16 / 193
プロローグ 学園編までの生活
第16話 効果の確認
しおりを挟む
~翌日~
「…トイレ」
ずっと抱きついているメイディから離れて(トイレを済ませた後)王都の外に出る、勿論剣も持っていく。
ステータスプレートも持って来て自分のステータスを確認する、昨日と変わらない数値だ。
「でも、このバグ技を使えば…」
魔物がちょうどいたので対峙する
剣を抜いて🗡️剣を舐める、そして魔物を倒した後にステータスを確認する…すると
「やっぱり…上がってる」
ステータスの1つが1上がっているのだ。
(攻撃力が26なら27みたいな感じ)
「ゲームとは違ってバグ技をノーリスクで使えるから本当に効果あるのか分からなかったし、そもそも現実世界でゲームと同じ仕様が使えるとは思わなかったけど、まさか本当に出来るなんて…」
クロウは自分自身でもこのバグ技を使って効果がある事に驚く、昨日まではあくまでも推測
出来るか出来ないかで言えば「出来たらいいな」程度の曖昧な感じだった。
この世界はラグナロク•オリジンと言うゲームが舞台の現実世界、つまりゲームの世界ではない、ゲームが元ネタの世界なのだ。
だからこそある程度の事は理解出来るし、イベントも「未来予知」程度で済む事が出来る、しかしバグ技は違う。
バグ技とは
主にゲームなどのソフトウェアに発生したバグを、自らに都合よくあえて利用する技術のこと。 例えばRPGで壁を通り抜けられるバグを利用し、次のステージに一瞬で到達するなどが挙げられる。
「この世界にソフトウェアなんてないし、そもそもゲームじゃないから使えない筈なんだ…だから驚いている」
こんな事があり得るのか?
もしこれが他の人でも出来るなら既に皆んなやっている筈…恥ずかしいけど。
でも、メイディは一言も言わなかったし、一回だけだが外に出た時にそれをやっている人はいなかった、
となると今の所「使えるのが」か「知っているのが」のどちらかだが、クロウだけと言う事になる。
「これを毎日やれば、もっと強くなれる」
勿論日頃の鍛錬(修行)も怠らずやる、いくら強くなってもそれを扱えるだけの力がなければ力に振り回されて碌に戦えない
ここはラグナロク•オリジンの世界であってゲームの世界ではない、プレイヤーがボタン1つで簡単操作も出来ないし、コマンド選択もない
だからこそ生き抜く為にはどんな手段も使うのだ、生き残る為に必要な事はなんでもやる。
「力が上がっても筋力がなければ腕は千切れるし、素早さが上がっても脚の筋力がなければアキレス腱は切れる、防御が上がってもそれに耐えられる身体じゃなければ骨が砕ける」
このバグ技はあくまでも自分を強くする為のプロテインとかの補助道具に過ぎない、ステータスが1上がると言う事は少し負荷を上げても(身体が壊れるかもしれないが)大丈夫と言う事だ。
気圧と同じだ、一気に変わればキツくなるが、少しずつ変えていけば、同じ気圧の変化でも耐えられる。
「先ずは日課のトレーニング(修行)をして、メイディに見つかる前にある程度の事は終わらせよう」
見つかったら捕まって、朝のトレーニング(修行)が出来なくなってしまう。
「今日は頼んでも絶対に無理だしな」
一緒に寝てたのに朝起きたらいなかったなんて、絶対に不機嫌になる
それを分かった上でやってしまった、でもしょうがない、だって「試したい」のだから、例えるならクリスマスプレゼントで新しいおもちゃを買って貰った子供がすぐに開けて遊ぼうとする、そんな感じだ。
「クロウ様ァァァァァァァァァ!!!!!!」
「…絶対に日課だけは終わらせるッ!」
すぐさま体操を終わらして駆け出し、先ずはランニングを行う
その後に筋トレ(になりそう感じで隠れる)、素振りを(音を出さない様に)して、風呂に入る、そうすればなんとか言い訳出来るだろう。
「だから今は…逃げる💨!!!!!」
そして今日のトレーニングは今までで1番きついトレーニングとなり、風呂にいたと言う言い訳が通用してなんとかバレずに済んだ。
——————————————————————
ステータスプレートと言う設定を作りましたが、ステータス表示でキャラクター達のステータスを書くことはありません
それを書いた所で皆様気にしないと思いますし、そもそもステータスで全てが決まるわけではないので、あくまでも他の人よりも有利なだけなので悪しからず。
「…トイレ」
ずっと抱きついているメイディから離れて(トイレを済ませた後)王都の外に出る、勿論剣も持っていく。
