662 / 680
最終章 ~彼らの終着点~
第六百四十話 彼らの終着点
しおりを挟む
~5年後~
エイト達は24歳となった、貴族の暮らしにも大分慣れて来て平和な日々を送っている
~朝~
季節は秋、朝は寒く、昼は暑く、夜は肌寒く、服装が時間帯によって変えないと時期だ…けど
「おはよう御座います、エイトさん、ミュウ様、朝ですよ」
カーテンを開けて陽の光を浴びせる、太陽の光がエイトとミュウの顔に直撃する
「「…うっ!?」」
「朝ですよ、起きてください」
布団を剥ぎ取り朝の寒さが身体を襲う「ブルッ」と身体が震え出し、目を開ける
「おはようシルフィ」
「おはよう…みゅぅ」
「おはようございます、朝食の準備が出来ましたので早く降りて来てください…皆さん待っていますよ?」
そう言うとシルフィはドアを開けて外に出る、中にいるのはエイトとミュウの2人だけだ
「…あれ?アリアは?」
「エルちゃんもいない…匂いで起きたのね」
朝ごはんの匂いに釣られて颯爽と起きて下に降りたのだろう、その能力が少し羨ましい
「さて、待たせるとまた怒られるからさっさと行こう」
「そうね、待ってるもんね」
2人は素直に下に降りて食事を待っている人達に睨まれる
「エイトさん、ミュウ様、ご飯が冷めてしまいます」
「兄様、おはようございます!早く食べましょう!」
「お腹空いたのじゃ!」
シルフィ、アリア、エルの言葉にエイトは「ごめんごめん」と謝りつつこちらに駆け寄ってくる者達に目線を合わせる
「おはよう皆んな」
「パパおはよう!」
「おはようパパ!」
「「おはようございますお父様!!」」
「父ちゃん!おはよう!」
「お腹すいたよ!父ちゃん!」
「パパ様おはよう!」
「もふもふする?パパ様?」
そう計8人の娘だ、ミュウ2人
シルフィ2人
アリア2人
エル2人
で呼び方も
ミュウの娘達は「パパ」
シルフィの娘達は「お父様」
アリアの娘達は「父ちゃん」
エルの娘達は「パパ様」
と変わっている、皆んな元気でお父さんっ子だ、嬉しい事この上ないが、流石に自分の息子(意味深)が死にそうになる
「毎日5時間絞られたら子供もできるわな」
出来れば息子も欲しかったが全員娘という事で、未来が少しだけ心配だ
それでも今はとても幸せだ
「さ、皆んな座って俺も座るから…ね?」
「「「「「「「「はーい!」」」」」」」」
ちなみにエイトは自分の事を俺と呼ぶ、それは娘の前でもだ、それは何故か?
「呼び方が娘によって違うから」だ
パパ、お父様、父ちゃん、パパ様
娘1人だったり呼ばれ方が同じ娘だったら別に気にしないのたが、こうやって皆がいる所で上の4つのうちの一つを選ぶと他の娘達が泣き出すので「俺」と呼ぶ事にしたのだ
「これが俺達の終着点…そして新たな始発点なのかな?」
「どうしたの?エイト?」
「いや…シルフィのご飯美味しそうだなって」
旅は終わり、エイト達の冒険は幕を閉じた
ミュウと結婚すると言う真実に向かって歩き続けて、その終着点へと辿り着いた
けれどそれで終わりではない、貴族としての生活、新しい家族との生活、守るべき人が多く出来た
「さ、早く食べましょう」
「はい、では皆んなで」
「「「「「「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」」」」」」
きっとこの先も苦難の道が続くだろう
更なる敵が出て来るかもしれない
けれど諦めるわけにはいかない
(ここにいる人達は俺の宝だこの指輪に込められた本当の想いも忘れないでおこう)
お互いに信じていないからつける指輪と思われているが、この指輪はそう言う事ではない
カイトの様な、いやそれ以上の化け物が出た時に大切な人を失いたくないから作った保険だ
そもそもこれがなくてもお互いの想いはカンストしている、想いが強ければ効かないはずだが「女神の様な化け物」には常識は通用しない
だからこそエイト達は誓ったのだ
「新しい命の為にどんな手段を使っても守り抜く」と
——————————————————————
エイトとミュウの娘
長女 ミリス
次女 エリス
エイトとシルフィの娘
長女 エルフィ
次女 エフィ
エイトとアリアの娘
長女 エリア
次女 イリア
エイトとエルの娘
長女 エイル
次女 イルル
注 指輪を造った当時は妊娠していません
子供を作る事が確定だったのでそう言う話になっただけです
エイト達は24歳となった、貴族の暮らしにも大分慣れて来て平和な日々を送っている
~朝~
季節は秋、朝は寒く、昼は暑く、夜は肌寒く、服装が時間帯によって変えないと時期だ…けど
