40 / 226
第1章 学園編の物語
第40話 入学式
しおりを挟む
~体育館~
新入生達が全員揃うこの場所で「ラグナロク•オリジン」の物語が幕を開ける。
今までの事はあくまでもイベント「学園編」が始まる前に起きる一番最初のイベントで、ここからではなく、冒頭のPVもここから始まるのだ。
(…この3年間、俺はクロウ•チューリアとして過ごさないといけない)
主人公とメインヒロインがいたのだ、これはもう確定事項だ、未来を余計な形に変えたくない、勇者として魔王を倒してもらわないと困るのだ。
そんな事を考えていると1人の女性が登壇する。
彼女の姿はケモ耳が生えた少女の様な姿で
薄茶色の髪の毛
青紫色の目
首から胸までの黒い服を上に
スカートと繋がっている白い服を下に着ている。
「皆入学おめでとう、ワシはこの学園を指揮っておる、学園長のフリス•マーガレットじゃ」
そしてケモ耳のじゃロリ属性と言う極めて性壁に刺さる姿なのだ。
しかし、今はそれに感動出来る場合ではない。
(やっぱりか、ヒロインではないが、主人公に世界の命運を任せる主要人物の1人、目をつけられない様にしないと)
とは言え、主人公達に嫌がらせをするので何回か呼ばれるはずだ、その時は臆せず、公爵家の息子と言う事を使って馬鹿を演じよう。(元々馬鹿なのは置いといて)
ネームドキャラクターとはゲームのイベントの時しか関わりたくない、余計な事をして好感度を上げて異世界転生小説の様に物語の主人公になるのは絶対に嫌だ。
「お主達はここで3年間みっちり勉強をしてこの国の為に頑張ってもらう、そしてここでは皆同じ生徒じゃ、余計な争い事はせず仲良く過ごすのじゃ、良いな?」
「はーい」
皆の声に合わせて適当に言う、学園長も国王も階級社会ゆえの差別を無くそうと色々と頑張っているが、現実世界と同様に差別は無くならない。
自分はそれをする側に回るから余計な事で、更にここで元気よく「はい!」なんて言えるわけがない。
「さて、長話もお主達には退屈じゃろ、よってワシの話は終わるが、最後に新入生代表として彼女が話す、しっかりと聞くのじゃ」
そう言って登壇から降りる、その後代わりの人が登壇してこちらを見る、何回も思うがヒロインを見るたびにここが「ラグナロク•オリジン」の世界なのだと嫌でも理解してしまう。
その登壇している女性もヒロインの1人なのだ。
「学園長からもお話がありましたが、私が貴方達の代表のフィオナ•ミリティアよ、よろしく」
(フィオナ•ミリティア、この国の第1王女…コイツが主人公の事好きだから勇者としての役割を終えても生きていられるんだよな)
そう言った話はゲーム上では登場しない、公式サイトのキャラクター紹介を読んでいると自ずと分かる感じだ。
勇者が貴族であれば爵位や領土、結婚などで上手く利用することが出来るが、主人公の様な平民で無欲の人間は国にとって邪魔な存在なのだ。
魔王をも殺せる人類最強の男、もし彼が民衆の為に決起し、国と戦う事になれば被害は甚大、ほぼ確実に国は滅ぶ。
だからこそ国王とかは自分の娘と結婚させ、子供を産ませ、この国に根付いてもらう、そして反逆を起こさない様にさせるのだが、
それが駄目なら毒殺、暗殺、兎に角あらゆる手を使い勇者を始末するのだ。
(フィオナはそれを拒み、主人公と(自分も含めた)ヒロイン達を王族の力で守った、国王も自分の娘には甘い、あらゆる手を使い皆んなを守った)
それ程までの愛されている彼は結婚する時は生涯愛する事を誓い、他のヒロインの時は大切な仲間であり親友として、この国で暮らしていく事になる。
そう言った事が公式サイトでわかり、影の勇者として主人公を支える人物としてプレイヤー達からの好感度は高い。
——————————————————————
学園長 フリス•マーガレット
