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中章 高校生編 ~変化~
第24話 綻(ほころ)び
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結局あの後サユが帰って来たのは夕方ごろだった
LINEの通知音が聞こえ内容を確認すると
あの後あいつらと一緒にレストランに行った様だった
一応断ったのだが、何故か行く事になり
無理矢理連れて行かれたのだそうだ
サトル(サユ…大丈夫かな?)
部屋を確認したいが、もし着替えていたら
変態扱いされてしまう為こうしてLINEで
やりとりしている
サトル(あいつの事だからすぐに俺の部屋に来ると思ったが…まぁ…そんな日もあるだろ)
特に気にすることもなく、取り敢えず無事に家に着いた事に安堵する
今日の所はこんな所で十分だろう、一先ず
携帯をズボンのポケットに入れて下に降りる
サトル母「あ!やっと起きた、ほらご飯にするから準備手伝って」
サトル「はーい」
そう言ってサトルは夕食の準備をする
——————————————————————
夕食後、風呂に入って寝る準備をしている頃
机の上に置いていた携帯が鳴る
サトル「誰からだ?」
そう言って見るとサユからだった
『今、大丈夫?』
サトル「ああ、大丈夫だよ」
そうすると先程と違いすぐに既読がつく
『良かったぁ、私サトル君と一緒にいられなくて寂しかったから』
サトル「…それならすぐに俺の部屋にくれば良かったじゃないか?」
いつもなら許可なく勝手に入ってくるのに
今日はそうしなかった、その理由を遠回しに聞く
『…ノリオ君っているじゃん』
サトル「…ああ」
心臓の鼓動が速くなる、最悪の事態を考えてしまう
サトル(考えるな、たった1日でそうなるなんて、漫画…R18の見過ぎだ)
それでも思ってしまうのは、仕方ない事だろう、しかし帰ってきた返信はそんな考えが
馬鹿みたいに感じる内容だった
『あの人、香水が臭くて臭いが染み付いて、それを落とすのに時間がかかったから
(≧∀≦)\』
サトル「…はあ」
なんだそう言うことか、てことはつまり
サトル「そんな匂いの状態のまま来たくないから、来なかった…と?」
サユ「そゆこと」ガラッ
サトル「携帯弄りながら来るなよ、落ちるぞ?」
サユ「大丈夫だって落ちるほどの幅じゃないし」ボスッ
サユ「あー、落ち着くー」布団包まり
サトル「どさくさに紛れて何やってるのよ」ガシ
サユ「良いじゃん別に、減るもんじゃないし」
サトル「俺のライフが減る」
サユ「次回、サトル死す、○ゅえるスタンバイ」
サトル「やめれ」
そう言ってサトルは安心する
良かった、いつものサユだ当たり前だが
たった1日別々になっただけでここまで心配してしまうなんて、それ程までにサユが好きなのだと改めて感じた
——————————————————————
チサト「そっか…何もなければ良かったんだ。」
サユ「ごめんね、心配かけて」
サトル「いや、俺達も酷い事をした、すまなかった」
サユ「サトル君が謝る事じゃないよ!…でも、ありがとう心配してくれて」
サトル「…当たり前だろ」
翌朝、サトル達はいつも通り登校していた
チサトはLINEで教えていたが、確認のため
先程もう一度聞いたのだ
サトル「でも、気をつけないとな」
サユ「?…何に?」
サトル「ノリオ達の事だよ、初対面の人間にあそこまでやったんだ、今後はもっと大変な事になりそうだよ」
サユ「…流石にそこまではならn「おーい!サユちゃーん!」…え?」
そんな話をしていると後ろから噂の人の声が聞こえる、振り返るとそこにはノリオ達がいた
ノリオはまるでサトルとチサトが見えないかのように無理矢理割り込んできてサユに話しかける
ノリオ「サユちゃんおはよう!1人?一緒に行こうよ!」ガシッ
サユ「え!?ちょ…待っ…」
ミアシタ「あ、いいねぇ、行こ行こ」
アユミ「女の子が1人増えたから嬉しいわぁ」
タケシ「そうなのか?」
ヒロシ「そんなもんだろ、行こうぜ」
そう言ってサユの話を全く聞かずに無理矢理連れて行こうとする
流石に目の前でそんな事が起きたのに昨日の様に無視はできない