ステータスプレートも持って来て自分のステータスを確認する、昨日と変わらない数値だ。
「でも、このバグ技を使えば…」
魔物がちょうどいたので対峙する
剣を抜いて🗡️剣を舐める、そして魔物を倒した後にステータスを確認する…すると
「やっぱり…上がってる」
ステータスの1つが1上がっているのだ。
(攻撃力が26なら27みたいな感じ)
「ゲームとは違ってバグ技をノーリスクで使えるから本当に効果あるのか分からなかったし、そもそも現実世界でゲームと同じ仕様が使えるとは思わなかったけど、まさか本当に出来るなんて…」
クロウは自分自身でもこのバグ技を使って効果がある事に驚く、昨日まではあくまでも推測
出来るか出来ないかで言えば「出来たらいいな」程度の曖昧な感じだった。
この世界はラグナロク•オリジンと言うゲームが舞台の現実世界、つまりゲームの世界ではない、ゲームが元ネタの世界なのだ。
だからこそある程度の事は理解出来るし、イベントも「未来予知」程度で済む事が出来る、しかしバグ技は違う。
バグ技とは
主にゲームなどのソフトウェアに発生したバグを、自らに都合よくあえて利用する技術のこと。 例えばRPGで壁を通り抜けられるバグを利用し、次のステージに一瞬で到達するなどが挙げられる。
「この世界にソフトウェアなんてないし、そもそもゲームじゃないから使えない筈なんだ…だから驚いている」
こんな事があり得るのか?
もしこれが他の人でも出来るなら既に皆んなやっている筈…恥ずかしいけど。
でも、メイディは一言も言わなかったし、一回だけだが外に出た時にそれをやっている人はいなかった、
となると今の所「使えるのが」か「知っているのが」のどちらかだが、クロウだけと言う事になる。
「これを毎日やれば、もっと強くなれる」
勿論日頃の鍛錬(修行)も怠らずやる、いくら強くなってもそれを扱えるだけの力がなければ力に振り回されて碌に戦えない
ここはラグナロク•オリジンの世界であってゲームの世界ではない、プレイヤーがボタン1つで簡単操作も出来ないし、コマンド選択もない
だからこそ生き抜く為にはどんな手段も使うのだ、生き残る為に必要な事はなんでもやる。
「力が上がっても筋力がなければ腕は千切れるし、素早さが上がっても脚の筋力がなければアキレス腱は切れる、防御が上がってもそれに耐えられる身体じゃなければ骨が砕ける」
このバグ技はあくまでも自分を強くする為のプロテインとかの補助道具に過ぎない、ステータスが1上がると言う事は少し負荷を上げても(身体が壊れるかもしれないが)大丈夫と言う事だ。
気圧と同じだ、一気に変わればキツくなるが、少しずつ変えていけば、同じ気圧の変化でも耐えられる。
「先ずは日課のトレーニング(修行)をして、メイディに見つかる前にある程度の事は終わらせよう」
見つかったら捕まって、朝のトレーニング(修行)が出来なくなってしまう。
「今日は頼んでも絶対に無理だしな」
一緒に寝てたのに朝起きたらいなかったなんて、絶対に不機嫌になる
それを分かった上でやってしまった、でもしょうがない、だって「試したい」のだから、例えるならクリスマスプレゼントで新しいおもちゃを買って貰った子供がすぐに開けて遊ぼうとする、そんな感じだ。
「クロウ様ァァァァァァァァァ!!!!!!」
「…絶対に日課だけは終わらせるッ!」
すぐさま体操を終わらして駆け出し、先ずはランニングを行う
その後に筋トレ(になりそう感じで隠れる)、素振りを(音を出さない様に)して、風呂に入る、そうすればなんとか言い訳出来るだろう。
「だから今は…逃げる💨!!!!!」
そして今日のトレーニングは今までで1番きついトレーニングとなり、風呂にいたと言う言い訳が通用してなんとかバレずに済んだ。
——————————————————————
ステータスプレートと言う設定を作りましたが、ステータス表示でキャラクター達のステータスを書くことはありません
それを書いた所で皆様気にしないと思いますし、そもそもステータスで全てが決まるわけではないので、あくまでも他の人よりも有利なだけなので悪しからず。
80
お気に入りに追加
460
あなたにおすすめの小説

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!

いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~

魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる