幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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最終章 ~彼らの終着点~

第六百四十話 彼らの終着点

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~5年後~

エイト達は24歳となった、貴族の暮らしにも大分慣れて来て平和な日々を送っている

~朝~

季節は秋、朝は寒く、昼は暑く、夜は肌寒く、服装が時間帯によって変えないと時期だ…けど

「おはよう御座います、エイトさん、ミュウ様、朝ですよ」

カーテンを開けて陽の光を浴びせる、太陽の光がエイトとミュウの顔に直撃する

「「…うっ!?」」

「朝ですよ、起きてください」

布団を剥ぎ取り朝の寒さが身体を襲う「ブルッ」と身体が震え出し、目を開ける

「おはようシルフィ」

「おはよう…みゅぅ」

「おはようございます、朝食の準備が出来ましたので早く降りて来てください…

そう言うとシルフィはドアを開けて外に出る、中にいるのはエイトとミュウの2人だけだ

「…あれ?アリアは?」

「エルちゃんもいない…匂いで起きたのね」

朝ごはんの匂いに釣られて颯爽と起きて下に降りたのだろう、その能力が少し羨ましい

「さて、待たせるとまた怒られるからさっさと行こう」

「そうね、

2人は素直に下に降りて食事を待っている人達に睨まれる

「エイトさん、ミュウ様、ご飯が冷めてしまいます」

「兄様、おはようございます!早く食べましょう!」

「お腹空いたのじゃ!」

シルフィ、アリア、エルの言葉にエイトは「ごめんごめん」と謝りつつに目線を合わせる

「おはよう皆んな」

「パパおはよう!」

「おはようパパ!」

「「おはようございますお父様!!」」

「父ちゃん!おはよう!」

「お腹すいたよ!父ちゃん!」

「パパ様おはよう!」

「もふもふする?パパ様?」

そう計8人の娘だ、ミュウ2人
シルフィ2人
アリア2人
エル2人
で呼び方も

ミュウの娘達は「パパ」
シルフィの娘達は「お父様」
アリアの娘達は「父ちゃん」
エルの娘達は「パパ様」

と変わっている、皆んな元気でお父さんっ子だ、嬉しい事この上ないが、流石に自分の息子(意味深)が死にそうになる

「毎日5時間絞られたら子供もできるわな」

出来れば息子も欲しかったが全員娘という事で、未来が少しだけ心配だ

それでも今はとても幸せだ

「さ、皆んな座って俺も座るから…ね?」

「「「「「「「「はーい!」」」」」」」」

ちなみにエイトは自分の事を俺と呼ぶ、それは娘の前でもだ、それは何故か?
「呼び方が娘によって違うから」だ

パパ、お父様、父ちゃん、パパ様
娘1人だったり呼ばれ方が同じ娘だったら別に気にしないのたが、こうやって皆がいる所で上の4つのうちの一つを選ぶと他の娘達が泣き出すので「俺」と呼ぶ事にしたのだ

「これが俺達の終着点…そして新たななのかな?」

「どうしたの?エイト?」

「いや…シルフィのご飯美味しそうだなって」

旅は終わり、エイト達の冒険は幕を閉じた
ミュウと結婚すると言う真実に向かって歩き続けて、その終着点へと辿り着いた

けれどそれで終わりではない、貴族としての生活、新しい家族との生活、守るべき人が多く出来た

「さ、早く食べましょう」

「はい、では皆んなで」

「「「「「「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」」」」」」

きっとこの先も苦難の道が続くだろう
更なる敵が出て来るかもしれない
けれど諦めるわけにはいかない

(ここにいる人達は俺の宝だこの指輪に込められた本当の想いも忘れないでおこう)

お互いに信じていないからつける指輪と思われているが、この指輪はそう言う事ではない
カイトの様な、いやそれ以上の化け物が出た時に大切な人を失いたくないから作った保険だ

そもそもこれがなくてもお互いの想いはカンストしている、想いが強ければ効かないはずだが「女神の様な化け物」には常識は通用しない

だからこそエイト達は誓ったのだ
「新しい命の為にどんな手段を使っても守り抜く」と

——————————————————————
エイトとミュウの娘
長女 ミリス
次女 エリス

エイトとシルフィの娘
長女 エルフィ
次女 エフィ

エイトとアリアの娘
長女 エリア
次女 イリア

エイトとエルの娘
長女 エイル
次女 イルル

注 指輪を造った当時は妊娠していません
のでそう言う話になっただけです

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