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第11章 ~DDの正体~
第五百三十三話 VS.モルトベール 3
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「引き継ぎ"ガイストブレイズ"!!!」
エイトはその逃げ足を利用して、素早く移動しながら「闇魔法」を使う
モルトベールは「闇魔法」を使う事に驚く
「闇魔法!?貴方、炎系の魔法しか使えないんじゃなかったの!?」
「さあ、何のことだか(そもそも雷や光魔法も使ってただろうが)」
モルトベールに闇の魔法が直撃し、稲妻の様な爆発が起こる、おそらく部下からの情報を得て言ったことなのだろうが、エイトは普通に他の魔法も使っている
今回は初めて?闇魔法を使ったが、あそこまで驚かれる様な事は全くしていない
「兄様達が逃げ足が速いのなら、私達は更に速くなりましょう?」
「うむ、そうじゃな、術式"ハイウインド"!」
風魔術を展開して味方の素早さを上げる、これにより敵の攻撃を少しは回避しやすくなる
「本当に逃げ足を速くするなんて…そんなに逃げたいの?」
「そうですね、貴女のような化け物とは戦いたくありませんよ」
「なら、貴女は何で戦うの?その服装からしてメイドでしょ?戦うメイドなんて聞いたことないわよ?」
実際の所(現実世界の)小説では暗殺者、スパイなど裏社会の人間や人外、国王直属の者達がメイドをやっているのを見た事はあるが、エイト達の世界ではシルフィだけだ。
しかもシルフィは前世は子猫、普通のメイドと言うステータスだったのに「剣姫」となり、エイトとミュウの師匠になるほど攻撃力は高い
「ダメですか?」
「いえ、別に気になっただけなの、深い意味はないわ」
「そうですか…剣技"ソニックブーム"」
会話が出来る程余裕があるモルトベールにシルフィは斬撃を与える
一撃で二撃分の攻撃を喰らわせたが、モルトベ ールはエイトの腹を殴り、後方は吹き飛ばす。
「ゴフッー!?」
「エイト!!!」
「逃げ足を速くした所で、私の目からは逃れないわよ?」
素早く行動して、敵の隙を狙っていたが、むしろ逆に隙をつかれてダメージを負う
エイトは腹を抑えながら剣を振るう
「ゴフッ…くっ」
「また躱された!」
「なら、剣技"ソニックブーム"!!!」
「な!?」
モルトベールは先程エイトが使った技をそっくりそのまま使う
元々エイトの能力は誰かの力を自分の力に変えて使う技だ
その為、シルフィの様な「剣士系」の職業は剣技系の技を習得しやすく、シルフィが「ソニックブーム」を使えたのはエイトが技を引き継いだ相手は「シルフィ」だからだ
「何故同じ技を!…いえ、そう言う事ね」
「ええ、そう言うことよ!ダウンロード"ソニックブーム"!」
モルトベールが納得した瞬間、ミュウも「今」ダウンロードが終わった技を使う
モルトベールはそれをそれを躱しシルフィとミュウは不敵に笑う
「…何を笑っているの?」
「簡単な話です、私達は貴女を狙っていません」
「私達が狙っていたのは"その後ろ"」
暗黒神エルガウルが封印されている装置
モルトベールの後ろにはそれがあり、それを躱したモルトベールは酷く怯える事もなく、こちらを見つめる
「…だから何?」
「…え?」
「だから何?って聞いているのよ、メイドさん、あの装置がたかだか貴女達の攻撃で壊れるとでも?…バカバカしいそんなアリのような攻撃で壊れるほど、脆い設計図にはしてないんだよね?」
その通りで、ミュウとシルフィの斬撃は暗黒神エルガウルのいる装置に直撃したのはいいが「バチっ」と電気のシールドの様なものに弾き返され傷一つつけることが出来なかった
「…ミュウ姉様とシルフィ姉様の協力技でも全く変わらない…か」
「ワシを封印している…(復活装置?)だけあって頑丈さは凄まじいのじゃ」
アリアとエルは2人で魔法陣を作り、今度は魔術で破壊しようと目論む…が、
ドゴォォォォンンン!!!!!!!!!!!
