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第10章 〜動き始めた歯車〜
第四百六十九話 集まりし戦士達
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~ドゥームフォートレス 4階回廊~
回廊と呼ぶには広すぎる所でエイト達は仲間達と合流していた。
「皆んな無事だった様だね」
「はい」
エイトはそう言って頷く、
リムルは仲間を見て安否を確認する、傷は見えるが、まだまだ大丈夫そうだ。
「さて、ザークとミアがここまで来たって事は王国軍は善戦してるって事だよね?」
「ああ、今2階まで完全に占拠した、今は3階にいる残党達の相手をしているが時間の問題だ」
「ま、幹部があと何人かいたけどイヴァンとか言う最初に戦った相手以外大した事なかったわ」
リムルがそう聞くと2人はそう答える、どうやらこの要塞にいる敵達はだいぶ劣勢の様だ。
「そうか…僕達は科学者兼幹部の1人を倒した、これで武器支援は出来なくなった筈だ」
「私達なら余裕でしょ」
「…苦戦したくせに」
「ま、1人くらいなら余裕ってことでしょ?」
リムルは自分達と戦った相手の事を話した、アマギが自慢しているが、アイリとアミにツッコミを入れられている。
「皆んな凄いなぁ…」
「お前も人の事言えないぞ、エイト?」
「ル…クスも…ね?」
エイト達は特に奥の手と言う新たな技を取得して更に強くなってからここに来ている、成長度合い的にエイト達の方がいいだろう。
「みゅ(エイト凄かった)」
「エイトさんもルクスさんも美味しい所を持っていきましたからねぇ」
「兄様ずるいです」
「いや、それくらいいいじゃろ…」
ミュウ、シルフィ、アリア、エルもエイトの成長は認めている(手柄を取られた事は羨ましがっているが)。
「さて、話はこれくらいにして本題に入ろう」
と、リムルは皆の現状報告(もとい自慢)を聞いた後、今後の事を話し始める。
「ここ4階はまだ敵勢力が残っている場所だ、かと言って悠長に倒している場合でもない」
DDは今もこうしている間にも暗黒神エルガウルを甦らせる為に活動をしている、
ここで燻っている場合ではないのだ。
「そこで、僕と義姉さん、アイリ、アミ、ミア、ザーク、この6人でこの階および残りの敵達を片付ける、君達は先に進んでもらいたい」
「俺たちですか?」
つまり、クロガネ、スウを倒したメンバーで上の階に上がって欲しいと言う事だ。
リムルはエイトの言葉に頷く
「そうだ、エイト、ミュウ、シルフィ、アリア、エル、ルクス、アカギ、君達7人に任せたい…出来るか?」
「出来るかって…リムル、大丈夫なの?この子達だけに任せて」
アマギは心配そうに声を掛けてくれる、それもそうだ、上の階にはおそらくリーダー…そしてゼルグがいる、
ここにいる敵達は王国兵に任せて、
自分達は先に進むべきだと思っているのだろう。
「心配か?義姉さん」
「当たり前よ、可愛い義弟と義妹達が行くのよ、心配して当然よ」
「いや、そこはエイト達も入れてよ師匠」
「エイ…ト…達…は?」
リムルの言葉にアマギは頷くが、ルクスとアカギは過保護すぎる義姉にツッコミを入れる。
「勿論エイト君達も心配よ?…本当に大丈夫なのか気になるもの」
本当に大丈夫なのか?と言うのは恐らくゼルグの事だろう、彼らは一度敗れている、その事について不安もあるのだろう。
「エイト君達は大丈夫さ、ルクスさんもいるしアカギだっている、それに彼らは別世界の英雄達だ、心配する必要はないさ」
リムルはそう言ってルクス達を見る、ルクスとアカギはリムルの顔を見て頷き、エイト達も頷く。
「そうだよ師匠、俺達は魔王を倒した者達なんだぜ?」
「大…丈…夫…!」
そう言ってルクスはアマギを心配かけさせない様に、魔王戦の事を話す。