サトル「ちょっと待てよ!」
サトルは声を上げて勝手に行くノリオ達に声をかけた
ノリオ「んあ?誰君?邪魔だからあっち行ってて」
ミアシタ「てか、気持ち悪い話しかけてこないで」
アユミ「うわ、明らかに悪そうな顔、怖ーい」
タケシ「陰キャが、馴れ馴れしいんだよ」
ヒロシ「うざ、話しかけてくんなよ」
明らかに態度が違う事に更に怒りが増すが、小学生の頃と違い暴力沙汰は危ない
取り敢えず、言葉で説得する
サトル「彼女が嫌がっているだろ?良いからその手を離せよ」ガシッ
そう言ってノリオの手を離そうと掴むと
ノリオ「気安く触ってんじゃねぇよ!」バギッ
サトル「ガハァ」ドサ
サユ「サトル君!?」
チサト「サトル!大丈夫か!?」
殴られた反動で倒れる、サユはノリオに捕まっている為動けず、チサトが側による
タケシ「おいおいw大丈夫か?w」
ヒロシ「ママに助けを求めるかwwww」
アユミ「きゃは!なにそれ、ウケるwww」
ミアシタ「ママー助けてーってwww」
ノリオの周りにいた奴らは止めようともせず寧ろ見下しながら笑っていた
まるで自分達が良いことをしたかのように
サトル(糞野郎共め…もう我慢ならねぇ)ブチッ
クラスの上位にいる人間は大抵自分達が楽しければ他が苦しんでもなんとも思わない屑が多い、そんな奴らにサユが、自分の彼女が目をつけられたのだ
サトルはノリオを睨みつけながら右手で拳を作る
先程は暴力沙汰は駄目だと言ったが、こんな屑にそんな常識は通用しない
なら口でわからないなら、その体で教えるしかない
サトル「調子にn「調子に乗るんじゃねぇぞ!ゴラァ!!!」…え?」
サトルが叫ぼうとすると隣で知らない女性が叫んでいた
サトル「…え?」キョトン
なにが起きたのか分からず唖然としていると
バギッと鈍い音が聞こえる
ノリオ「グフッ」バギィ
タケシ「ノリオ!…テメー!」
ヒロシ「タケシ!待て!」
ノリオが金髪の女性に殴られて倒れると
タケシはその女性に殴りにかかる
ヒロシはそれを止めるが、既に遅く
「ふん!」
タケシ「ゴハァ!?」ドゴッ
腹パン1発でダウンした
ヒロシ「タケシ!」
アユミ「ひ…ひい」
ミアシタ「お…覚えときなさいよ!」
そう言って、アユミ達はノリオ、タケシを立ち上がらせて、その場から去る
サトル(な…なんだ、なにが起きたんだ?)
唐突に事が起きて、頭の思考が遅れる
一旦整理する
サトル(俺はサユとチサトと一緒に登校していた、そしたらノリオ達がやって来てサユを連れて行こうとする、それを止めようと動くけど殴られて、やり返そうとしたら…)ちら
「?」
サトル(この長髪の金髪の女性に助けてもらった…と)
とても単純な事だが、いきなり現れたこの女性のせいで、思考が乱れてしまった
サトル(兎に角、お礼を言わないと)
そう思って立ち上がろうとすると不意に足元にある物に気づく
サトル「…カツラ?」
それを手に取り立ち上がる
「ありがとう、ついカッとなってやっちゃった」パサ
金髪を纏めて綺麗にカツラの中に入れる
…すると
サトル「え?チサト?」
チサト「なんだよ?…あ」
ようやく気が付いたようで驚く
サユ「え?チサトちゃん髪染めてたの?」
サトル「サユ!大丈夫か!?」
サユがこちらに来たので安否を確認する
サユはこくんと頷くと、再びチサトの方に顔を向ける
チサト「…まぁ…ちょっと…な」
そう言うとチサトは暗い顔になる
そんな状態で何故染めたのかを聞くのは野暮だろう
サトル「…取り敢えず、その話は話せる時に話してくれ」
チサト「…わかった」
サユ「………」
サトル「…取り敢えず、学校に行こう、
あいつらもいるから何をしでかすか分からないから気をつけて行こう」
サユ「…うん」
チサト「ああ」
そう言って3人は学校に向かって歩き出す
——————————————————————
やっぱり、キツイかもしれません。
ですが出来る限り頑張ります。
毎日投稿はすいません、まだ出来ません。
LINEの通知音が聞こえ内容を確認すると
あの後あいつらと一緒にレストランに行った様だった
一応断ったのだが、何故か行く事になり
無理矢理連れて行かれたのだそうだ
サトル(サユ…大丈夫かな?)
