幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第10章 〜動き始めた歯車〜

第四百七十七話 VS.〜サガ〜 2 

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「…口だけなら何とでも言えるのだぞ?無駄に抵抗するくらいならさっさと諦めるんだな」

今、アカギ達の攻撃はほとんど当たっていない、戦いは始まったばかりだが、これだけは言える…

…"彼の実力は本物だと"

「口だけではないさ」

「そ…うよ……!」

「「サンダーボールⅢ!!!」」

今度はルクスとアカギが力を合わせて雷の球を放つ、そのスピードと威力は桁違いで、サガは剣で斬るが、斬った瞬間爆発してダメージを負う

「チッ…面倒な魔法を…っ!?」

「お前らを倒し野望を止める…それを証明してやるよ」

ルクスはそう言うと杖に魔力を込めて、今度は火炎の球を放つ

サガは避けようとするが感電してしまい、動けなくなる

「しまっ!?」

そして「ゴウッ」と言う音と共に爆発してサガは少し吹き飛ぶ、軽いやけど程度だが、確実にダメージを与えている。

「皆んな、諦めるなよ?」

「もち…ろん!」

アカギはそう答えると頷き、ミュウ達も同じ様に頷いた、まだまだ諦めるには速すぎるのだ。

「…ならば私は、貴様らに最高の絶望を味わせよう」

剣を地面に差し込み、そこから大量の魔力が溢れ出す、

その魔力の正体はサガであり、自分自身の魔力を解き放っているのだ。

「お前達の旅を終わらせる…覚悟しろ」

サガはそう言うと大地を揺らし、自身の周りの空間を捻じ曲げる。

「…!!!」

「どうしましたか?ミュウ様」

「………」

「なんですって!?」

ミュウはシルフィにしか聞こえない小さな声で話しているのだろう

ルクスやアカギ達などは聞こえなかった
その為、アリア達も聞こえておらず、何を言ったかわからない。

「なんて言ったんだ!」

「…空間を捻じ曲げている最中に、一瞬見えたそうです」

「なに…を?」

ルクスとアカギは冷や汗をかきながらシルフィに質問する、
シルフィも冷や汗をかきながら答える。

「…勇者カイトの姿が」

「え?」

「なぬ?」

アリアとエルは驚く、それはそうであろう
勇者カイトはDDダークデビルに捕まってから生死がわからなかった。

ミュウの言い方的には奴はまだ生きている、と言う言い方だが…

「でも、勇者カイトは弱いんだろ!?」

ルクスは魔法でサガに攻撃しているが周りに貼られている魔力のバリアがそれを弾く、「チッ」と舌打ちしながら、カイトのことを聞く。

「はい、確かにカイトは弱いです、ですが…勇者の能力は強いです」

「能力?」

と、ルクスが魔法を撃ちながら首を傾げると、サガの方から爆発音が聞こえた。

——————————————————————
忙しくて、今日はここまで(-_-;)
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