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エピローグ(外伝) 世界を救いしその後
エピローグ8話 胃が痛くなるクズの子供達 女神アミスside
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「では、忠告はしました、後はエイトさん達にお任せします」
「ああ、わざわざありがとうな」
取り敢えずエイト達に伝えたい事は一通り伝えた、これ以上の事は女神としての枠を超える事になってしまうので出来ない
そもそもこの行為だってグレーゾーンだ、運が悪ければここの仕事をクビになる
「いえ、これも仕事ですので」
「こんな夜中まで仕事なんて大変なのね」
とミュウは言うが大変どころではない、ミュウの前世で暮らしいた世界の「日本国」と言う国が「バブル期」の時の社会人の様な「ほぼ24時間営業(人間)」を遥かに超え、「シベリア送り」よりもさらに過酷な環境下で約19年間ほぼ無休で仕事をしているのだ
「そうなんですよ、私女神じゃないですか?女神って人間と違って食事も睡眠も必要なくて…いえ、正確には人間よりも耐えられる体なのでこう言った後始末の時ってかなりブラックなんですよ」
「…なんか…その…ご愁傷様です」
シルフィだってメイドとしての仕事がある為、朝起きるのは早いし、別荘の掃除に洗濯、食事作りに、仕事の手伝い、冒険者としての活動とかなり大変な毎日を送っている
そんな彼女でさえ「ご愁傷様」と言うくらいなのだ、相当過酷な事なのだろう
(…目が限界突破していますね…エイトさんが2ヶ月徹夜した時よりもキマッていると言う事は本当にヤバいんですね)
「ありがとうございますシルフィさん、ではそろそろ失礼しますね」
「あの…その…あたし達も頑張るから、貴女も…頑張ってね?」
「…む…無理はせぬ様にな?」
流石のアリアとエルも女神アダマス、アマスの時の様な感じにはなれず、心の底から心配している
「はい、お2人も皆に正体がバレない様に気をつけて下さいね?」
「ええ、気をつけます」
「わかったのじゃ」
女神アミスはそう言い残すと天使の翼を広げて空高く飛び上がって自分の住んでいる所に帰る、まだまだ仕事が残っているのだ
「ハァ…あのクソ女神、余計な仕事を全部私に押し付けて…っ!!!!!」
怒気を露わにしながら、女神アミスは女神アダマスとアマスの行いに対する書類と、彼女達がやらなかった仕事の量がエゲツなく、日に日に増していく書類の量に絶望する
「…また日本に行ってエナジードリンク買ってこよう」
最近の日課になっている事だ
朝起きて(睡眠時間は20分くらい)、シャワーを浴びて、エナジードリンク、仕事を始めて昼にエナジードリンク、3時頃にエナジードリンク、夜になって日本で買ってきた栄養補助スナックとエナジードリンクを飲んで、シャワーを浴びて、徹夜する為にエナジードリンクと最低でも1日5本、ヤバい時はカフェイン剤を含めて20本以上飲む時がある
これを19年以上続けているのだ、人間の体なら過労死するレベルだが彼女は女神、そのくらいでは倒れないのだ(労災も降りない)
「ブラック過ぎる…なんで人間は神様になりたいんだろう…社畜になりたいのかな?」
そう言いつつ、片手に「エナジードリンク」を持って「カシュ」も開けながら飲んでいる、ちなみにこれで「34本目」だ
「ダメだ5本の時は頭も脳も覚醒しているから保てるけど、疲労とストレスもあって頭が可笑しくなってきた」
こんな無責任な内容を放置…いや、気づくのが遅かったせいで自分がこんなにも苦しむ事になるなんて思いもよらなかった
「ハァ…日本人はよくこれで頑張れるなぁ、私なんて耐性があるだけで幾分マシなのかなぁ…」
そして空を飛びながらエナジードリンクを飲み干して空き缶を片付ける効き目がだんだんと弱くなってきているので、また飲むかもしれない
「後どれくらい頑張れば安心して寝れるんだろう」
そんな事を愚痴りながら、今日も1日尻拭いの為の仕事が始まる
