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中章~最悪の再会~
第20話 死闘オワイコット防衛戦
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今、オワイコットは未曾有の事態に陥っていた。
魔王がここに来る、その情報が広まると瞬く間に人々は恐怖に包まれた。
その状況を打開すべく、国王は半分の兵士を国民の避難に残り半分の兵士に王国の周りを囲んでいる壁の上に行かし、さらにそこから半分を壁の上へ、もう半分を城外に行かし、待機させた
国民の避難が終了したら、そこから半分を城外に行かし、残りの半分は場内の防衛になった
そして、今回参加してくれた冒険者、及びギルドに所属しているパーティーメンバー達は王国軍と同じ約50万、その中で前線で戦うのが30万
壁の上で支援する者が10万
場内で負傷者の回復が10万
これを王国軍と合わせると
前線(第1防衛)55万人
壁(第二防衛)22万5000人
場内(最終防衛)22万5000人
計100万人もの人々が20万の魔王軍と戦う事となる
数の上では圧倒的だが、冒険者や兵士の中には金に物を言わせて成り上がった者、優秀なメンバーを騙して成り上がった者、初心者等、使い物にならない者達もいる為、実質的に戦えるメンバーは最低でも半分ぐらいだろう。
それでもやるしかないのだ、戦える者は1人でも多くいないといけないほど危機的状況なのだ。
勇者が来るのは数時間後、それまで持ち堪えられるか、られないかで、この国の.......いや、この世界の命運が決まる。
————————————————————
前線(第1防衛)
ルクス「.................」
アカギ「.................」
ルクスとアカギは前線に行くことにした、回復魔法を持っている為城内に行くことも出来たが、何故か2人は前線にいる。
理由?それはとても簡単だ
ルクス.アカギ
(............早く魔法撃ちてぇ.....!!!)
ただの馬鹿だからだ
ルクス(確かに世界の危機だ、だが!だがしかし!)
アカギ(普段使えない魔法を!野原でしか使えない魔法を魔物相手ならガンガン撃てる!使える!)
ルクス.アカギ(それに.......)
2人は左手にはめてある指輪を見る、純愛の指輪、想いが強ければ強いほど、その力は増す、なら自分達の愛は何処まで強くさせるのか、それを試したかったのである。
ルクス(ま、どっちにしろ負けたら死ぬんだ、だったら)
アカギ(1つも悔いを残さずに、やり切るのみ!)
ルクス(...........それにしても)
ルクスはまわりを見渡す、冒険者やギルドパーティ、兵士達がここに集まっているが
アカギ(連携は取れなさそうね)
同じ者同士なら話しているが、他の人達と話している人が少ない、これだけの大規模な戦いが起きるのにこの統率は危ない
ルクス(いくら今日出来た混合部隊だとしても、挨拶くらいはするべきだ.....俺とアカギはしているけど)
戦闘になれば状況は変わるだろうが、はたして、何処まで通用するか
アカギ「...........!!!!」ゾクッ
ルクス「?.........どうしたアカギ?」
1人考え込んでいると、アカギが急に震え出した
アカギ「ルク.......ス......気付.......かな.......い?」
ルクス「..........いや、今気付いた」
魔力探知と言う魔法を使い、魔物達のいる場所を探していたが、どうやらアカギの方が索敵範囲が広かったらしく、いち早く気付いた
丁度真正面から、奴らは来る
ルクス「アカギ」ギュ
アカギ「ル.....クス」ギュ
2人は手を繋いで、覚悟を決める。
これから起こるのは殺すか殺されるか、死ぬか生きるかの本当の戦争、確実に人は死に、魔物を殺す。
慈悲など無用、情けなど無意味、自分が生き残る為にどのような手を使おうとも誰も文句は言わない、言えない
ルクス「さあ!」
アカギ「始め......よう.......か......!」
————————————————————
オワイコット~城門(第2防衛)~
兵長「ってー!!!」
兵長の合図と共に、壁の上、つまり城門から一斉に魔法を放つ
ルクスとアカギが覚悟を決めてから20分後に魔物達が視野に入るほどになり、射程距離内に入った魔物達は魔法使いや魔導士、魔術師等が一斉に攻撃した
これにより肉弾戦になる前線の者達の負担は少しは減った
しかし..........
ヒュー........
兵長「!?敵襲!総員退h...........」
ドゴォォォォォォン!!!!!!
