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第11章 ~DDの正体~
第五百三十話 最深部
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~アポカリプス遺跡 狭間ノ玉座~
(最深部)
魔法陣から魔法陣への移動時間は一瞬で、あっという間に最深部に辿り着いた
「魔法陣が…」
「消えちゃった…ね」
エイトとミュウは足元を見ると魔法陣は消えてなくなり、もう戻る事は出来なくなってしまった
「…兄様、姉様方…前を見てください」
「どうやら…探す手間が省けたようじゃ」
アリアとエルは前を見ながらみんなに伝える、そこには大きなオーブがあり、その下に機械らしき物とそれを操る人物が立っていた
「…貴方がDDのボスですか?」
シルフィはずっと後ろを向いている者に向かって声をかける、その人物はその言葉でやっと気付いたのか、こちらを振り向く
「…よくここまで来ましたね」
「ああ、アンタのせいで結構苦労したけどな?」
勇者カイト、獄獣アビス、魔界三闘将の2人、魔族も魔物達、そして堕天使ゼルグ
ドゥームフォートレスでのDD達との総力戦とも引けを取らない激戦をここまで繰り広げていたのだ、エイトが悪態つくのも無理はない
「それで?貴方が…いや、貴"女"がDDなの?」
シルフィの質問に答えなかったので、ミュウがもう一度質問する
「…そうだとしたらどうするの?」
「貴女は何者ですか?見たところ魔族の様に見えますけど?」
彼女の姿は
赤いツノ
黒髪ショートヘア
スカートの短い黒いドレス
ガーターベルトと繋がっている長いロングタイツ
ハイヒール
と言う見た目だけで判断するとサキュバスに似ている、しかし男であるエイトを目の前にしても発情せず、魅了もしてこないのでおそらく違うのだろう
「私は魔族よ?この世界の魔物…魔族?とは違う別世界の魔族だけどね?」
「ルクス達と同じ別世界の魔族」
それだけでも脅威だ、ゼルグはその異世界の人物に従っていた、すなわちこれより強い奴が現れたら劣勢に立たされるのはこちら側なのだ
「ここで何をしておるのじゃ」
「貴女の本体を蘇らせようとしているのよ…そうねぇ後20分もあれば完全復活出来るかしらね」
後20分…アニメだと十分な時間だが、現実世界となるとかなり短い
「20…時間がないが1つ聞かせてくれ、お前は一体何がしたいんだ?」
「…そうねぇ、私は"感情"が欲しいの、それもとびっきりの」
「感情?」
オルゼクスも似た様な事を言っていた、しかしエイトは今でも理解できない、感情の何が欲しいのだ?
「ええ、私は元々実体を持つことが出来ない魔族なの、本来なら相手に憑依して、その感情を餌にしてたんだけど、何か足りなくて…そこで思いついたのよ、私が感情を作れば良いってね?」
「それがDDの始まり…」
「そう、時空の歪みを利用して私達の世界と歪みの原因の世界と融合させて新たな物語を作ろうと思ってね、そしたら上手く行ったのよ」
「…まさか、Resetの影響をルクスさん達の世界にも干渉出来る程なんて」
「それのおかげ、今こうして順調に実体を持てる様になったんですけどね?
彼女は「クスクス」と笑う
まるでこの会話を楽しんでいるかの様な感じだ
「さて、無駄話はここまでにしましょう」
彼女はそう言うと小さな球を出して持つ
それが何の効果を示すのかはわからないが、脅威である事に変わりはない
「貴方達がここに来たと言う事は、私の邪魔をするって事…だけど、そんな事許さない」
「それはこちらの台詞だ、これ以上キサマの好きにはさせないぞ?」
「貴女の目的が何であれ、脅威に変わりはないからね」
そしてエイト達も戦闘体制に入る
暗黒神はともかく、それを利用とする奴が目の前にいるのなら倒すしかない
「さぁ、貴方達の感情を私に教えなさい!
