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第11章 ~DDの正体~

第五百十一話 VS.ヴァリアス ルクス•アカギside

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「…俺の相手はお前らか」

「なんだ?不服か?」

ヴァリアスは2人を見つめながら薙刀なぎなたを構える

「いや…俺達の世界にいた魔王を超える力を持つ存在を戦える、その事が嬉しくてな」

「ま…おう…が…いる…?」

「そうだ暗黒神の世界にはそこに住む魔物達をまとめるリーダー的存在がいた、それが魔王だ」

ルクス達の世界の魔王も似た様な感じだ、ただこちらの世界の魔王は世界征服の為に人間達も戦っていたと言う点だ。

「その魔王を超える魔力を持つお前達は俺の殺す相手として相応しいと言う事だ」

「成る程…なら、逆に貴様を殺す!」

ルクスは杖を出して先制攻撃をする、続いてミュウも同様に魔法を放つ

「「融合魔法"核爆弾アトミックボム"!!!!!」」

地球に存在する本当の核爆弾ではなく、周囲に被害がほとんどでず、対象者だけに強烈な破壊力を誇る魔法

大爆発エクスプロージョンよりも威力が凄まじく、周りの被害も懸念して2人は魔法でシールドを張っている。

激しい爆弾音と共にヴァリアスはモロに当たるが、「回復ヒーリング」と軽く唱えて、傷を治している

「な!?」

「なんだ?俺は魔族だぞ?お前達の様な人間と一緒にするな」

「化け…物…!!!」

どうやらヴァリアスは2人を超える魔力を持っており、その魔力を使って自身の身体を治しているらしい

「化け物?植物を切り、動物を殺し、環境破壊しているお前達がよっぽど化け物だろ?」

「だからそれと同等になったお前は化け物なんだよ」

「ほぉ…俺に挑発するとは、良いだろうかかってこい殺してやるよ!」

ダメージの回復が終わったヴァリアスはこちらに向かって駆け出し、薙刀を振り下ろす

「「!?」」

「どうした!俺を殺すんだろ!」

振り下ろした後、地面が抉れ、岩石が飛び出る

こんな攻撃を喰らったら(回復できるけど)ひとたまりもないだろう。

「な…なら…こ…れで、…どう!!!」

「お!」

「"超五月雨斬り"Ⅲ!!!!!」

火、水、光、闇、風、土と様々な剣が出現し、それが一斉に襲い掛かる

「なら…ガァァァァァ!!!!」

それを全て弾き返すと、ルクスが続けて攻撃する

「"グラウンド•アーム"!!!」

「チッ!」

その弾き返した剣が爆発して視界が悪くなった瞬間、後ろから土人形ゴーレムが殴ってきて、ヴァリアスに初めてダメージが通る

「邪魔をするな!!!」

薙刀を振り回して、ルクスが作った土人形ゴーレムを破壊する

——————————————————————
諸事情で今日はここまで(⌒-⌒; )



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