新入生達が全員揃うこの場所で「ラグナロク•オリジン」の物語が幕を開ける。
今までの事はあくまでもイベント「学園編」が始まる前に起きる一番最初のイベントで、ここからではなく、冒頭のPVもここから始まるのだ。
(…この3年間、俺はクロウ•チューリアとして過ごさないといけない)
主人公とメインヒロインがいたのだ、これはもう確定事項だ、未来を余計な形に変えたくない、勇者として魔王を倒してもらわないと困るのだ。
そんな事を考えていると1人の女性が登壇する。
彼女の姿はケモ耳が生えた少女の様な姿で
薄茶色の髪の毛
青紫色の目
首から胸までの黒い服を上に
スカートと繋がっている白い服を下に着ている。
「皆入学おめでとう、ワシはこの学園を指揮っておる、学園長のフリス•マーガレットじゃ」
そしてケモ耳のじゃロリ属性と言う極めて性壁に刺さる姿なのだ。
しかし、今はそれに感動出来る場合ではない。
(やっぱりか、ヒロインではないが、主人公に世界の命運を任せる主要人物の1人、目をつけられない様にしないと)
とは言え、主人公達に嫌がらせをするので何回か呼ばれるはずだ、その時は臆せず、公爵家の息子と言う事を使って馬鹿を演じよう。(元々馬鹿なのは置いといて)
ネームドキャラクターとはゲームのイベントの時しか関わりたくない、余計な事をして好感度を上げて異世界転生小説の様に物語の主人公になるのは絶対に嫌だ。
「お主達はここで3年間みっちり勉強をしてこの国の為に頑張ってもらう、そしてここでは皆同じ生徒じゃ、余計な争い事はせず仲良く過ごすのじゃ、良いな?」
「はーい」
皆の声に合わせて適当に言う、学園長も国王も階級社会ゆえの差別を無くそうと色々と頑張っているが、現実世界と同様に差別は無くならない。
自分はそれをする側に回るから余計な事で、更にここで元気よく「はい!」なんて言えるわけがない。
「さて、長話もお主達には退屈じゃろ、よってワシの話は終わるが、最後に新入生代表として彼女が話す、しっかりと聞くのじゃ」
そう言って登壇から降りる、その後代わりの人が登壇してこちらを見る、何回も思うがヒロインを見るたびにここが「ラグナロク•オリジン」の世界なのだと嫌でも理解してしまう。
その登壇している女性もヒロインの1人なのだ。
「学園長からもお話がありましたが、私が貴方達の代表のフィオナ•ミリティアよ、よろしく」
(フィオナ•ミリティア、この国の第1王女…コイツが主人公の事好きだから勇者としての役割を終えても生きていられるんだよな)
そう言った話はゲーム上では登場しない、公式サイトのキャラクター紹介を読んでいると自ずと分かる感じだ。
勇者が貴族であれば爵位や領土、結婚などで上手く利用することが出来るが、主人公の様な平民で無欲の人間は国にとって邪魔な存在なのだ。
魔王をも殺せる人類最強の男、もし彼が民衆の為に決起し、国と戦う事になれば被害は甚大、ほぼ確実に国は滅ぶ。
だからこそ国王とかは自分の娘と結婚させ、子供を産ませ、この国に根付いてもらう、そして反逆を起こさない様にさせるのだが、
それが駄目なら毒殺、暗殺、兎に角あらゆる手を使い勇者を始末するのだ。
(フィオナはそれを拒み、主人公と(自分も含めた)ヒロイン達を王族の力で守った、国王も自分の娘には甘い、あらゆる手を使い皆んなを守った)
それ程までの愛されている彼は結婚する時は生涯愛する事を誓い、他のヒロインの時は大切な仲間であり親友として、この国で暮らしていく事になる。
そう言った事が公式サイトでわかり、影の勇者として主人公を支える人物としてプレイヤー達からの好感度は高い。
——————————————————————
学園長 フリス•マーガレット
68
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