部屋を確認したいが、もし着替えていたら
変態扱いされてしまう為こうしてLINEで
やりとりしている
サトル(あいつの事だからすぐに俺の部屋に来ると思ったが…まぁ…そんな日もあるだろ)
特に気にすることもなく、取り敢えず無事に家に着いた事に安堵する
今日の所はこんな所で十分だろう、一先ず
携帯をズボンのポケットに入れて下に降りる
サトル母「あ!やっと起きた、ほらご飯にするから準備手伝って」
サトル「はーい」
そう言ってサトルは夕食の準備をする
——————————————————————
夕食後、風呂に入って寝る準備をしている頃
机の上に置いていた携帯が鳴る
サトル「誰からだ?」
そう言って見るとサユからだった
『今、大丈夫?』
サトル「ああ、大丈夫だよ」
そうすると先程と違いすぐに既読がつく
『良かったぁ、私サトル君と一緒にいられなくて寂しかったから』
サトル「…それならすぐに俺の部屋にくれば良かったじゃないか?」
いつもなら許可なく勝手に入ってくるのに
今日はそうしなかった、その理由を遠回しに聞く
『…ノリオ君っているじゃん』
サトル「…ああ」
心臓の鼓動が速くなる、最悪の事態を考えてしまう
サトル(考えるな、たった1日でそうなるなんて、漫画…R18の見過ぎだ)
それでも思ってしまうのは、仕方ない事だろう、しかし帰ってきた返信はそんな考えが
馬鹿みたいに感じる内容だった
『あの人、香水が臭くて臭いが染み付いて、それを落とすのに時間がかかったから
(≧∀≦)\』
サトル「…はあ」
なんだそう言うことか、てことはつまり
サトル「そんな匂いの状態のまま来たくないから、来なかった…と?」
サユ「そゆこと」ガラッ
サトル「携帯弄りながら来るなよ、落ちるぞ?」
サユ「大丈夫だって落ちるほどの幅じゃないし」ボスッ
サユ「あー、落ち着くー」布団包まり
サトル「どさくさに紛れて何やってるのよ」ガシ
サユ「良いじゃん別に、減るもんじゃないし」
サトル「俺のライフが減る」
サユ「次回、サトル死す、○ゅえるスタンバイ」
サトル「やめれ」
そう言ってサトルは安心する
良かった、いつものサユだ当たり前だが
たった1日別々になっただけでここまで心配してしまうなんて、それ程までにサユが好きなのだと改めて感じた
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チサト「そっか…何もなければ良かったんだ。」
サユ「ごめんね、心配かけて」
サトル「いや、俺達も酷い事をした、すまなかった」
サユ「サトル君が謝る事じゃないよ!…でも、ありがとう心配してくれて」
サトル「…当たり前だろ」
翌朝、サトル達はいつも通り登校していた
チサトはLINEで教えていたが、確認のため
先程もう一度聞いたのだ
サトル「でも、気をつけないとな」
サユ「?…何に?」
サトル「ノリオ達の事だよ、初対面の人間にあそこまでやったんだ、今後はもっと大変な事になりそうだよ」
サユ「…流石にそこまではならn「おーい!サユちゃーん!」…え?」
そんな話をしていると後ろから噂の人の声が聞こえる、振り返るとそこにはノリオ達がいた
ノリオはまるでサトルとチサトが見えないかのように無理矢理割り込んできてサユに話しかける
ノリオ「サユちゃんおはよう!1人?一緒に行こうよ!」ガシッ
サユ「え!?ちょ…待っ…」
ミアシタ「あ、いいねぇ、行こ行こ」
アユミ「女の子が1人増えたから嬉しいわぁ」
タケシ「そうなのか?」
ヒロシ「そんなもんだろ、行こうぜ」
そう言ってサユの話を全く聞かずに無理矢理連れて行こうとする
流石に目の前でそんな事が起きたのに昨日の様に無視はできない
サトル「ちょっと待てよ!」
サトルは声を上げて勝手に行くノリオ達に声をかけた
ノリオ「んあ?誰君?邪魔だからあっち行ってて」
ミアシタ「てか、気持ち悪い話しかけてこないで」
