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第10章 〜動き始めた歯車〜
第四百二十二話 大苦戦
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「ディフェンスオーラ!!!」
アリアはエイト、ミュウ、シルフィ、エル、そして自分を含む5人に防御力を上げる魔術を付与する。
「ドラゴンビート!!!」
魔力を高め、ゼルグに与える一撃に重みを加える、竜のようなオーラがエルの周りを包み込む。
「剣技"ロストスラッシュ"!!!」
シルフィは駆け出し、剣を抜く、
その瞬間一瞬だけ当たりが漆黒に包まれ、その刹那シルフィの斬撃が、ゼルグに襲い掛かる…が、
「堕天の障壁」
「なっ!?」
シールドが貼られ、シルフィの剣がゼルグに届かなかった、ゼルグはシルフィの方を見て嘲笑う
「効かないね…そんなもんなの?」
「ちっ…!!」
「ジャガーバイト!!!」
一瞬の隙を見つけたアリアは蒼白い一筋の光魔術の光線を放ち、闇に堕ちたゼルグにダメージを与える。
「くっ…」
「剣技"リブレイブ"!!!」
シルフィは瞬時に逃げ出し、間合いを取りながら力を貯める。
「リブレイブ」は自身にダメージを負わせる代わりに剣技のレベルが上がる技だ。
「シルフィ!ワシの魔力を分けるのじゃ!!!」
「はい!剣技"画竜点睛"!!!」
エルの魔力とシルフィの剣技が混じり合い、凄まじい威力となる、
翠色の竜がシルフィの体に纏わり、竜の如くその一撃は重い、
ゼルグはその攻撃をモロに喰らう
「カ…ッ」
「まだです!!!」
先程シルフィがやった「リブレイブ」の効果により、更に力が倍増し、エイト、ミュウを超える圧倒的な力を持つ、
シルフィはこの一撃に全てを賭けるつもりだ。
「剣技"竜印の焔剣"!!!!!」
翠色の竜が紅く染まり、シルフィの体にも負担が倍増する、
そしてゼルグが「堕天の障壁」を使う前にシルフィはゼルグの懐に入り、紅き一線を放ちながら斬り裂く。
「…ぐっ…ああああ!!!」
「シルフィ!!!」
人間の身体…いや、「剣姫」の力を遥かに超えた力を使った事により、全身の身体に悲鳴が走り、動けなくなる。
エイトはミュウと共にシルフィに駆け寄る。
「大丈夫か!?」
「今!回復を!」
ミュウがシルフィの身体を「ダウンロード」で治していると、
「ぐっ…今のは結構効いたが…その程度なのか?」
「「「「「!?」」」」」
エイトはシルフィとミュウの前に立ち
アリアとエルはエイトの側によって構える。
「バカな…ワシの魔力とシルフィの剣技じゃぞ…(女神さえでも当たり所が悪ければ致命傷になるのに…!!!)」
「忘れたのかい?女神アダマス、勇者カイト…捕縛する時にボクは何をした?」
「まさか!?」
そう、あの時女神アダマスを捕縛する時に捕まえた鎖は相手の魔力を吸収する物だった、
つまりその貯めた魔力を…
「そう、ボクは女神アダマスの魔力を持っているの…まぁ今ので大分消えたけどね?」
それでもゼルグはまだ殆どダメージがない、つまりこれでやっと振り出し、と言う事だ。
「冗談じゃねぇぞ…化け物め」
「化け物…か、ボクからすれば人間こそ化け物だけどね?」
エイトの吐きセリフにゼルグはそう答えて、黒き翼を広げて、こちらを睨みつける。
「少々長引かせる予定だったけど、ボクも撤退時間があるからね…早急に終わらせてやるよ」
そう言うとゼルグは魔力を高め始める、その威力はシルフィとエルの魔力を更に超える、エイトは「これは不味い!!!」と本能的に感じて、攻撃する。
「引き継ぎ"エクスプロウド"!!!!」
大爆発の1つ下の技を放つ、それでも濃密な魔力によって威力は上位互換を遥かに凌ぐ威力となる
ゼルグの前で「ドゴォォォォンンン」と激しい爆発音と熱風が吹き荒れる。
——————————————————————
ギリ完成
アリアはエイト、ミュウ、シルフィ、エル、そして自分を含む5人に防御力を上げる魔術を付与する。
「ドラゴンビート!!!」
魔力を高め、ゼルグに与える一撃に重みを加える、竜のようなオーラがエルの周りを包み込む。
「剣技"ロストスラッシュ"!!!」
シルフィは駆け出し、剣を抜く、
その瞬間一瞬だけ当たりが漆黒に包まれ、その刹那シルフィの斬撃が、ゼルグに襲い掛かる…が、
「堕天の障壁」
「なっ!?」
シールドが貼られ、シルフィの剣がゼルグに届かなかった、ゼルグはシルフィの方を見て嘲笑う
「効かないね…そんなもんなの?」
「ちっ…!!」
「ジャガーバイト!!!」
一瞬の隙を見つけたアリアは蒼白い一筋の光魔術の光線を放ち、闇に堕ちたゼルグにダメージを与える。
「くっ…」
「剣技"リブレイブ"!!!」
シルフィは瞬時に逃げ出し、間合いを取りながら力を貯める。
「リブレイブ」は自身にダメージを負わせる代わりに剣技のレベルが上がる技だ。
「シルフィ!ワシの魔力を分けるのじゃ!!!」
「はい!剣技"画竜点睛"!!!」
エルの魔力とシルフィの剣技が混じり合い、凄まじい威力となる、
翠色の竜がシルフィの体に纏わり、竜の如くその一撃は重い、
ゼルグはその攻撃をモロに喰らう
「カ…ッ」
「まだです!!!」
先程シルフィがやった「リブレイブ」の効果により、更に力が倍増し、エイト、ミュウを超える圧倒的な力を持つ、
シルフィはこの一撃に全てを賭けるつもりだ。
「剣技"竜印の焔剣"!!!!!」
翠色の竜が紅く染まり、シルフィの体にも負担が倍増する、
そしてゼルグが「堕天の障壁」を使う前にシルフィはゼルグの懐に入り、紅き一線を放ちながら斬り裂く。
「…ぐっ…ああああ!!!」
「シルフィ!!!」
人間の身体…いや、「剣姫」の力を遥かに超えた力を使った事により、全身の身体に悲鳴が走り、動けなくなる。
エイトはミュウと共にシルフィに駆け寄る。
「大丈夫か!?」
「今!回復を!」
ミュウがシルフィの身体を「ダウンロード」で治していると、
「ぐっ…今のは結構効いたが…その程度なのか?」
「「「「「!?」」」」」
エイトはシルフィとミュウの前に立ち
アリアとエルはエイトの側によって構える。
「バカな…ワシの魔力とシルフィの剣技じゃぞ…(女神さえでも当たり所が悪ければ致命傷になるのに…!!!)」
「忘れたのかい?女神アダマス、勇者カイト…捕縛する時にボクは何をした?」
「まさか!?」
そう、あの時女神アダマスを捕縛する時に捕まえた鎖は相手の魔力を吸収する物だった、
つまりその貯めた魔力を…
「そう、ボクは女神アダマスの魔力を持っているの…まぁ今ので大分消えたけどね?」
それでもゼルグはまだ殆どダメージがない、つまりこれでやっと振り出し、と言う事だ。
「冗談じゃねぇぞ…化け物め」
「化け物…か、ボクからすれば人間こそ化け物だけどね?」
エイトの吐きセリフにゼルグはそう答えて、黒き翼を広げて、こちらを睨みつける。
「少々長引かせる予定だったけど、ボクも撤退時間があるからね…早急に終わらせてやるよ」
そう言うとゼルグは魔力を高め始める、その威力はシルフィとエルの魔力を更に超える、エイトは「これは不味い!!!」と本能的に感じて、攻撃する。
「引き継ぎ"エクスプロウド"!!!!」
大爆発の1つ下の技を放つ、それでも濃密な魔力によって威力は上位互換を遥かに凌ぐ威力となる
ゼルグの前で「ドゴォォォォンンン」と激しい爆発音と熱風が吹き荒れる。
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