兵士「兵長ぉぉぉぉ!!!」
魔導士「チッ奴らも魔法を撃ってきたか!」
魔術師「根性のある奴はここに残れ!なんとしてでもここを死守するんだ!」
突然の攻撃により、パニックなる者達、しかし死線を潜り抜けてきた冒険者達は王国軍と違い常に死を覚悟している、そのためここで逃げれば皆んな逃げてしまい、統率は一気に崩れる事も知っている、そのため彼らはここに踏みとどまり檄を飛ばす、それにより何人かは逃げたが、踏みとどまる者達も多くいて、
冒険者「撃たれる前に撃てぇ!!!」
兵士「クソッタレガァァァァァ!!!」
————————————————————
前線(第1防衛)
戦士「俺達も行くぞぉ!」
兵士長「危険です、闇雲に近づくのは危険です!もっと情報を集めてからでも!」
ギルドパーティ「臆病者はついて来なくても良い!」
そう言って、冒険者達は王国軍を無視して魔物達に突撃した
兵士長「くそ!もうどうにでもなれ!あいつらに遅れをとるな!王国軍の意地見せるぞぉ!」
兵士達「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
そして、人類史上最大の戦争
"オワイコット防衛戦"の幕が上がる........!!!
————————————————————
ルクス「はあ!」
アカギ「たあ!」
魔物「ガァァァァァ!!!」
ルクスとアカギは今、冒険者達と共に戦闘を開始している
数の上では押しているが、周りを見るとそれが意味を成していないことがよくわかる
仲間を裏切りハーレムパーティを作った者達
「く......来るな......来るなぁ!!!」
「いやー!やめて!嫌だ!やめてぇ!」
「あ.....あん......ああ.....ああ!!」
どうやらゴブリンの部隊に負け、男は撲殺、女は服を破かれ犯されている
助けに入りたいが、目の前のオーク達で精一杯の2人は彼らを見捨てた
いや、見捨てるしかない、彼らを助けたところで、守りながら戦うのは至難の業で恨むなら自分達の行いを恨むしかない
他のところでも
コネで成り上がった者
「金ならいくらでも払う!だから....だかr」グチュ
婚約者より金を選んだ女
「ちょっと!私を見捨てないでぇ!!」
ルクス「くそ!まともな奴はいないのか!」
アカギ「その......人.....達は.....もっと.....前に.....!!!」
真の冒険者や兵士達は更に前線で死闘している、後ろの方にいるのはほとんどが屑と言われる者達だ
もちろん逃げようとする者もいるが、その者達は魔物の群れに蹂躙され、殺されている
逃げ場はない、あるのは前進あるのみ
ルクス「ははは!おもしれぇじゃねぇかぁ!」
アカギ「私....達を.....舐める....なぁ!」
そう言って彼らは純愛の指輪を輝かせながら魔物達を倒す......そして彼らは知らない前線の者達は、冒険者、王国軍関係なく連携しながら戦っているのにも関わらず、その倍の数をたった2人で倒していることに
そして知らない、その恐ろしさを感じ取った魔物達が、目の前の冒険者達より彼らを狙っている事に
————————————————————
誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
魔王がここに来る、その情報が広まると瞬く間に人々は恐怖に包まれた。
その状況を打開すべく、国王は半分の兵士を国民の避難に残り半分の兵士に王国の周りを囲んでいる壁の上に行かし、さらにそこから半分を壁の上へ、もう半分を城外に行かし、待機させた
国民の避難が終了したら、そこから半分を城外に行かし、残りの半分は場内の防衛になった
そして、今回参加してくれた冒険者、及びギルドに所属しているパーティーメンバー達は王国軍と同じ約50万、その中で前線で戦うのが30万
壁の上で支援する者が10万
場内で負傷者の回復が10万
これを王国軍と合わせると
前線(第1防衛)55万人
壁(第二防衛)22万5000人
場内(最終防衛)22万5000人
計100万人もの人々が20万の魔王軍と戦う事となる
数の上では圧倒的だが、冒険者や兵士の中には金に物を言わせて成り上がった者、優秀なメンバーを騙して成り上がった者、初心者等、使い物にならない者達もいる為、実質的に戦えるメンバーは最低でも半分ぐらいだろう。
それでもやるしかないのだ、戦える者は1人でも多くいないといけないほど危機的状況なのだ。
勇者が来るのは数時間後、それまで持ち堪えられるか、られないかで、この国の.......いや、この世界の命運が決まる。
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前線(第1防衛)
ルクス「.................」
アカギ「.................」
ルクスとアカギは前線に行くことにした、回復魔法を持っている為城内に行くことも出来たが、何故か2人は前線にいる。
理由?それはとても簡単だ
ルクス.アカギ
(............早く魔法撃ちてぇ.....!!!)
ただの馬鹿だからだ
ルクス(確かに世界の危機だ、だが!だがしかし!)
アカギ(普段使えない魔法を!野原でしか使えない魔法を魔物相手ならガンガン撃てる!使える!)
ルクス.アカギ(それに.......)
2人は左手にはめてある指輪を見る、純愛の指輪、想いが強ければ強いほど、その力は増す、なら自分達の愛は何処まで強くさせるのか、それを試したかったのである。
ルクス(ま、どっちにしろ負けたら死ぬんだ、だったら)
アカギ(1つも悔いを残さずに、やり切るのみ!)