私の名前は"モルトベール"…元魔王軍四天王の1人の力見せてあげるわ!!!」
——————————————————————
と言う事で、今回の黒幕はルクス達の世界にいた「モルトベール」でした(^◇^;)
(簡単すぎましたね)
(最深部)
魔法陣から魔法陣への移動時間は一瞬で、あっという間に最深部に辿り着いた
「魔法陣が…」
「消えちゃった…ね」
エイトとミュウは足元を見ると魔法陣は消えてなくなり、もう戻る事は出来なくなってしまった
「…兄様、姉様方…前を見てください」
「どうやら…探す手間が省けたようじゃ」
アリアとエルは前を見ながらみんなに伝える、そこには大きなオーブがあり、その下に機械らしき物とそれを操る人物が立っていた
「…貴方がDDのボスですか?」
シルフィはずっと後ろを向いている者に向かって声をかける、その人物はその言葉でやっと気付いたのか、こちらを振り向く
「…よくここまで来ましたね」
「ああ、アンタのせいで結構苦労したけどな?」
勇者カイト、獄獣アビス、魔界三闘将の2人、魔族も魔物達、そして堕天使ゼルグ
ドゥームフォートレスでのDD達との総力戦とも引けを取らない激戦をここまで繰り広げていたのだ、エイトが悪態つくのも無理はない
「それで?貴方が…いや、貴"女"がDDなの?」
シルフィの質問に答えなかったので、ミュウがもう一度質問する
「…そうだとしたらどうするの?」
「貴女は何者ですか?見たところ魔族の様に見えますけど?」
彼女の姿は
赤いツノ
黒髪ショートヘア
スカートの短い黒いドレス
ガーターベルトと繋がっている長いロングタイツ
ハイヒール
と言う見た目だけで判断するとサキュバスに似ている、しかし男であるエイトを目の前にしても発情せず、魅了もしてこないのでおそらく違うのだろう
「私は魔族よ?この世界の魔物…魔族?とは違う別世界の魔族だけどね?」
「ルクス達と同じ別世界の魔族」
それだけでも脅威だ、ゼルグはその異世界の人物に従っていた、すなわちこれより強い奴が現れたら劣勢に立たされるのはこちら側なのだ
「ここで何をしておるのじゃ」
「貴女の本体を蘇らせようとしているのよ…そうねぇ後20分もあれば完全復活出来るかしらね」
後20分…アニメだと十分な時間だが、現実世界となるとかなり短い
「20…時間がないが1つ聞かせてくれ、お前は一体何がしたいんだ?」
「…そうねぇ、私は"感情"が欲しいの、それもとびっきりの」
「感情?」
オルゼクスも似た様な事を言っていた、しかしエイトは今でも理解できない、感情の何が欲しいのだ?
「ええ、私は元々実体を持つことが出来ない魔族なの、本来なら相手に憑依して、その感情を餌にしてたんだけど、何か足りなくて…そこで思いついたのよ、私が感情を作れば良いってね?」
「それがDDの始まり…」
「そう、時空の歪みを利用して私達の世界と歪みの原因の世界と融合させて新たな物語を作ろうと思ってね、そしたら上手く行ったのよ」
「…まさか、Resetの影響をルクスさん達の世界にも干渉出来る程なんて」
「それのおかげ、今こうして順調に実体を持てる様になったんですけどね?
彼女は「クスクス」と笑う
まるでこの会話を楽しんでいるかの様な感じだ
「さて、無駄話はここまでにしましょう」
彼女はそう言うと小さな球を出して持つ
それが何の効果を示すのかはわからないが、脅威である事に変わりはない
「貴方達がここに来たと言う事は、私の邪魔をするって事…だけど、そんな事許さない」
「それはこちらの台詞だ、これ以上キサマの好きにはさせないぞ?」
「貴女の目的が何であれ、脅威に変わりはないからね」
そしてエイト達も戦闘体制に入る
暗黒神はともかく、それを利用とする奴が目の前にいるのなら倒すしかない
「さぁ、貴方達の感情を私に教えなさい!
私の名前は"モルトベール"…元魔王軍四天王の1人の力見せてあげるわ!!!」
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と言う事で、今回の黒幕はルクス達の世界にいた「モルトベール」でした(^◇^;)
(簡単すぎましたね)
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