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プロローグ 学園編までの生活
第20話 家庭教師
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~1週間後~
「初めまして、チューリア家嫡男クロウ•チューリア様、私は貴方様の専属の家庭教師となりました、魔法使いの"リーゼ•ベルタ"です」
(はい、フラグ回収ぅぅぅぅぅ!!!!!)
「初めまして、リーゼ•ベルタさん、チューリア家嫡男クロウ•チューリアです」
平然な顔を装いつつ心の中で滅茶苦茶叫ぶ、先週メイディが言っていた家庭教師の想像がまさか本当に当てはまるとは思わなかった。
(俺はバッドエンドを回避する為に努力する悪役貴族じゃないのに…)
長い黒髪に内側が青色の髪、紫がかった青色の目魔導師のような服装をした美しい女性だ。
「クロウ様、本日から私ではなく、リーゼ様が貴方様の魔法を教えて下さいます」
「メイディ…血の涙が出てるよ」
「…私のクロウ様が寝取られた…」
隣に立っていたメイディはにっこりと笑ってくれているが、目からは血が溢れ出ており、本当に嫌なんだな、と理解させられた。
「別に寝取るつもりはありませんよ、私はお金さえ貰えれば十分ですから」
「なら良かったです」
「何が良いのか分からないけど、取り敢えずよろしくね」
クロウはリーゼに手を差し伸べる、つまり握手だ、会いたくないキャラ…もとい人だったが、会ってしまったのなら仕方ない何事もなく終わらせれば良いのだ。
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
そしてリーゼも手を出して握手する、本当は嫌だが、そう言った事を言うわけにもいかず、公爵家の嫡男としての行動をする。
リーゼ•ベルタは「ラグナロク•オリジン」に登場するキャラクターの1人だ。
学園編に登場してルートによっては仲間になる人物だ、ここで「ルート」と言う新しい単語が出て来たが、特に考える必要はない、
この「ルート」と言うのは学園編で起こるイベントでヒロインの好感度を上げる時に起こる「分岐点」のようなモノだ。
要するにギャルゲーや乙女ゲーで攻略対象を選ぶ時のあれだ、そのルートというのが「魔法系ルート」剣と魔法のRPG要素もある為、学園では剣か魔法かのどちらかの「学科」を選ぶ、
その時に「魔法学」を選ぶと魔法の講師として彼女が登場する。
そして彼女を攻略すると卒業と同時に主人公の仲間となり共に戦ってくれるようになるのだ。
ちなみに考えなくて良いと言うのは、この世界の主人公がどのルートで行くのか分からない以上「全員と関わらなければ良い」のだ、
もちろん嫌がらせはする、ゲームとは違う現実な世界だが、魔王は現れるだろうし、そいつを倒す為には勇者と心を通わせた仲間達は必要だ。
(要は無意味な交流や誤解を解く様な事はせず悪役貴族としてコイツは敵と思ってくれないと困るのだ)
原作改変するのはあくまでも追放後の自分の顛末だけ、それ以外は変えるつもりはない。
「なのにここでテンプレが来るとはな」
「てんぷら?」
「エビとかナスとかを油で揚げて食べるヤツ、滅茶苦茶美味いぞ?」
「美味しそうですねぇ」
どうやら口に出して話してしまった様だ、上手く誤魔化せたが、この癖をなんとかしないといけない。
(魔法の先生がヒロインの1人、なんてマジで神様の悪戯だよな)
こんな偶然が起こるわけがない、もし神様がいるのならおそらくその「クソッタレな神様」が原因だろう。
「…ところでクロウ様はどんな魔法の勉強を?」
「魔法の歴史と使い方、詠唱の意味と魔法の種類など、基礎的知識は付いているはずだ」
「確かに、基礎最低限は学んでいる様ですね」
メイディの勉強を最低限と言われた事に腹が立ったが、それくらい優秀なのも事実なので未来の為にも機嫌を損ねる事はしたくない。
「では、先ずは貴方がどれくらい強いのか見せてもらいましょう」
——————————————————————
ちなみにハーレムルートもあり、そちらはHeard mode(ハードモード)な為、やる人は少ない。
「初めまして、チューリア家嫡男クロウ•チューリア様、私は貴方様の専属の家庭教師となりました、魔法使いの"リーゼ•ベルタ"です」
(はい、フラグ回収ぅぅぅぅぅ!!!!!)
