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第11章 ~DDの正体~
第五百二十一話 絶望を希望に、再戦〜ゼルグ〜4
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「術式"ジャガーバイト"!!!」
「ガフッ!!!」
蒼き光線がゼルグを貫き、そこから爆発が起こる
未だ動きが鈍いゼルグにエイト達は怒涛の追い打ちをかける、卑怯と言われても構わない、けどそうでもしないと奴には勝てないのだ
「剣技"稲妻雷光斬"!!!」
剣に雷魔法を付与し、雷鳴の如く天から稲妻⚡️を落としながら自らも斬りにかかる
一瞬世界が黄色に染まり、激しい爆音と斬撃がゼルグに襲いかかる
「クゥゥゥゥゥ…ごふ…」
口から血反吐を吐き、こちらを睨みつける、余裕の表情が無くなり始め、風向きが徐々に変わり始める
「術式"ワイドガード"!」
「術式"ヒーリング"!」
それでも堕天使の力は圧倒的な為、防御力と体力を回復させる、MPにも限界がある為やたら無闇に使えないが、出し惜しみはもうしない
「"滅びの宴"!!!」
「だから…効かねえって言ってんだろ!!!」
3度目の正直でゼルグは同じ技を放つ、エイトは「闇色の影」を使い、攻撃を防ぐ
…しかし
「ゴフッ」
「エイト!!!」
「馬鹿め!あれ程の魔力を短時間で人間が使えばどうなるか、分かってた筈だ!」
エイトは激しい吐血と共に地面に倒れる、ミュウが慌てて駆け寄り回復魔法をかけるが、魔力枯渇によるダメージが酷く、治るのに時間がかかっている
「…っ!!(私も…魔力を使い過ぎた)」
シルフィも「闇色の影」を2回、それ以外でも魔力を消費している為、頭痛が酷くなっている
それでも圧倒的な精神力で自我を保っている
「さぁ…終わりにしてやる…"幻滅の波動"!!!」
漆黒の禍々しき波動がゼルグから溢れ出し、ミュウ達を包む、そこから想像を絶する程の斬撃、魔撃の様でそうでない、言葉にするのが困難な程の悍ましき波動攻撃がシルフィ達を襲う
「ククッ…ボクの全魔力を込めた一撃…さぁ耐えれるもんなら耐えてみせろ!!!」
「ガァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!引き継ぎ"闇色の影"!!!!!」
眼、口、鼻、耳、毛穴、ありとあらゆる所から血を吹き出しながらエイトはアリア達を守る
悍ましき波動によりエル達は想像以上のダメージを負っていたが、エイトの命懸けの行動により、見事耐え切った
「エイト!!!!!バカ!何やっているのよ!!!」
「エイトさん!!!!!…ッ!!!!アリア!エル!!一気に仕留めるわよ!!!!!」
「兄様!!!!!…はい!行くよ!エルちゃん!!!!!」
「うむ!主様…お主の想い無駄にはせぬ!!!!!!!」
ミュウはエイトを抱き抱えていた為全身血だらけだが、そんな事気にせずに傷を治している
ミュウも魔力がなくなってきているが、エイトの為に振り絞っている
シルフィ達はその意図を理解し、ゼルグとの戦いに決着をつけるべく地面を蹴る
「剣技"リブレイブ""ドラゴンビート""ダメージブースト"!!!!!!」
「!?それはまさか!!!」
「術式"アクセル""ブースト""チャージ"!!!!」
シルフィは前のゼルグ戦の時と同じ…いや、それ以上の魔力と攻撃力を高め、現段階の極限の状態になる
さらにアリアのバフにより、一時的かもしれないが、ゼルグを凌駕する力を手に入れる
「だったら、あの時の様に止めるだけだ!