——————————————————————
「「「「「!?」」」」」
エイトはその逃げ足を利用して、素早く移動しながら「闇魔法」を使う
モルトベールは「闇魔法」を使う事に驚く
「闇魔法!?貴方、炎系の魔法しか使えないんじゃなかったの!?」
「さあ、何のことだか(そもそも雷や光魔法も使ってただろうが)」
モルトベールに闇の魔法が直撃し、稲妻の様な爆発が起こる、おそらく部下からの情報を得て言ったことなのだろうが、エイトは普通に他の魔法も使っている
今回は初めて?闇魔法を使ったが、あそこまで驚かれる様な事は全くしていない
「兄様達が逃げ足が速いのなら、私達は更に速くなりましょう?」
「うむ、そうじゃな、術式"ハイウインド"!」
風魔術を展開して味方の素早さを上げる、これにより敵の攻撃を少しは回避しやすくなる
「本当に逃げ足を速くするなんて…そんなに逃げたいの?」
「そうですね、貴女のような化け物とは戦いたくありませんよ」
「なら、貴女は何で戦うの?その服装からしてメイドでしょ?戦うメイドなんて聞いたことないわよ?」
実際の所(現実世界の)小説では暗殺者、スパイなど裏社会の人間や人外、国王直属の者達がメイドをやっているのを見た事はあるが、エイト達の世界ではシルフィだけだ。
しかもシルフィは前世は子猫、普通のメイドと言うステータスだったのに「剣姫」となり、エイトとミュウの師匠になるほど攻撃力は高い
「ダメですか?」
「いえ、別に気になっただけなの、深い意味はないわ」
「そうですか…剣技"ソニックブーム"」
会話が出来る程余裕があるモルトベールにシルフィは斬撃を与える
一撃で二撃分の攻撃を喰らわせたが、モルトベ ールはエイトの腹を殴り、後方は吹き飛ばす。
「ゴフッー!?」
「エイト!!!」
「逃げ足を速くした所で、私の目からは逃れないわよ?」
素早く行動して、敵の隙を狙っていたが、むしろ逆に隙をつかれてダメージを負う
エイトは腹を抑えながら剣を振るう
「ゴフッ…くっ」
「また躱された!」
「なら、剣技"ソニックブーム"!!!」
「な!?」
モルトベールは先程エイトが使った技をそっくりそのまま使う
元々エイトの能力は誰かの力を自分の力に変えて使う技だ
その為、シルフィの様な「剣士系」の職業は剣技系の技を習得しやすく、シルフィが「ソニックブーム」を使えたのはエイトが技を引き継いだ相手は「シルフィ」だからだ
「何故同じ技を!…いえ、そう言う事ね」
「ええ、そう言うことよ!ダウンロード"ソニックブーム"!」
モルトベールが納得した瞬間、ミュウも「今」ダウンロードが終わった技を使う
モルトベールはそれをそれを躱しシルフィとミュウは不敵に笑う
「…何を笑っているの?」
「簡単な話です、私達は貴女を狙っていません」
「私達が狙っていたのは"その後ろ"」
暗黒神エルガウルが封印されている装置
モルトベールの後ろにはそれがあり、それを躱したモルトベールは酷く怯える事もなく、こちらを見つめる
「…だから何?」
「…え?」
「だから何?って聞いているのよ、メイドさん、あの装置がたかだか貴女達の攻撃で壊れるとでも?…バカバカしいそんなアリのような攻撃で壊れるほど、脆い設計図にはしてないんだよね?」
その通りで、ミュウとシルフィの斬撃は暗黒神エルガウルのいる装置に直撃したのはいいが「バチっ」と電気のシールドの様なものに弾き返され傷一つつけることが出来なかった
「…ミュウ姉様とシルフィ姉様の協力技でも全く変わらない…か」
「ワシを封印している…(復活装置?)だけあって頑丈さは凄まじいのじゃ」
アリアとエルは2人で魔法陣を作り、今度は魔術で破壊しようと目論む…が、
ドゴォォォォンンン!!!!!!!!!!!
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「「「「「!?」」」」」
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