ルクス(...........それにしても)
ルクスはまわりを見渡す、冒険者やギルドパーティ、兵士達がここに集まっているが
アカギ(連携は取れなさそうね)
同じ者同士なら話しているが、他の人達と話している人が少ない、これだけの大規模な戦いが起きるのにこの統率は危ない
ルクス(いくら今日出来た混合部隊だとしても、挨拶くらいはするべきだ.....俺とアカギはしているけど)
戦闘になれば状況は変わるだろうが、はたして、何処まで通用するか
アカギ「...........!!!!」ゾクッ
ルクス「?.........どうしたアカギ?」
1人考え込んでいると、アカギが急に震え出した
アカギ「ルク.......ス......気付.......かな.......い?」
ルクス「..........いや、今気付いた」
魔力探知と言う魔法を使い、魔物達のいる場所を探していたが、どうやらアカギの方が索敵範囲が広かったらしく、いち早く気付いた
丁度真正面から、奴らは来る
ルクス「アカギ」ギュ
アカギ「ル.....クス」ギュ
2人は手を繋いで、覚悟を決める。
これから起こるのは殺すか殺されるか、死ぬか生きるかの本当の戦争、確実に人は死に、魔物を殺す。
慈悲など無用、情けなど無意味、自分が生き残る為にどのような手を使おうとも誰も文句は言わない、言えない
ルクス「さあ!」
アカギ「始め......よう.......か......!」
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オワイコット~城門(第2防衛)~
兵長「ってー!!!」
兵長の合図と共に、壁の上、つまり城門から一斉に魔法を放つ
ルクスとアカギが覚悟を決めてから20分後に魔物達が視野に入るほどになり、射程距離内に入った魔物達は魔法使いや魔導士、魔術師等が一斉に攻撃した
これにより肉弾戦になる前線の者達の負担は少しは減った
しかし..........
ヒュー........
兵長「!?敵襲!総員退h...........」
ドゴォォォォォォン!!!!!!
兵士「兵長ぉぉぉぉ!!!」
魔導士「チッ奴らも魔法を撃ってきたか!」
魔術師「根性のある奴はここに残れ!なんとしてでもここを死守するんだ!」
突然の攻撃により、パニックなる者達、しかし死線を潜り抜けてきた冒険者達は王国軍と違い常に死を覚悟している、そのためここで逃げれば皆んな逃げてしまい、統率は一気に崩れる事も知っている、そのため彼らはここに踏みとどまり檄を飛ばす、それにより何人かは逃げたが、踏みとどまる者達も多くいて、
冒険者「撃たれる前に撃てぇ!!!」
兵士「クソッタレガァァァァァ!!!」
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前線(第1防衛)
戦士「俺達も行くぞぉ!」
兵士長「危険です、闇雲に近づくのは危険です!もっと情報を集めてからでも!」
ギルドパーティ「臆病者はついて来なくても良い!」
そう言って、冒険者達は王国軍を無視して魔物達に突撃した
兵士長「くそ!もうどうにでもなれ!あいつらに遅れをとるな!王国軍の意地見せるぞぉ!」
兵士達「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
そして、人類史上最大の戦争
"オワイコット防衛戦"の幕が上がる........!!!
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ルクス「はあ!」
アカギ「たあ!」
魔物「ガァァァァァ!!!」
ルクスとアカギは今、冒険者達と共に戦闘を開始している
数の上では押しているが、周りを見るとそれが意味を成していないことがよくわかる
仲間を裏切りハーレムパーティを作った者達
「く......来るな......来るなぁ!!!」
「いやー!やめて!嫌だ!やめてぇ!」
「あ.....あん......ああ.....ああ!!」
どうやらゴブリンの部隊に負け、男は撲殺、女は服を破かれ犯されている
助けに入りたいが、目の前のオーク達で精一杯の2人は彼らを見捨てた
いや、見捨てるしかない、彼らを助けたところで、守りながら戦うのは至難の業で恨むなら自分達の行いを恨むしかない
他のところでも
コネで成り上がった者
「金ならいくらでも払う!だから....だかr」グチュ
婚約者より金を選んだ女
「ちょっと!私を見捨てないでぇ!!」
ルクス「くそ!まともな奴はいないのか!」
アカギ「その......人.....達は.....もっと.....前に.....!!!」
真の冒険者や兵士達は更に前線で死闘している、後ろの方にいるのはほとんどが屑と言われる者達だ
もちろん逃げようとする者もいるが、その者達は魔物の群れに蹂躙され、殺されている
逃げ場はない、あるのは前進あるのみ
ルクス「ははは!おもしれぇじゃねぇかぁ!」
アカギ「私....達を.....舐める....なぁ!」
そう言って彼らは純愛の指輪を輝かせながら魔物達を倒す......そして彼らは知らない前線の者達は、冒険者、王国軍関係なく連携しながら戦っているのにも関わらず、その倍の数をたった2人で倒していることに
そして知らない、その恐ろしさを感じ取った魔物達が、目の前の冒険者達より彼らを狙っている事に
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