ゴフッ….クソ!魔力が…」
先程の攻撃で魔力が底をつき、障壁を築く事が出来ず、今度は空から逃げようとする
「させるか!術式"ヴォーテクス"!!!」
が暗黒神の片鱗の力を使い、ゼルグを暗黒の爆発で地面に落とす
「今じゃ!やれ!!!」
「神技"紫電一閃の剣•雷鳴紫龍"!!!!!」
——————————————————————
シルフィがそう叫び、一筋の線が、まさに雷鳴の如く現れし龍の様に凄まじく、ゼルグはそれを躱す事も、避ける事も出来ず、翼をもがれ、一太刀の斬撃と共に血飛沫を上げて、倒れる——-
「ガフッ!!!」
蒼き光線がゼルグを貫き、そこから爆発が起こる
未だ動きが鈍いゼルグにエイト達は怒涛の追い打ちをかける、卑怯と言われても構わない、けどそうでもしないと奴には勝てないのだ
「剣技"稲妻雷光斬"!!!」
剣に雷魔法を付与し、雷鳴の如く天から稲妻⚡️を落としながら自らも斬りにかかる
一瞬世界が黄色に染まり、激しい爆音と斬撃がゼルグに襲いかかる
「クゥゥゥゥゥ…ごふ…」
口から血反吐を吐き、こちらを睨みつける、余裕の表情が無くなり始め、風向きが徐々に変わり始める
「術式"ワイドガード"!」
「術式"ヒーリング"!」
それでも堕天使の力は圧倒的な為、防御力と体力を回復させる、MPにも限界がある為やたら無闇に使えないが、出し惜しみはもうしない
「"滅びの宴"!!!」
「だから…効かねえって言ってんだろ!!!」
3度目の正直でゼルグは同じ技を放つ、エイトは「闇色の影」を使い、攻撃を防ぐ
…しかし
「ゴフッ」
「エイト!!!」
「馬鹿め!あれ程の魔力を短時間で人間が使えばどうなるか、分かってた筈だ!」
エイトは激しい吐血と共に地面に倒れる、ミュウが慌てて駆け寄り回復魔法をかけるが、魔力枯渇によるダメージが酷く、治るのに時間がかかっている
「…っ!!(私も…魔力を使い過ぎた)」
シルフィも「闇色の影」を2回、それ以外でも魔力を消費している為、頭痛が酷くなっている
それでも圧倒的な精神力で自我を保っている
「さぁ…終わりにしてやる…"幻滅の波動"!!!」
漆黒の禍々しき波動がゼルグから溢れ出し、ミュウ達を包む、そこから想像を絶する程の斬撃、魔撃の様でそうでない、言葉にするのが困難な程の悍ましき波動攻撃がシルフィ達を襲う
「ククッ…ボクの全魔力を込めた一撃…さぁ耐えれるもんなら耐えてみせろ!!!」
「ガァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!引き継ぎ"闇色の影"!!!!!」
眼、口、鼻、耳、毛穴、ありとあらゆる所から血を吹き出しながらエイトはアリア達を守る
悍ましき波動によりエル達は想像以上のダメージを負っていたが、エイトの命懸けの行動により、見事耐え切った
「エイト!!!!!バカ!何やっているのよ!!!」
「エイトさん!!!!!…ッ!!!!アリア!エル!!一気に仕留めるわよ!!!!!」
「兄様!!!!!…はい!行くよ!エルちゃん!!!!!」
「うむ!主様…お主の想い無駄にはせぬ!!!!!!!」
ミュウはエイトを抱き抱えていた為全身血だらけだが、そんな事気にせずに傷を治している
ミュウも魔力がなくなってきているが、エイトの為に振り絞っている
シルフィ達はその意図を理解し、ゼルグとの戦いに決着をつけるべく地面を蹴る
「剣技"リブレイブ""ドラゴンビート""ダメージブースト"!!!!!!」
「!?それはまさか!!!」
「術式"アクセル""ブースト""チャージ"!!!!」
シルフィは前のゼルグ戦の時と同じ…いや、それ以上の魔力と攻撃力を高め、現段階の極限の状態になる
さらにアリアのバフにより、一時的かもしれないが、ゼルグを凌駕する力を手に入れる
「だったら、あの時の様に止めるだけだ!
ゴフッ….クソ!魔力が…」
先程の攻撃で魔力が底をつき、障壁を築く事が出来ず、今度は空から逃げようとする
「させるか!術式"ヴォーテクス"!!!」
が暗黒神の片鱗の力を使い、ゼルグを暗黒の爆発で地面に落とす
「今じゃ!やれ!!!」
「神技"紫電一閃の剣•雷鳴紫龍"!!!!!」
——————————————————————
シルフィがそう叫び、一筋の線が、まさに雷鳴の如く現れし龍の様に凄まじく、ゼルグはそれを躱す事も、避ける事も出来ず、翼をもがれ、一太刀の斬撃と共に血飛沫を上げて、倒れる——-
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