「おはよう御座います、エイトさん、ミュウ様、朝ですよ」
カーテンを開けて陽の光を浴びせる、太陽の光がエイトとミュウの顔に直撃する
「「…うっ!?」」
「朝ですよ、起きてください」
布団を剥ぎ取り朝の寒さが身体を襲う「ブルッ」と身体が震え出し、目を開ける
「おはようシルフィ」
「おはよう…みゅぅ」
「おはようございます、朝食の準備が出来ましたので早く降りて来てください…皆さん待っていますよ?」
そう言うとシルフィはドアを開けて外に出る、中にいるのはエイトとミュウの2人だけだ
「…あれ?アリアは?」
「エルちゃんもいない…匂いで起きたのね」
朝ごはんの匂いに釣られて颯爽と起きて下に降りたのだろう、その能力が少し羨ましい
「さて、待たせるとまた怒られるからさっさと行こう」
「そうね、待ってるもんね」
2人は素直に下に降りて食事を待っている人達に睨まれる
「エイトさん、ミュウ様、ご飯が冷めてしまいます」
「兄様、おはようございます!早く食べましょう!」
「お腹空いたのじゃ!」
シルフィ、アリア、エルの言葉にエイトは「ごめんごめん」と謝りつつこちらに駆け寄ってくる者達に目線を合わせる
「おはよう皆んな」
「パパおはよう!」
「おはようパパ!」
「「おはようございますお父様!!」」
「父ちゃん!おはよう!」
「お腹すいたよ!父ちゃん!」
「パパ様おはよう!」
「もふもふする?パパ様?」
そう計8人の娘だ、ミュウ2人
シルフィ2人
アリア2人
エル2人
で呼び方も
ミュウの娘達は「パパ」
シルフィの娘達は「お父様」
アリアの娘達は「父ちゃん」
エルの娘達は「パパ様」
と変わっている、皆んな元気でお父さんっ子だ、嬉しい事この上ないが、流石に自分の息子(意味深)が死にそうになる
「毎日5時間絞られたら子供もできるわな」
出来れば息子も欲しかったが全員娘という事で、未来が少しだけ心配だ
それでも今はとても幸せだ
「さ、皆んな座って俺も座るから…ね?」
「「「「「「「「はーい!」」」」」」」」
ちなみにエイトは自分の事を俺と呼ぶ、それは娘の前でもだ、それは何故か?
「呼び方が娘によって違うから」だ
パパ、お父様、父ちゃん、パパ様
娘1人だったり呼ばれ方が同じ娘だったら別に気にしないのたが、こうやって皆がいる所で上の4つのうちの一つを選ぶと他の娘達が泣き出すので「俺」と呼ぶ事にしたのだ
「これが俺達の終着点…そして新たな始発点なのかな?」
「どうしたの?エイト?」
「いや…シルフィのご飯美味しそうだなって」
旅は終わり、エイト達の冒険は幕を閉じた
ミュウと結婚すると言う真実に向かって歩き続けて、その終着点へと辿り着いた
けれどそれで終わりではない、貴族としての生活、新しい家族との生活、守るべき人が多く出来た
「さ、早く食べましょう」
「はい、では皆んなで」
「「「「「「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」」」」」」
きっとこの先も苦難の道が続くだろう
更なる敵が出て来るかもしれない
けれど諦めるわけにはいかない
(ここにいる人達は俺の宝だこの指輪に込められた本当の想いも忘れないでおこう)
お互いに信じていないからつける指輪と思われているが、この指輪はそう言う事ではない
カイトの様な、いやそれ以上の化け物が出た時に大切な人を失いたくないから作った保険だ
そもそもこれがなくてもお互いの想いはカンストしている、想いが強ければ効かないはずだが「女神の様な化け物」には常識は通用しない
だからこそエイト達は誓ったのだ
「新しい命の為にどんな手段を使っても守り抜く」と
——————————————————————
エイトとミュウの娘
長女 ミリス
次女 エリス
エイトとシルフィの娘
長女 エルフィ
次女 エフィ
エイトとアリアの娘
長女 エリア
次女 イリア
エイトとエルの娘
長女 エイル
次女 イルル
注 指輪を造った当時は妊娠していません
子供を作る事が確定だったのでそう言う話になっただけです
0
お気に入りに追加
887
あなたにおすすめの小説

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。

元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。

俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる