幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

文字の大きさ
上 下
295 / 680
第8章 因縁と因果 現れし外道

第二百八十六話 外道達との死闘

しおりを挟む
カイト「くたばれ!エイト!!!」

エイト目掛けて襲いかかって来るカイトに、エイトは冷静に対処する。

エイト「引き継ぎ"赤々と燃える破裂ブレイズバースト !!!"」

周り燃え盛る業火を利用してカイト周辺の炎を、爆発させる。

過去のカイトならここで大ダメージを受けて形勢はこちらに傾く筈なのだが…

カイト「…効かねーよ、地獄の雷ヘルサンダー

足元に魔法陣を展開させ、エイト、ミュウ、シルフィ、アリアン、つまり4目掛けて、雷を落とす。

エイト「皆んな!逃げろ!」

ミュウ「ちっ!」

シルフィ「くっ!」

アリアン「はっ!」

雷のボルトは1億V、地球で使っている家電電圧の約100万倍の威力を持つ
落雷は更に上がり10億Vにまで上がる。
直撃して生存出来る可能性は70~80%
治療など何もしなければ90%を超える自然災害の1つだ。

普通の人間なら避ける事は不可能だが、カイトが魔法陣を展開してから雷を落とすまでに少し時間がかかる、これのお陰でエイト達は直撃は免れたのだ。

威力も弱い為、即死はないが、全身が焦げる程度の威力はある

「ドゴォォォォンンン!!!!!!!」

と言う、音が鳴り響く。

雷は周りの空気の温度を一瞬にして約3万℃、太陽の表面の温度の約5倍に熱し、圧力を高めて一気に膨脹、その時の衝撃が周りの空気に伝わり振動させ、ものすごい音になる。
近くで雷が落ちると「バーン!」 や
「バリバリッ!」と言う音となる。

エイト「危ねぇ…いくら身体強化したとは言え、あんな威力をまともに喰らったら、命はないぞ?」

カイト「だから死ねよ?血の剣ブラットソード

カイトは既にエイトの側にいて、剣をエイトの首めがけて斬る。

エイト「っ!?」

「ガキィン」と言う鍔迫り合いつばぜりあいの音が鳴り響く、咄嗟にエイトは剣を顕現けんげんさせ、カイトの攻撃を凌ぐ。

エイト「引き継ぎ"炎の刃フレアエッジ"!!!」

カイト「な!?」

剣を弾き飛ばし、カイトを斬る、斬られた所が炎で燃え盛る。

カイト「ギャアアアアア!!!!!!」

エイトの剣は先程のエイトの攻撃と違い、自ら炎を顕現けんげんさせた為、炎の威力は桁違いだ。

シカバネ「ちっ、何やってんだよ…まぁ良い、俺はこっちと殺るか。…"黒炎"」

アリアン「!?」

黒い炎がアリアンに直撃する。
その衝撃でアリアンは後方へ吹き飛ばされる。

シカバネ「お前は色々と面倒だからな、何かを隠しているお前は早めに殺した方が後々楽そうだ。」

シルフィ「させると思っているのですか?」

シルフィはそう言うとアリアンを庇う様にシカバネの前に立ちはだかり、魔法剣を構える

シカバネ「…フッ何も知らない人間はとても滑稽こっけいだな…良いだろう、先にお前を殺してやるよ。」

アリアン「術式"回復ヒーリング""防御力上昇ディフェンスオーラ""攻撃力上昇アタックオーラ"!!!」

シカバネ「何!?」

シカバネが鎌を構えてシルフィと対峙すると、後方から術式が展開され、3つの効果が3人に付与バフされる。

アリアン「ゴフッ…ふ、あたいを舐めるなよ?DDダークデビル

シカバネ「チッ焦がす闇ダークバーン!」

アリアンは意識が飛ばない様に爪を肉に食い込ませて、意識を保ち、そのままシカバネを睨みつける。

それを不快に思ったシカバネはアリアン目掛けて攻撃魔法を放つが…

ミュウ「させない!」

ミュウがそれを剣で斬り裂き、シルフィがその隙に前に出る。

シカバネ「邪魔するな!地獄の光ヘルライト!」

シルフィ「はああああああああああ!!!!」

胸元に赤い球が現れて爆発する、服が少し破れてしまったが、気にせず突進する。

シカバネ「な!?」

シルフィ「火炎の細線フレイムスラッシュ!!!」

シルフィがそう叫ぶと剣は炎を纏い、シカバネに襲いかかる。
まさかそのまま来るとは思わなかったシカバネは対処が遅れてモロに受ける

シカバネ「ゴフッ!?」

シカバネは口から血を吐き、シルフィの服に付く、戦況は依然としてわからないが、エイト達は劣勢になることはなく、
数の多さ(と言っても2人多いだけだが…)を利用してカイト達と互角(?)に戦っている。

——————————————————————
戦況
エイト対カイト

ミュウ
シルフィ対シカバネ
アリアン

…3対1で互角って、シカバネ強すぎじゃね?


しおりを挟む
感想 755

あなたにおすすめの小説

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)

いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。 全く親父の奴!勝手に消えやがって! 親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。 俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。 母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。 なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな? なら、出ていくよ! 俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ! これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。 カクヨム様にて先行掲載中です。 不定期更新です。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる 

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ 25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。  目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。 ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。 しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。 ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。 そんな主人公のゆったり成長期!!

勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~

名無し
ファンタジー
 突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。  自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。  もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。  だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。  グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。  人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。

【完結】おじいちゃんは元勇者

三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話… 親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。 エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした

桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草

ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)  10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。  親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。  同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……── ※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました! ※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※ ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げています。

処理中です...