剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜

みっちゃん

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第1章 学園編の物語

第64話 男子チーム対女子チーム 1

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と言うわけで仕方なく模擬戦に参加する事になったんだが…

「リューク、君は剣を握った事はあるか?」

「はい、入学するに当たって必要最低限の心得はあります」

1番最初って滅茶苦茶弱いのがゲームの主人公だ、ここは自分が何とかするしかないな。

「クロウ様、全力で行きますからね?」

「貴方との再戦がこんな形で出来るなんて…最高ね!」

「うわぁ戦闘狂バーサーカーだぁ…」

「ばーさーかー?」

「戦う事が大好きなヤバい奴のこと」

リュークが知らないわけないと思うが一応説明する、この世界の言葉は現代日本と変わらない。

日本語の平仮名ひらがな片仮名カタカナ、アラビア数字(1~9の事)、ローマ字の4つで構成されている。

だからこそ火をfireではなくファイヤと言ったりするし、鎮魂歌ちんこんかをレクイレムと言ったりもする。

これが全世界共通言語なのも凄いところだ、地球では日本語を公用語にしているの日本国とパラオ共和国のアンガウル州だけだ、(アンガウル州も日本語を話せる人は殆どいないが公式上はこの2カ国だけだ)。

英語は世界共通言語になっているが、それでも公用語が英語以外の国では話せない人がいる、それなのにラグナロク•オリジンゲームの世界では全世界共通言語として皆んな話せるのだ。

製作陣の都合上だが、この世界ゲームに似た世界でも変わらず使えるのはありがたい。

「フィオナ様ってそんなに恐ろしい人なんですね」

「そうなんだ、だからお前も"見た目で惑わされるなよ"?」

「はい!」

つまりクロウ自分も危険人物なんだぞ?って遠回しに言っているのだが、伝わるわけない…まだそう言う事をしていないのだから当然だ。

「貴方!人の風評被害はやめなさい!」

「嘘は言ってないだろ?」

「確かに」

貴方リュークは黙ってなさい!」

「はい!」

剣を抜いて剣先をクロウに向ける、昨日は手も足も出ずに負けた、けど今回は必ず勝つ!
そう言う気持ちが目力から伝わってくる。

「では、クロウ様、リューク君、用意はいいですか?」

「いいよ」

「はい!」

クロウとリュークも剣を抜く、剣の構えは剣の家庭教師で今は剣技科の先生であるラピナスに教えてもらった構えだ。

型のやり方などは毎日教えてもらって覚える事ができた、愚直に毎日にやり、その型を身体に擦り込ませた。

(剣ぺろバグでステータスは上がったけど身体が追いつかないと意味が無いからな)

ここはゲームとは違い自身の身体に大きく影響する、改造コードやチート、MODなどで最強になれるが、ここで似た様な事をすれば身体が崩壊する。

「気を引き締めろ、勝つ気で行くぞ」

「はい!」

「はいしか言わないけど平気なの?」

「はい!」

まぁ会話として成り立つからいいか、余計な事を考えずにこの2人にどう対処しようか考えどころだ。

(勝てば異世界転生と同じ様なチート無双が始まりそうだし、負けて今までの関係を破壊するか)

主人公リュークは本来悪役貴族クロウと関わる事がない、好感度イベントで現れるだけの関係であり、それ以外の事はない。

(でも勝つ気でいろってカッコつけたし、手加減したらラピナスにバレそうで怖い)

剣士としての人生は明らかに多い為、クロウの悪役貴族としての行動がバレそうで細心の注意を引いているが、剣の手抜きは冗談抜きで怒られそうだ。

となると勝たないといけないのか?

「クロウをぶっ潰す!」

「さぁ本気で行きますよ!」

「クロウ様!行きましょう!」

「ああもう!(無双煽りにしてやる!)行くぞ!」

フィオナが先行してリュークを狙って来るのでリュークの前に出て剣先で剣先を止める。

「な!?」

「フッ!」

剣を弾き返し、フィオナの剣を防ぐ。

「チッ」

「取り敢えず、2人を倒すか!」

——————————————————————
続く
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