「初めまして、リーゼ•ベルタさん、チューリア家嫡男クロウ•チューリアです」
平然な顔を装いつつ心の中で滅茶苦茶叫ぶ、先週メイディが言っていた家庭教師の想像がまさか本当に当てはまるとは思わなかった。
(俺はバッドエンドを回避する為に努力する悪役貴族じゃないのに…)
長い黒髪に内側が青色の髪、紫がかった青色の目魔導師のような服装をした美しい女性だ。
「クロウ様、本日から私ではなく、リーゼ様が貴方様の魔法を教えて下さいます」
「メイディ…血の涙が出てるよ」
「…私のクロウ様が寝取られた…」
隣に立っていたメイディはにっこりと笑ってくれているが、目からは血が溢れ出ており、本当に嫌なんだな、と理解させられた。
「別に寝取るつもりはありませんよ、私はお金さえ貰えれば十分ですから」
「なら良かったです」
「何が良いのか分からないけど、取り敢えずよろしくね」
クロウはリーゼに手を差し伸べる、つまり握手だ、会いたくないキャラ…もとい人だったが、会ってしまったのなら仕方ない何事もなく終わらせれば良いのだ。
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
そしてリーゼも手を出して握手する、本当は嫌だが、そう言った事を言うわけにもいかず、公爵家の嫡男としての行動をする。
リーゼ•ベルタは「ラグナロク•オリジン」に登場するキャラクターの1人だ。
学園編に登場してルートによっては仲間になる人物だ、ここで「ルート」と言う新しい単語が出て来たが、特に考える必要はない、
この「ルート」と言うのは学園編で起こるイベントでヒロインの好感度を上げる時に起こる「分岐点」のようなモノだ。
要するにギャルゲーや乙女ゲーで攻略対象を選ぶ時のあれだ、そのルートというのが「魔法系ルート」剣と魔法のRPG要素もある為、学園では剣か魔法かのどちらかの「学科」を選ぶ、
その時に「魔法学」を選ぶと魔法の講師として彼女が登場する。
そして彼女を攻略すると卒業と同時に主人公の仲間となり共に戦ってくれるようになるのだ。
ちなみに考えなくて良いと言うのは、この世界の主人公がどのルートで行くのか分からない以上「全員と関わらなければ良い」のだ、
もちろん嫌がらせはする、ゲームとは違う現実な世界だが、魔王は現れるだろうし、そいつを倒す為には勇者と心を通わせた仲間達は必要だ。
(要は無意味な交流や誤解を解く様な事はせず悪役貴族としてコイツは敵と思ってくれないと困るのだ)
原作改変するのはあくまでも追放後の自分の顛末だけ、それ以外は変えるつもりはない。
「なのにここでテンプレが来るとはな」
「てんぷら?」
「エビとかナスとかを油で揚げて食べるヤツ、滅茶苦茶美味いぞ?」
「美味しそうですねぇ」
どうやら口に出して話してしまった様だ、上手く誤魔化せたが、この癖をなんとかしないといけない。
(魔法の先生がヒロインの1人、なんてマジで神様の悪戯だよな)
こんな偶然が起こるわけがない、もし神様がいるのならおそらくその「クソッタレな神様」が原因だろう。
「…ところでクロウ様はどんな魔法の勉強を?」
「魔法の歴史と使い方、詠唱の意味と魔法の種類など、基礎的知識は付いているはずだ」
「確かに、基礎最低限は学んでいる様ですね」
メイディの勉強を最低限と言われた事に腹が立ったが、それくらい優秀なのも事実なので未来の為にも機嫌を損ねる事はしたくない。
「では、先ずは貴方がどれくらい強いのか見せてもらいましょう」
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ちなみにハーレムルートもあり、そちらはHeard mode(ハードモード)な為、やる人は少ない。
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