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第11章 ~DDの正体~
第五百五十四話 集結する選ばれし者達
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「エイト•マクラレン…貴方は確か私の消去で消えた筈よね?」
「ああ、だけど運良く生きていたんだ…そして彼らによって再びこの世界に戻ってくることが出来た」
「彼ら?」
モルベトールはエイトの説明に困惑していると続々とこの世界に別世界の人間(魔族)達が来る
「エイト…彼らは?」
「この人達が俺をこの世界に戻してくれた人達だよ」
「彼女達がエイトの仲間か…それにしても酷い怪我だ、義姉さん、セシル頼めるか?」
ミュウの質問に対してエイトはそう言うとクロスは傷だらけのシルフィ達を見てメミルとセシルに回復を頼む
「ええ、良いわ」
「任せて義兄さん」
「マイとユキも頼めるかい?」
「私は良いわよ」
「僕も平気だよ」
ルークはマイとユキにアリア達の回復を頼む、そして聖女、賢者、魔法使いの力によってエル達は完全回復した
「痛みが消えました」
「凄いです、こんなにもあっさりと」
「ワシ達も魔力が枯渇し切っておるからの、助かったのじゃ」
シルフィ、アリア、エル(後ミュウ)はそう言った後、助けてくれた彼女達にお礼を言う、無償で助けてくれたので本当にありがたい
「それで、奴がモルベトールか?」
「ああ、君達の言い方にすると、悪意の根源と言うべきかな?」
グエンはエイトに質問するとエイトは「そうだ」と頷く
「魔族…私と同じ種族ね…」
「だからなんですか?貴女のせいで私達は迷惑しているんです、さっさとやめてくれませんか?」
「嫌よ、折角私は実体を手に入れたのよ?貴女達の世界がどうなろうが知ったこっちゃないわ」
シルフィの忠告に対してモルベトールは拒否の反応を示す、当然だ
モルベトールは自分の為に周りを利用した魔族だ、それ以外の者達がどうなろうと関係ないのだ
「それと、私の元の世界もね?」
「やっぱり、お前が元凶だったかモルトベール」
「貴女…は絶…対に…許さ…な…い…」
モルベトールがエイト達の更に後ろの方に声をかけていると、魔法陣からではなく、自分達の足で追いついたルクス達がいた
「て言うか人多くない?」
「俺達の他にも人がいるなんてな…驚いたよ」
アマギとザークは人の多さに驚く、当然だここには全員で24人もいるのだ心強いが兎に角多い
「でも、彼らを見る限り僕達と同等、それ以上の力はありそうだね」
「勇者様がそう仰るのなら多分そうなんでしょうね」
アイリがそう言うとクロス達とルーク達は「ギョッ」とした目でリムルを見てくる
「え!?な…何!?」
「…いや、すまない、勇者と言う言葉に敏感になってしまってな」
「同じく…勇者には嫌な思い出しかないから…」
クロスとルークの言葉に彼らの世界の住人達は「うんうん」と頷く、どうやら彼らの世界の勇者もエイトの世界と同様にクズらしい
「勇者様がそんな酷い事をするとは思えませんが…」
「そうですね、私達の勇者様は魔王を倒す為に勇敢に立ち向かったまごう事なき勇者ですからね」
アミとミアがリムルに尊敬の眼差しを向けるとフローズ達とマイ達は「尊敬…?」ととても不思議そうに見る
それもそうだミク達の世界の勇者マンルと
ユキ達の世界の勇者シンは
勇者と言う称号…職業がありながら人の女(ではない事もあるが)を平気で奪うクズだ
クロスやルークにはそれ程の実害はないが、マンルとシンの被害者女性達は数多く、勇者カイトのストーカー行為なんて可愛いもんだと思える程恐ろしい事をして来ている
それなのに勇者リムルはそうではなく、仲間達、しかも女性達から尊敬すると言われる程の人望があるのだ…普通は驚くだろう
「ルクス、奴の本当の名前は夢の鬼神だ、既に勇者カイト、女神アマス、アダマス、厄災、暗黒神エルガウル、そして数多くの人間と魔物達のエネルギーがモルベトールの中に取り込まれている」
