幼馴染み達が寝取られたが,別にどうでもいい。

みっちゃん

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プロローグ

第3話 そして,1年後

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あの日から約1年が経った,最初の頃は毎週のごとく手紙が届き,主に勇者への悪口だった。
"勇者に変な目で見られる""早く貴方に会いたい"
これがほとんどだった。
しかし,2~3ヶ月が過ぎると,だんだんと勇者を様と呼ぶようになり,
"勇者様に助けてもらった""勇者様はとても優しい"等自分の名前が出てこなくなっていき、
 半年を過ぎると手紙は来なくなった。

~彼女達が手紙を渡さなくなってさらに半年~

クロスのいる村

クロス「zzzz.....」
クロス「zz...」
クロス「フガッ」
クロス「..........」
クロス(寝てしまったか。)
クロス(しかし、ひさしぶりに手紙が届いたと思ったら,本格的に魔王討伐に行く前に村のみんなに会いたいとは,"俺"にではないのか?)

そう村に手紙が届きその中身を見たら、王国から勇者と彼女達が魔王討伐のために一旦村に帰って皆んなに会ってから行きたいと書いてあった,クロスの家族とミクの家族は娘が帰ってくると知り朝から腕によりをかけて準備している。他の人達も歓迎のための準備をしている。
そして俺はと言うと,村の入り口で皆んなの帰りを待っていたのだが、暇すぎてうたた寝してしまった。

クロス(だっていきなり帰ってくると言われても、何も準備してなかったし、義両親からただここで婚約者を待ってろと言われても、待ってても眠いし💤)

そしてまた寝てしまった。

「なんでこんなところで寝てるの?」

クロス「ん?」

目を開けるとそこには約1年ぶりに再会した幼馴染みと義姉妹,そして勇者がいた。

メミル「久しぶりね、相変わらず暇そうでいいわね?」

セシル「本当、なんでこんな奴が義理でも兄なんだろう。」

頭がまだ醒めてないのか?彼女達がこんなこと言うなんて,

ミク「何よ?早く案内してちょうだい?私達暇じゃないんだけど?」

クロス「あ,ああ」

戸惑いすぎて、本当に彼女達なのか疑ったが、長年一緒にいた仲だ間違えるはずがない,彼女達は本物だこの1年で彼女達は変わってしまったのだ,そう戸惑っていると、

マンル「何をしているのかな?」

そうマンルに言われた、マンルの顔はとてもニヤけており、まるで今の俺の状況を楽しんでいるようだった。
このままだと何を言われるか分からないので,とりあえず歓迎会の会場まで案内した。
その歩いている最中も俺に話しかけることはなく、何故かマンルにベッタリで楽しそうに話していた,俺が何か彼女達に言おうとすると冷たい目で見られたり、舌打ちされたり無視されたりした。
その時も勇者はずっと俺を馬鹿にするような目で見て彼女達の身体を必要以上に触っていた。
今までの彼女達なら他の男に触れたら嫌がっていたのに、今の彼女達は頬を紅くし時折「あっ」「んんっ」とあからさまに感じているような声を出し,とても喜んでいた。

クロス「..........」

広場に案内すると,村長達は待っており、

村長「よくぞ来てくださいました。この度はわざわざこのような場所に来てくださり,ありがとうございます。」

マンル「別に僕はどうでもいいんだが、彼女達がどうしても皆んな会って話がしたいそうだからね、特別に行くことにしたんだ。」

村長「そうでしたが、誠にありがとうございます。」

マンル「いい,それよりも早く歓迎会を開いてくれ」

村長「はは、それでは。」

こうして勇者一行の歓迎会が始まった。


————————————————————
この後は不定期投稿になってしまいますが、必ず完結するまでは投稿するので暖かく目で見守ってください。
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