44 / 47
最終章~進み続ける未来~
外伝ストーリー2 ~私達の思い出~
しおりを挟む
剣姫
それは剣の腕が達人クラスの人達中で女性しかなれない、とても珍しい職業、その姿はまるで剣を舞う美しき姫君のような姿な為その様な名前で呼ばれている。
アイリ「ねえ!聞いたルクス!私剣姫だって!姫だって!!」
私は兎に角嬉しくて彼に向かって叫ぶ
ルクス「ああ、おめでとうアイリ、..........てか姫で喜ぶなよな」ははは
アイリ「ちょ!それどう言う意味よ!」
彼はそう言って私をからかってくるが腕を広げて待ってくれている
私は喜びながら、彼に抱きついた
周りの人達の視線がルクスに向けられるが、関係ない
邪魔するなら私は容赦しない
私はルクスから離れて彼の後ろにまわる
アイリ「さあ!次はルクスよ!」
ルクス「うん、行ってくるよ!」
彼の背中を押して神父の所に行かせる
周りの声がうるさいが、終わったらすぐに帰ればいいだけだ
神父は彼の神託を待ち、それを受け取ると
神父「おお!これも珍しい!魔法戦士だ」
と言って喜んだ
ルクス「え?」
アイリ「え?」
神父が神託された言葉を聞いて驚き、私達も驚く、彼もまさか自分が1番なりたかった職業になれて、戸惑っている
魔法戦士
それは名前の通り魔法と戦士、両方を兼ねそろえた珍しい職業、元々魔法なら魔法を極めて、戦士なら剣を極める、2つ両方をやろうとする者が少なく、この村でも初めて出たのだ
ルクス「..................やった」
彼は小さな声でそう言って神父の前から離れて私のところに行き、抱きつく
ルクス「やったよ!俺...........なれたんだよ!」
アイリ「うん.....うん......おめでとう!!」
私達は泣きながら抱き合い、喜んだ
魔法を学び、剣を覚え、その力で私の隣に立つ
私達が本気で喧嘩した後に彼が決めた事だ
私はそんなことしなくてもいいと言ったが、彼が頑なに変えなかったから仕方なく了承したが、これなら...........
アイリ「これでずっと一緒にいれるね!」
ルクス「ああ!ずっと一緒だ!」
私達はこれで、村を出られる
私と彼が冒険者に相応しい職業になったら
村を出て2人で冒険者になろうと約束していた
そして私は剣姫、彼は魔法戦士、冒険者として十分に活動できる職業だ
勿論親にも話しており、親達もこんな所よりもっと色んなところへ行き、いろいろな事を学んだほうがいいと了承を得ている
これでこの村ともおさらば出来る、親と離れるのは悲しいが、里帰りも偶にはすると思うし何よりこれで私達の仲を引き裂こうとする人達から離れる事ができる。
その嬉しさのあまり私達は人前だと言う事を忘れ..................
