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第4章~魔王討伐~
第184話 魔王軍対人類連合軍
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~魔王城前~
約20kmを行軍し、途中何度も襲われながらも勇者一行を率いる王国軍は無事に魔王城前まで到着した。
「…物凄い数だな」
「はい…」
クロウの言葉にリュークは頷く。
魔王城前には数え切れない程の魔物達がコチラを待ち構えていた。
「兵士の話しによると約10万だそうです」
「10万!?」
「そりゃあ世界征服?滅ぼす?…まぁどちらにせよ全世界に喧嘩をふっかけて来た奴だむしろ少ない方だろ」
メイディはリュークとクロウに敵の兵力を教えてくれた。
ミリティア王国は領土の関係上1万人が限界だった、他の同盟国やこの世界の危機に助けに来てくれる国が来なければ約10倍の敵に立ち向かう事になる。
「皆さんご安心ください、我々だけで戦う事はないようですよ?」
「え?」
フィオナはそう言うと視線を別の方向に向ける、するとミリティア王国とは違う旗の軍勢が来てくれた。
「オースロン王国!来てくれたのね!」
「オースロン…隣国の国か!」
メジーナとエムルは援軍が来てくれた事に驚きつつも安堵の息をこぼした、オースロン王国だけではまだまだ数が少ないがミリティア王国だけで戦う事はなくなったからだ。
「…っ!?皆さん!アチラもご覧下さい!」
「僕以外の国も沢山来ています!!!」
メイドのミサとハクアが驚きながらそう叫ぶ、無理もない、こんな事が起こるなんてそうそうないからだ。
「ゲームで行く国もあるな…」
「はい、見たことない国もかなりありますね」
クロウとリュークは旗を見ながらそう呟く、『ラグナロク•オリジン』のゲームでも国旗は出て来る、しかし旗は🚩系などが殆どでそのまんまの旗を持ちながら行軍している為、なんとか理解出来ている。
その後も続々と他国の軍隊が到着し魔物達と向かい合っている。
「フィオナ様」
「何?ソフィ?」
フィオナのメイドソフィがフィオナに声をかける。
「先程団長のヒヨナ様と兵士達の話しを聞いていたのですが、総兵力約20万の軍勢が此処に集結しているようです」
「20万!?」
ソフィの言葉にフィオナは驚く、先程は約1万人しかいなかったのに今はその約20倍の兵力が揃っているのだ。
日本の戦国時代なら20万と言うのは
豊臣秀吉の小田原征伐
徳川家康の大坂冬の陣
関ヶ原の戦いは両軍合わせての約15万
↑の事だけを考えればかなりの数だが…
「クロウは驚かないのか?」
「いや、両兵力約30万がここで対峙しているのは凄いと思う…けど"世界規模の戦争でこの程度"なのか?」
「え?」
「いや、大東亜戦争での大日本帝国軍の総兵力は約720万(諸説あり)、国の規模が違うとしても世界ともならばこのくらいはいてもおかしくはないだろ」
中世ヨーロッパの最大の戦いとも言えるタンネンベルクの戦いでさえ
約39万対約27万の約66万人の戦いだ、数が少ないと思っても仕方ないだろう。
「クロウ様…ゲームの世界に何を求めているんですか?」
「え?」
「そもそも約10万もいる魔王軍に数人で立ち向かってたんだぞ?その方がおかしいだろ?」
と、リュークとエムルにやれやれとされながらそう言われる。
確かにその通りだ、ゲームに現実を追求するのは良くない、ゲームは2次元だからこそ面白いのだ。
「それもそうだな」
「お喋りは終わったんですの?」
「ミオか…ああ終わったよ」
「じゃあ早く行こう…敵さんも もう待ち切れないみたいでさ」
ミオとシャルがクロウの所に来て、敵の方へと視線を向ける、どうやら敵は早く戦いたくてウズウズしている様だ。
「分かった…でも、指示を出すのはヒヨナ団長だ、俺達はその指示に従うぞ?」
ステータス的にはクロウはチート級に強い、しかし頭は悪い、ヒヨナ団長の指示を仰ぎながら動いた方が戦いを有利に進められるだろう。
そんな事を言っていると魔物達が雄叫びを上げながらコチラに向かって攻めて来た。
「な!?」
「まだ軍議も開いてないのに!」
「リューク、エムル、諦めろ、ここまでの連合で軍議を開いた所で今みたいに相手が攻めて来るのがオチだ」
と、クロウは驚く2人に声をかける
コチラは数の上では上だが、統率力は相手の方が上だろう、戦意は高いだろうが果たして何処までいけるのか…
「クロウ様…」
「心配するなメイディ…人間はそんなに弱くない、それに勇者もいるんだ、負けはしないさ」
ただし、ノーコンテニューで、全員生存という縛りプレイをしながらという鬼畜難易度だが、今のクロウなら魔王戦前までは守れるだろう。
「さぁ…ここからは本当の地獄だ…行くぞ!!!」
その言葉を皮切りに魔王軍対人類連合軍の死闘が幕を開けた。