アユミ「うわ、明らかに悪そうな顔、怖ーい」
タケシ「陰キャが、馴れ馴れしいんだよ」
ヒロシ「うざ、話しかけてくんなよ」
明らかに態度が違う事に更に怒りが増すが、小学生の頃と違い暴力沙汰は危ない
取り敢えず、言葉で説得する
サトル「彼女が嫌がっているだろ?良いからその手を離せよ」ガシッ
そう言ってノリオの手を離そうと掴むと
ノリオ「気安く触ってんじゃねぇよ!」バギッ
サトル「ガハァ」ドサ
サユ「サトル君!?」
チサト「サトル!大丈夫か!?」
殴られた反動で倒れる、サユはノリオに捕まっている為動けず、チサトが側による
タケシ「おいおいw大丈夫か?w」
ヒロシ「ママに助けを求めるかwwww」
アユミ「きゃは!なにそれ、ウケるwww」
ミアシタ「ママー助けてーってwww」
ノリオの周りにいた奴らは止めようともせず寧ろ見下しながら笑っていた
まるで自分達が良いことをしたかのように
サトル(糞野郎共め…もう我慢ならねぇ)ブチッ
クラスの上位にいる人間は大抵自分達が楽しければ他が苦しんでもなんとも思わない屑が多い、そんな奴らにサユが、自分の彼女が目をつけられたのだ
サトルはノリオを睨みつけながら右手で拳を作る
先程は暴力沙汰は駄目だと言ったが、こんな屑にそんな常識は通用しない
なら口でわからないなら、その体で教えるしかない
サトル「調子にn「調子に乗るんじゃねぇぞ!ゴラァ!!!」…え?」
サトルが叫ぼうとすると隣で知らない女性が叫んでいた
サトル「…え?」キョトン
なにが起きたのか分からず唖然としていると
バギッと鈍い音が聞こえる
ノリオ「グフッ」バギィ
タケシ「ノリオ!…テメー!」
ヒロシ「タケシ!待て!」
ノリオが金髪の女性に殴られて倒れると
タケシはその女性に殴りにかかる
ヒロシはそれを止めるが、既に遅く
「ふん!」
タケシ「ゴハァ!?」ドゴッ
腹パン1発でダウンした
ヒロシ「タケシ!」
アユミ「ひ…ひい」
ミアシタ「お…覚えときなさいよ!」
そう言って、アユミ達はノリオ、タケシを立ち上がらせて、その場から去る
サトル(な…なんだ、なにが起きたんだ?)
唐突に事が起きて、頭の思考が遅れる
一旦整理する
サトル(俺はサユとチサトと一緒に登校していた、そしたらノリオ達がやって来てサユを連れて行こうとする、それを止めようと動くけど殴られて、やり返そうとしたら…)ちら
「?」
サトル(この長髪の金髪の女性に助けてもらった…と)
とても単純な事だが、いきなり現れたこの女性のせいで、思考が乱れてしまった
サトル(兎に角、お礼を言わないと)
そう思って立ち上がろうとすると不意に足元にある物に気づく
サトル「…カツラ?」
それを手に取り立ち上がる
「ありがとう、ついカッとなってやっちゃった」パサ
金髪を纏めて綺麗にカツラの中に入れる
…すると
サトル「え?チサト?」
チサト「なんだよ?…あ」
ようやく気が付いたようで驚く
サユ「え?チサトちゃん髪染めてたの?」
サトル「サユ!大丈夫か!?」
サユがこちらに来たので安否を確認する
サユはこくんと頷くと、再びチサトの方に顔を向ける
チサト「…まぁ…ちょっと…な」
そう言うとチサトは暗い顔になる
そんな状態で何故染めたのかを聞くのは野暮だろう
サトル「…取り敢えず、その話は話せる時に話してくれ」
チサト「…わかった」
サユ「………」
サトル「…取り敢えず、学校に行こう、
あいつらもいるから何をしでかすか分からないから気をつけて行こう」
サユ「…うん」
チサト「ああ」
そう言って3人は学校に向かって歩き出す
——————————————————————
やっぱり、キツイかもしれません。
ですが出来る限り頑張ります。
毎日投稿はすいません、まだ出来ません。
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