——————————————————————
エイトとシルフィの娘
長女 エルフィ
「ああ、わざわざありがとうな」
取り敢えずエイト達に伝えたい事は一通り伝えた、これ以上の事は女神としての枠を超える事になってしまうので出来ない
そもそもこの行為だってグレーゾーンだ、運が悪ければここの仕事をクビになる
「いえ、これも仕事ですので」
「こんな夜中まで仕事なんて大変なのね」
とミュウは言うが大変どころではない、ミュウの前世で暮らしいた世界の「日本国」と言う国が「バブル期」の時の社会人の様な「ほぼ24時間営業(人間)」を遥かに超え、「シベリア送り」よりもさらに過酷な環境下で約19年間ほぼ無休で仕事をしているのだ
「そうなんですよ、私女神じゃないですか?女神って人間と違って食事も睡眠も必要なくて…いえ、正確には人間よりも耐えられる体なのでこう言った後始末の時ってかなりブラックなんですよ」
「…なんか…その…ご愁傷様です」
シルフィだってメイドとしての仕事がある為、朝起きるのは早いし、別荘の掃除に洗濯、食事作りに、仕事の手伝い、冒険者としての活動とかなり大変な毎日を送っている
そんな彼女でさえ「ご愁傷様」と言うくらいなのだ、相当過酷な事なのだろう
(…目が限界突破していますね…エイトさんが2ヶ月徹夜した時よりもキマッていると言う事は本当にヤバいんですね)
「ありがとうございますシルフィさん、ではそろそろ失礼しますね」
「あの…その…あたし達も頑張るから、貴女も…頑張ってね?」
「…む…無理はせぬ様にな?」
流石のアリアとエルも女神アダマス、アマスの時の様な感じにはなれず、心の底から心配している
「はい、お2人も皆に正体がバレない様に気をつけて下さいね?」
「ええ、気をつけます」
「わかったのじゃ」
女神アミスはそう言い残すと天使の翼を広げて空高く飛び上がって自分の住んでいる所に帰る、まだまだ仕事が残っているのだ
「ハァ…あのクソ女神、余計な仕事を全部私に押し付けて…っ!!!!!」
怒気を露わにしながら、女神アミスは女神アダマスとアマスの行いに対する書類と、彼女達がやらなかった仕事の量がエゲツなく、日に日に増していく書類の量に絶望する
「…また日本に行ってエナジードリンク買ってこよう」
最近の日課になっている事だ
朝起きて(睡眠時間は20分くらい)、シャワーを浴びて、エナジードリンク、仕事を始めて昼にエナジードリンク、3時頃にエナジードリンク、夜になって日本で買ってきた栄養補助スナックとエナジードリンクを飲んで、シャワーを浴びて、徹夜する為にエナジードリンクと最低でも1日5本、ヤバい時はカフェイン剤を含めて20本以上飲む時がある
これを19年以上続けているのだ、人間の体なら過労死するレベルだが彼女は女神、そのくらいでは倒れないのだ(労災も降りない)
「ブラック過ぎる…なんで人間は神様になりたいんだろう…社畜になりたいのかな?」
そう言いつつ、片手に「エナジードリンク」を持って「カシュ」も開けながら飲んでいる、ちなみにこれで「34本目」だ
「ダメだ5本の時は頭も脳も覚醒しているから保てるけど、疲労とストレスもあって頭が可笑しくなってきた」
こんな無責任な内容を放置…いや、気づくのが遅かったせいで自分がこんなにも苦しむ事になるなんて思いもよらなかった
「ハァ…日本人はよくこれで頑張れるなぁ、私なんて耐性があるだけで幾分マシなのかなぁ…」
そして空を飛びながらエナジードリンクを飲み干して空き缶を片付ける効き目がだんだんと弱くなってきているので、また飲むかもしれない
「後どれくらい頑張れば安心して寝れるんだろう」
そんな事を愚痴りながら、今日も1日尻拭いの為の仕事が始まる
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エイトとシルフィの娘
長女 エルフィ
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