———————————————————————
~開戦~
約20kmを行軍し、途中何度も襲われながらも勇者一行を率いる王国軍は無事に魔王城前まで到着した。
「…物凄い数だな」
「はい…」
クロウの言葉にリュークは頷く。
魔王城前には数え切れない程の魔物達がコチラを待ち構えていた。
「兵士の話しによると約10万だそうです」
「10万!?」
「そりゃあ世界征服?滅ぼす?…まぁどちらにせよ全世界に喧嘩をふっかけて来た奴だむしろ少ない方だろ」
メイディはリュークとクロウに敵の兵力を教えてくれた。
ミリティア王国は領土の関係上1万人が限界だった、他の同盟国やこの世界の危機に助けに来てくれる国が来なければ約10倍の敵に立ち向かう事になる。
「皆さんご安心ください、我々だけで戦う事はないようですよ?」
「え?」
フィオナはそう言うと視線を別の方向に向ける、するとミリティア王国とは違う旗の軍勢が来てくれた。
「オースロン王国!来てくれたのね!」
「オースロン…隣国の国か!」
メジーナとエムルは援軍が来てくれた事に驚きつつも安堵の息をこぼした、オースロン王国だけではまだまだ数が少ないがミリティア王国だけで戦う事はなくなったからだ。
「…っ!?皆さん!アチラもご覧下さい!」
「僕以外の国も沢山来ています!!!」
メイドのミサとハクアが驚きながらそう叫ぶ、無理もない、こんな事が起こるなんてそうそうないからだ。
「ゲームで行く国もあるな…」
「はい、見たことない国もかなりありますね」
クロウとリュークは旗を見ながらそう呟く、『ラグナロク•オリジン』のゲームでも国旗は出て来る、しかし旗は🚩系などが殆どでそのまんまの旗を持ちながら行軍している為、なんとか理解出来ている。
その後も続々と他国の軍隊が到着し魔物達と向かい合っている。
「フィオナ様」
「何?ソフィ?」
フィオナのメイドソフィがフィオナに声をかける。
「先程団長のヒヨナ様と兵士達の話しを聞いていたのですが、総兵力約20万の軍勢が此処に集結しているようです」
「20万!?」
ソフィの言葉にフィオナは驚く、先程は約1万人しかいなかったのに今はその約20倍の兵力が揃っているのだ。
日本の戦国時代なら20万と言うのは
豊臣秀吉の小田原征伐
徳川家康の大坂冬の陣
関ヶ原の戦いは両軍合わせての約15万
↑の事だけを考えればかなりの数だが…
「クロウは驚かないのか?」
「いや、両兵力約30万がここで対峙しているのは凄いと思う…けど"世界規模の戦争でこの程度"なのか?」
「え?」
「いや、大東亜戦争での大日本帝国軍の総兵力は約720万(諸説あり)、国の規模が違うとしても世界ともならばこのくらいはいてもおかしくはないだろ」
中世ヨーロッパの最大の戦いとも言えるタンネンベルクの戦いでさえ
約39万対約27万の約66万人の戦いだ、数が少ないと思っても仕方ないだろう。
「クロウ様…ゲームの世界に何を求めているんですか?」
「え?」
「そもそも約10万もいる魔王軍に数人で立ち向かってたんだぞ?その方がおかしいだろ?」
と、リュークとエムルにやれやれとされながらそう言われる。
確かにその通りだ、ゲームに現実を追求するのは良くない、ゲームは2次元だからこそ面白いのだ。
「それもそうだな」
「お喋りは終わったんですの?」
「ミオか…ああ終わったよ」
「じゃあ早く行こう…敵さんも もう待ち切れないみたいでさ」
ミオとシャルがクロウの所に来て、敵の方へと視線を向ける、どうやら敵は早く戦いたくてウズウズしている様だ。
「分かった…でも、指示を出すのはヒヨナ団長だ、俺達はその指示に従うぞ?」
ステータス的にはクロウはチート級に強い、しかし頭は悪い、ヒヨナ団長の指示を仰ぎながら動いた方が戦いを有利に進められるだろう。
そんな事を言っていると魔物達が雄叫びを上げながらコチラに向かって攻めて来た。
「な!?」
「まだ軍議も開いてないのに!」
「リューク、エムル、諦めろ、ここまでの連合で軍議を開いた所で今みたいに相手が攻めて来るのがオチだ」
と、クロウは驚く2人に声をかける
コチラは数の上では上だが、統率力は相手の方が上だろう、戦意は高いだろうが果たして何処までいけるのか…
「クロウ様…」
「心配するなメイディ…人間はそんなに弱くない、それに勇者もいるんだ、負けはしないさ」
ただし、ノーコンテニューで、全員生存という縛りプレイをしながらという鬼畜難易度だが、今のクロウなら魔王戦前までは守れるだろう。
「さぁ…ここからは本当の地獄だ…行くぞ!!!」
その言葉を皮切りに魔王軍対人類連合軍の死闘が幕を開けた。
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~開戦~
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