抱き合い口づけを交わしていた
そのせいで周りは阿鼻叫喚だ、中には剣を抜き本気で殺そうとする馬鹿もいたがここは教会の前、そんな所で殺生なんて神父が許すはずもなく、その者達はこっ酷く叱られていた
——————————————————————
アイリとルクスの家の前
ルクス父「お!来たきた、どうだった?」
私達の家の前では私と彼の両親が私達の帰りを待っていた。
彼の父はお帰りとも言わず帰ってきて早々結果を聞いて来た
ルクス母「ちょっと貴方ってばもう!」
アイリ父「まぁまぁ、いいじゃないですか、自分の子供がどんな職業になったか気になるじゃあありませんか」
アイリ母「それはわかってるわよ?ただせめて、"お帰り"くらいはって事よ」
親達の気持ちもわかる、やはりわからないものは知りたくなるのが人間だ、だから私達はすぐに話した
アイリ「私は剣姫.....で」
ルクス「俺は魔法戦士になったよ」
親達はその言葉を聞いて驚いた
それもそうだろう、剣姫も魔法戦士も普通早々なれるものではない、なのに自分の子供がそれに、しかも2人もなったのだ、驚かないほうがおかしい。
ルクス父「魔法戦士.....そうか、なれたのか!」
ルクス「うん!」
ルクス父「よくやった!流石は我が息子!」
ルクス母「必死に努力した結果ね、私も嬉しいわ」
彼はずっと魔法と剣、両方をサボらず続けていた、来る日も来る日も、きっと私とは違う苦しみがあったはず、それが報われたのだ
アイリ父「お前もよく頑張ったな」
アイリ母「ええ、貴女は私達の自慢の娘よ」
その言葉に私は涙が出た、決して今までの努力は無駄ではなかった、努力は必ず報われるわけではないが、今回は私も彼も報われたのだ
ルクス父「さあ!中に入って!今日は祝わないとな!」
ルクス母「料理もしっかりと作っといたわ」
アイリ父「さあ主役のお二人さん」
アイリ母「早く中に入りましょ♪」
そう言って家族は喜びながら私の家に入って行った、どうやら今日は私の家で祝うらしい。
ルクス「さ、俺たちも行こう」
アイリ「ええ、そうね」
そう言って私は彼の手を更に強く握って中に入る
——————————————————————
祝いの品の中には酒も入っており、流石に私達もそれは飲めないので、諦め家族が酔い潰れた後、2人でこっそりと家を出て、村の丘へ行く
~村の丘~
家の中の光が灯のように綺麗に見えて、夜空を見上げると星空が綺麗に見える。
ザァァァァァァァァ............
風で草木が揺れてとても心地よい音が聞こえる
私達はその景色を眺めながら、今日起きた事を改めて実感した
アイリ「.......本当になれたんだね、私達」
ルクス「ああ、今でも驚いているよ」
アイリ「私もよ...........」
そう言って私達は、これからの事を話し始める、と言ってももう答えは決まっているが
ルクス「でも、これで本当に村を出られるんだな」
アイリ「........うん、長かったね」
そう言って私達は感情に浸る、この村では良いことよりも、悪いことの方が多かった
彼はそれに耐えながら、私も出来る限りのことはした、それでも彼よりはマシかもしれないが、私も本当に辛かった
愛する人を馬鹿にして、そんな奴よりも俺の方が僕の方がふさわしいと近寄ってくる人達、彼が可哀想だから別れろと言ってくる女ども、私自身も精神がおかしくなりそうだった
いや、なりかけていた、もしあの時ルクスと話し合わなければ私の心はとっくに壊れてこんな未来にならなかったと思う
未来なんて分かりやしないけど、でもあの時の選択は何故か確信をもって言える
理由はわからない、ただそう思っただけだ。
でももう、それも終わりだ私達は未来へと進む、隣にいる彼と一緒ならどんなに辛くても笑っていられるだろう
アイリ「ルクス」
ルクス「ん?」
アイリ「これからもずっとよろしくね」
ルクス「ああ、よろしくな」
そう言って私達は向き合い、抱き合った
昔は私と同じくらいの背だったのにいつの間にか私を超えて、今では私の身長は彼の胸の辺りで止まっている
昔はそれが嫌だったが、今はそうではない、彼の心臓の鼓動がとても心地よい、ずっと聞いていたいくらいだ、そして私はつま先を上げて、彼は顔を下げる。
風の音が私達の世界を作ってくれているみたいで、とても嬉しい
