたけれどどうにかなりそうです。
まりぃべる
ファンタジー
「お前はクビだ!今すぐ出て行け!!」
そう、第二王子に言われました。
そんな…せっかく王宮の侍女の仕事にありつけたのに…!
でも王宮の庭園で、出会った人に連れてこられた先で、どうにかなりそうです!?
☆★☆★
全33話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
読んでいただけると嬉しいです。

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位

私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる