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第2.5章 崩壊するゲーム
第129話 ちょっと違くない?2
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~放課後~
「リューク、少しいいか?」
「はい?なんでしょうか?」
メジーナがリュークとどこか行く前にクロウが声をかける、授業中にリュークとは話が済んでいるのでリュークは素直に応じる。
「生徒会室に来てくれないか?『今後の活動』について話し合いたいんだ」
「…わかりました、行きましょう」
そう言って2人はそそくさに移動しようとしたが彼女達に止められる。
「お待ちください、活動の話なら私達も関係ありますよね?」
「あたくし達も同行しても何も問題はありませんわよね?」
メイディは話せば理解してくれる…と言うかクロウの意見や主張を聞き入れてくれるので、基本的に頼めばなんとかなるが、問題はそれ以外だ。
「無論私もついて行くわよ?貴方と離れるのは嫌だからね?」
「ボクとの決闘もまだなんだ、終わったらすぐに出来る様に側にいるな?」
ミオの言い分確かにその通りだけど、『今後の活動』の意味はクロウとミオ達では違うので、本当は付いてきたら問題になるし、
フィオナは完全にツンデレのツンが無くなってデレだけになってしまったので、扱いづらい、
シャルはいつも通りだが、それゆえに付いてきて欲しくない。
彼女達の専属メイドであるクレイ、ソフィ、ハクアの3人はご主人様のいる所に私はいる、的な感じなので必ずついてくる。
(全く…好かれるのは正直言って嬉しいが秘密を持っているとこうも厄介な相手になるのか)
話した所で信じてもらえるわけがないが、仮に信じたとしてもこの約3年間?の物語を知っているだけでその後は知らない。
(未来を知っているのも一種の占い師の力と似ているから隣に期間限定の占い師がいる感じなのかな?)
未来予知が出来る占い師が3人にいる、ただしゲーム内の物語だけだ、学園編は約3年間と言えるが、その後のRPG編はドラ○エの様に時間の設定が曖昧で、実際どのくらいの時間が経ったのかがわからない。
(どっちみち、黙ってた方が良いのは確かなんだ、生徒会室についたら何とかしてメイディ達と離れよう)
考えてても仕方ない、取り敢えず今は生徒会室に行こう。
「分かった、じゃあリューク行こうか」
「ちょっと待ちなさいよ!」
「ん?」
リュークを連れて行こうとするとメジーナが割り込んできた。
「何?」
「わたしも行くわ、その活動にわたしも入れなさい!」
「と、言っているけど、どうするの?」
この活動のリーダーは俺じゃない、故に決めるのはリーダーであるリュークが決める事だ。
「僕は勿論良いよ、他のみんなは?」
「リューク君が良いならあたくしも構いませんわ」
「良いんじゃない?」
「リーダーが決めたんならボクは反対しないよ」
「多数決で決まりだな」
クロウ自体彼女の加入には賛成も反対もない、そもそもここにクロウが加入している時点で可笑しいし、やりたいなら勝手にやれば良いんじゃない?と思っている。
「それじゃあ改めてよろしくねメジーナ様」
「メジーナで良いわ、さぁ生徒会室に行きましょう?」
本当なら学園の案内の後に加入したりするのだが、今回はその逆になってしまった。
(まぁ生徒会室までの行き方を教えるのも案内の1つとして思っておけば良いか)
クロウはそう思うと生徒会室に向かう、リューク達もそれに続いて生徒会室に向かって行った。
その道中メジーナが他のヒロイン達と話している隙を狙ってリュークが話しかけてくる。
「クロウ様…なんかちょっと違くないですか?」
「そうだなぁなーんかちょっと違うんだよなぁ」
「「メジーナ(様)の態度」」
ゲーム本編のメジーナは初対面の人間にあんな態度は取らない、クロウは色々やらかして好感度がマイナスになった時にあの様な感じになるのだ、最初っからマイナスなのは少しおかしい。
「歴史がやっぱり少し変わっているのか?」
「そうだとしたらかなりヤバいですね」
ゲーム本編通りに進めなかった事がこう言った事に繋がったのだろうか?