エイトは合流したアカギ達に簡単に説明した
——————————————————————
続く
「ああ、だけど運良く生きていたんだ…そして彼らによって再びこの世界に戻ってくることが出来た」
「彼ら?」
モルベトールはエイトの説明に困惑していると続々とこの世界に別世界の人間(魔族)達が来る
「エイト…彼らは?」
「この人達が俺をこの世界に戻してくれた人達だよ」
「彼女達がエイトの仲間か…それにしても酷い怪我だ、義姉さん、セシル頼めるか?」
ミュウの質問に対してエイトはそう言うとクロスは傷だらけのシルフィ達を見てメミルとセシルに回復を頼む
「ええ、良いわ」
「任せて義兄さん」
「マイとユキも頼めるかい?」
「私は良いわよ」
「僕も平気だよ」
ルークはマイとユキにアリア達の回復を頼む、そして聖女、賢者、魔法使いの力によってエル達は完全回復した
「痛みが消えました」
「凄いです、こんなにもあっさりと」
「ワシ達も魔力が枯渇し切っておるからの、助かったのじゃ」
シルフィ、アリア、エル(後ミュウ)はそう言った後、助けてくれた彼女達にお礼を言う、無償で助けてくれたので本当にありがたい
「それで、奴がモルベトールか?」
「ああ、君達の言い方にすると、悪意の根源と言うべきかな?」
グエンはエイトに質問するとエイトは「そうだ」と頷く
「魔族…私と同じ種族ね…」
「だからなんですか?貴女のせいで私達は迷惑しているんです、さっさとやめてくれませんか?」
「嫌よ、折角私は実体を手に入れたのよ?貴女達の世界がどうなろうが知ったこっちゃないわ」
シルフィの忠告に対してモルベトールは拒否の反応を示す、当然だ
モルベトールは自分の為に周りを利用した魔族だ、それ以外の者達がどうなろうと関係ないのだ
「それと、私の元の世界もね?」
「やっぱり、お前が元凶だったかモルトベール」
「貴女…は絶…対に…許さ…な…い…」
モルベトールがエイト達の更に後ろの方に声をかけていると、魔法陣からではなく、自分達の足で追いついたルクス達がいた
「て言うか人多くない?」
「俺達の他にも人がいるなんてな…驚いたよ」
アマギとザークは人の多さに驚く、当然だここには全員で24人もいるのだ心強いが兎に角多い
「でも、彼らを見る限り僕達と同等、それ以上の力はありそうだね」
「勇者様がそう仰るのなら多分そうなんでしょうね」
アイリがそう言うとクロス達とルーク達は「ギョッ」とした目でリムルを見てくる
「え!?な…何!?」
「…いや、すまない、勇者と言う言葉に敏感になってしまってな」
「同じく…勇者には嫌な思い出しかないから…」
クロスとルークの言葉に彼らの世界の住人達は「うんうん」と頷く、どうやら彼らの世界の勇者もエイトの世界と同様にクズらしい
「勇者様がそんな酷い事をするとは思えませんが…」
「そうですね、私達の勇者様は魔王を倒す為に勇敢に立ち向かったまごう事なき勇者ですからね」
アミとミアがリムルに尊敬の眼差しを向けるとフローズ達とマイ達は「尊敬…?」ととても不思議そうに見る
それもそうだミク達の世界の勇者マンルと
ユキ達の世界の勇者シンは
勇者と言う称号…職業がありながら人の女(ではない事もあるが)を平気で奪うクズだ
クロスやルークにはそれ程の実害はないが、マンルとシンの被害者女性達は数多く、勇者カイトのストーカー行為なんて可愛いもんだと思える程恐ろしい事をして来ている
それなのに勇者リムルはそうではなく、仲間達、しかも女性達から尊敬すると言われる程の人望があるのだ…普通は驚くだろう
「ルクス、奴の本当の名前は夢の鬼神だ、既に勇者カイト、女神アマス、アダマス、厄災、暗黒神エルガウル、そして数多くの人間と魔物達のエネルギーがモルベトールの中に取り込まれている」
エイトは合流したアカギ達に簡単に説明した
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続く
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