——————————————————————
また寝落ちしてしまった(-_-;)
回廊と呼ぶには広すぎる所でエイト達は仲間達と合流していた。
「皆んな無事だった様だね」
「はい」
エイトはそう言って頷く、
リムルは仲間を見て安否を確認する、傷は見えるが、まだまだ大丈夫そうだ。
「さて、ザークとミアがここまで来たって事は王国軍は善戦してるって事だよね?」
「ああ、今2階まで完全に占拠した、今は3階にいる残党達の相手をしているが時間の問題だ」
「ま、幹部があと何人かいたけどイヴァンとか言う最初に戦った相手以外大した事なかったわ」
リムルがそう聞くと2人はそう答える、どうやらこの要塞にいる敵達はだいぶ劣勢の様だ。
「そうか…僕達は科学者兼幹部の1人を倒した、これで武器支援は出来なくなった筈だ」
「私達なら余裕でしょ」
「…苦戦したくせに」
「ま、1人くらいなら余裕ってことでしょ?」
リムルは自分達と戦った相手の事を話した、アマギが自慢しているが、アイリとアミにツッコミを入れられている。
「皆んな凄いなぁ…」
「お前も人の事言えないぞ、エイト?」
「ル…クスも…ね?」
エイト達は特に奥の手と言う新たな技を取得して更に強くなってからここに来ている、成長度合い的にエイト達の方がいいだろう。
「みゅ(エイト凄かった)」
「エイトさんもルクスさんも美味しい所を持っていきましたからねぇ」
「兄様ずるいです」
「いや、それくらいいいじゃろ…」
ミュウ、シルフィ、アリア、エルもエイトの成長は認めている(手柄を取られた事は羨ましがっているが)。
「さて、話はこれくらいにして本題に入ろう」
と、リムルは皆の現状報告(もとい自慢)を聞いた後、今後の事を話し始める。
「ここ4階はまだ敵勢力が残っている場所だ、かと言って悠長に倒している場合でもない」
DDは今もこうしている間にも暗黒神エルガウルを甦らせる為に活動をしている、
ここで燻っている場合ではないのだ。
「そこで、僕と義姉さん、アイリ、アミ、ミア、ザーク、この6人でこの階および残りの敵達を片付ける、君達は先に進んでもらいたい」
「俺たちですか?」
つまり、クロガネ、スウを倒したメンバーで上の階に上がって欲しいと言う事だ。
リムルはエイトの言葉に頷く
「そうだ、エイト、ミュウ、シルフィ、アリア、エル、ルクス、アカギ、君達7人に任せたい…出来るか?」
「出来るかって…リムル、大丈夫なの?この子達だけに任せて」
アマギは心配そうに声を掛けてくれる、それもそうだ、上の階にはおそらくリーダー…そしてゼルグがいる、
ここにいる敵達は王国兵に任せて、
自分達は先に進むべきだと思っているのだろう。
「心配か?義姉さん」
「当たり前よ、可愛い義弟と義妹達が行くのよ、心配して当然よ」
「いや、そこはエイト達も入れてよ師匠」
「エイ…ト…達…は?」
リムルの言葉にアマギは頷くが、ルクスとアカギは過保護すぎる義姉にツッコミを入れる。
「勿論エイト君達も心配よ?…本当に大丈夫なのか気になるもの」
本当に大丈夫なのか?と言うのは恐らくゼルグの事だろう、彼らは一度敗れている、その事について不安もあるのだろう。
「エイト君達は大丈夫さ、ルクスさんもいるしアカギだっている、それに彼らは別世界の英雄達だ、心配する必要はないさ」
リムルはそう言ってルクス達を見る、ルクスとアカギはリムルの顔を見て頷き、エイト達も頷く。
「そうだよ師匠、俺達は魔王を倒した者達なんだぜ?」
「大…丈…夫…!」
そう言ってルクスはアマギを心配かけさせない様に、魔王戦の事を話す。
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また寝落ちしてしまった(-_-;)
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