今は分からないが、これまで通りにできるだけ歴史を変える様な事はしないでおこう。
——————————————————————
大学生に戻って毎日投稿したい(^◇^;)
「リューク、少しいいか?」
「はい?なんでしょうか?」
メジーナがリュークとどこか行く前にクロウが声をかける、授業中にリュークとは話が済んでいるのでリュークは素直に応じる。
「生徒会室に来てくれないか?『今後の活動』について話し合いたいんだ」
「…わかりました、行きましょう」
そう言って2人はそそくさに移動しようとしたが彼女達に止められる。
「お待ちください、活動の話なら私達も関係ありますよね?」
「あたくし達も同行しても何も問題はありませんわよね?」
メイディは話せば理解してくれる…と言うかクロウの意見や主張を聞き入れてくれるので、基本的に頼めばなんとかなるが、問題はそれ以外だ。
「無論私もついて行くわよ?貴方と離れるのは嫌だからね?」
「ボクとの決闘もまだなんだ、終わったらすぐに出来る様に側にいるな?」
ミオの言い分確かにその通りだけど、『今後の活動』の意味はクロウとミオ達では違うので、本当は付いてきたら問題になるし、
フィオナは完全にツンデレのツンが無くなってデレだけになってしまったので、扱いづらい、
シャルはいつも通りだが、それゆえに付いてきて欲しくない。
彼女達の専属メイドであるクレイ、ソフィ、ハクアの3人はご主人様のいる所に私はいる、的な感じなので必ずついてくる。
(全く…好かれるのは正直言って嬉しいが秘密を持っているとこうも厄介な相手になるのか)
話した所で信じてもらえるわけがないが、仮に信じたとしてもこの約3年間?の物語を知っているだけでその後は知らない。
(未来を知っているのも一種の占い師の力と似ているから隣に期間限定の占い師がいる感じなのかな?)
未来予知が出来る占い師が3人にいる、ただしゲーム内の物語だけだ、学園編は約3年間と言えるが、その後のRPG編はドラ○エの様に時間の設定が曖昧で、実際どのくらいの時間が経ったのかがわからない。
(どっちみち、黙ってた方が良いのは確かなんだ、生徒会室についたら何とかしてメイディ達と離れよう)
考えてても仕方ない、取り敢えず今は生徒会室に行こう。
「分かった、じゃあリューク行こうか」
「ちょっと待ちなさいよ!」
「ん?」
リュークを連れて行こうとするとメジーナが割り込んできた。
「何?」
「わたしも行くわ、その活動にわたしも入れなさい!」
「と、言っているけど、どうするの?」
この活動のリーダーは俺じゃない、故に決めるのはリーダーであるリュークが決める事だ。
「僕は勿論良いよ、他のみんなは?」
「リューク君が良いならあたくしも構いませんわ」
「良いんじゃない?」
「リーダーが決めたんならボクは反対しないよ」
「多数決で決まりだな」
クロウ自体彼女の加入には賛成も反対もない、そもそもここにクロウが加入している時点で可笑しいし、やりたいなら勝手にやれば良いんじゃない?と思っている。
「それじゃあ改めてよろしくねメジーナ様」
「メジーナで良いわ、さぁ生徒会室に行きましょう?」
本当なら学園の案内の後に加入したりするのだが、今回はその逆になってしまった。
(まぁ生徒会室までの行き方を教えるのも案内の1つとして思っておけば良いか)
クロウはそう思うと生徒会室に向かう、リューク達もそれに続いて生徒会室に向かって行った。
その道中メジーナが他のヒロイン達と話している隙を狙ってリュークが話しかけてくる。
「クロウ様…なんかちょっと違くないですか?」
「そうだなぁなーんかちょっと違うんだよなぁ」
「「メジーナ(様)の態度」」
ゲーム本編のメジーナは初対面の人間にあんな態度は取らない、クロウは色々やらかして好感度がマイナスになった時にあの様な感じになるのだ、最初っからマイナスなのは少しおかしい。
「歴史がやっぱり少し変わっているのか?」
「そうだとしたらかなりヤバいですね」
ゲーム本編通りに進めなかった事がこう言った事に繋がったのだろうか?
今は分からないが、これまで通りにできるだけ歴史を変える様な事はしないでおこう。
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大学生に戻って毎日投稿したい(^◇^;)
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