それから何度も何度も口づけを交わし、お互いの唾液を交換したりもした、交換するたびにもっともっと欲しくなり、気がついた時には私達は呼吸すらも忘れていて危うく窒息死する所だった
ルクス「ぷ.......あははは」
アイリ「ふ.......ふふふ」
離れてお互いのことを見て笑う
ルクス「......帰ろうか」
アイリ「.......うん」
そうやって私達は丘から離れて家へと向かう
空を見上げると綺麗な流れ星が見え、私達の関係がずっと続くことを切に願った。
——————————————————————
取り敢えず、全部で5話くらいで終わりにする予定です。
補足は最終話に書きます。
(剣姫や魔法戦士など)
それは剣の腕が達人クラスの人達中で女性しかなれない、とても珍しい職業、その姿はまるで剣を舞う美しき姫君のような姿な為その様な名前で呼ばれている。
アイリ「ねえ!聞いたルクス!私剣姫だって!姫だって!!」
私は兎に角嬉しくて彼に向かって叫ぶ
ルクス「ああ、おめでとうアイリ、..........てか姫で喜ぶなよな」ははは
アイリ「ちょ!それどう言う意味よ!」
彼はそう言って私をからかってくるが腕を広げて待ってくれている
私は喜びながら、彼に抱きついた
周りの人達の視線がルクスに向けられるが、関係ない
邪魔するなら私は容赦しない
私はルクスから離れて彼の後ろにまわる
アイリ「さあ!次はルクスよ!」
ルクス「うん、行ってくるよ!」
彼の背中を押して神父の所に行かせる
周りの声がうるさいが、終わったらすぐに帰ればいいだけだ
神父は彼の神託を待ち、それを受け取ると
神父「おお!これも珍しい!魔法戦士だ」
と言って喜んだ
ルクス「え?」
アイリ「え?」
神父が神託された言葉を聞いて驚き、私達も驚く、彼もまさか自分が1番なりたかった職業になれて、戸惑っている
魔法戦士
それは名前の通り魔法と戦士、両方を兼ねそろえた珍しい職業、元々魔法なら魔法を極めて、戦士なら剣を極める、2つ両方をやろうとする者が少なく、この村でも初めて出たのだ
ルクス「..................やった」
彼は小さな声でそう言って神父の前から離れて私のところに行き、抱きつく
ルクス「やったよ!俺...........なれたんだよ!」
アイリ「うん.....うん......おめでとう!!」
私達は泣きながら抱き合い、喜んだ
魔法を学び、剣を覚え、その力で私の隣に立つ
私達が本気で喧嘩した後に彼が決めた事だ
私はそんなことしなくてもいいと言ったが、彼が頑なに変えなかったから仕方なく了承したが、これなら...........
アイリ「これでずっと一緒にいれるね!」
ルクス「ああ!ずっと一緒だ!」
私達はこれで、村を出られる
私と彼が冒険者に相応しい職業になったら
村を出て2人で冒険者になろうと約束していた
そして私は剣姫、彼は魔法戦士、冒険者として十分に活動できる職業だ
勿論親にも話しており、親達もこんな所よりもっと色んなところへ行き、いろいろな事を学んだほうがいいと了承を得ている
これでこの村ともおさらば出来る、親と離れるのは悲しいが、里帰りも偶にはすると思うし何よりこれで私達の仲を引き裂こうとする人達から離れる事ができる。
その嬉しさのあまり私達は人前だと言う事を忘れ..................
抱き合い口づけを交わしていた
そのせいで周りは阿鼻叫喚だ、中には剣を抜き本気で殺そうとする馬鹿もいたがここは教会の前、そんな所で殺生なんて神父が許すはずもなく、その者達はこっ酷く叱られていた
——————————————————————
アイリとルクスの家の前
ルクス父「お!来たきた、どうだった?」
私達の家の前では私と彼の両親が私達の帰りを待っていた。
彼の父はお帰りとも言わず帰ってきて早々結果を聞いて来た
ルクス母「ちょっと貴方ってばもう!」
アイリ父「まぁまぁ、いいじゃないですか、自分の子供がどんな職業になったか気になるじゃあありませんか」
アイリ母「それはわかってるわよ?ただせめて、"お帰り"くらいはって事よ」
親達の気持ちもわかる、やはりわからないものは知りたくなるのが人間だ、だから私達はすぐに話した
アイリ「私は剣姫.....で」
ルクス「俺は魔法戦士になったよ」
親達はその言葉を聞いて驚いた
それもそうだろう、剣姫も魔法戦士も普通早々なれるものではない、なのに自分の子供がそれに、しかも2人もなったのだ、驚かないほうがおかしい。
ルクス父「魔法戦士.....そうか、なれたのか!」
ルクス「うん!」
ルクス父「よくやった!流石は我が息子!」
ルクス母「必死に努力した結果ね、私も嬉しいわ」
彼はずっと魔法と剣、両方をサボらず続けていた、来る日も来る日も、きっと私とは違う苦しみがあったはず、それが報われたのだ
アイリ父「お前もよく頑張ったな」
アイリ母「ええ、貴女は私達の自慢の娘よ」
その言葉に私は涙が出た、決して今までの努力は無駄ではなかった、努力は必ず報われるわけではないが、今回は私も彼も報われたのだ
ルクス父「さあ!中に入って!今日は祝わないとな!」
ルクス母「料理もしっかりと作っといたわ」
アイリ父「さあ主役のお二人さん」
アイリ母「早く中に入りましょ♪」
そう言って家族は喜びながら私の家に入って行った、どうやら今日は私の家で祝うらしい。
ルクス「さ、俺たちも行こう」
アイリ「ええ、そうね」
そう言って私は彼の手を更に強く握って中に入る
——————————————————————
祝いの品の中には酒も入っており、流石に私達もそれは飲めないので、諦め家族が酔い潰れた後、2人でこっそりと家を出て、村の丘へ行く
~村の丘~
家の中の光が灯のように綺麗に見えて、夜空を見上げると星空が綺麗に見える。
ザァァァァァァァァ............
風で草木が揺れてとても心地よい音が聞こえる
私達はその景色を眺めながら、今日起きた事を改めて実感した
アイリ「.......本当になれたんだね、私達」
ルクス「ああ、今でも驚いているよ」
アイリ「私もよ...........」
そう言って私達は、これからの事を話し始める、と言ってももう答えは決まっているが
ルクス「でも、これで本当に村を出られるんだな」
アイリ「........うん、長かったね」
そう言って私達は感情に浸る、この村では良いことよりも、悪いことの方が多かった
彼はそれに耐えながら、私も出来る限りのことはした、それでも彼よりはマシかもしれないが、私も本当に辛かった
愛する人を馬鹿にして、そんな奴よりも俺の方が僕の方がふさわしいと近寄ってくる人達、彼が可哀想だから別れろと言ってくる女ども、私自身も精神がおかしくなりそうだった
いや、なりかけていた、もしあの時ルクスと話し合わなければ私の心はとっくに壊れてこんな未来にならなかったと思う
未来なんて分かりやしないけど、でもあの時の選択は何故か確信をもって言える
理由はわからない、ただそう思っただけだ。
でももう、それも終わりだ私達は未来へと進む、隣にいる彼と一緒ならどんなに辛くても笑っていられるだろう
アイリ「ルクス」
ルクス「ん?」
アイリ「これからもずっとよろしくね」
ルクス「ああ、よろしくな」
そう言って私達は向き合い、抱き合った
昔は私と同じくらいの背だったのにいつの間にか私を超えて、今では私の身長は彼の胸の辺りで止まっている
昔はそれが嫌だったが、今はそうではない、彼の心臓の鼓動がとても心地よい、ずっと聞いていたいくらいだ、そして私はつま先を上げて、彼は顔を下げる。
風の音が私達の世界を作ってくれているみたいで、とても嬉しい
それから何度も何度も口づけを交わし、お互いの唾液を交換したりもした、交換するたびにもっともっと欲しくなり、気がついた時には私達は呼吸すらも忘れていて危うく窒息死する所だった
ルクス「ぷ.......あははは」
アイリ「ふ.......ふふふ」
離れてお互いのことを見て笑う
ルクス「......帰ろうか」
アイリ「.......うん」
そうやって私達は丘から離れて家へと向かう
空を見上げると綺麗な流れ星が見え、私達の関係がずっと続くことを切に願った。
——————————————————————
取り敢えず、全部で5話くらいで終わりにする予定です。
補足は最終話に書きます。
(剣姫や魔法戦士など)
0
お気に入りに追加
500
あなたにおすすめの小説
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる