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第8章 因縁と因果 現れし外道
第二百七十七話 地獄の正体
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エイト「な…何だ!?」
街の中心で爆発が起こり、戦いは一旦終わる
シカバネも戦いをやめる
ミュウ「街の中央から!?」
シルフィ「行って見ましょう!」
アリアン「何馬鹿な事を言っているんだ!?」
シルフィの言葉にアリアンは叫ぶ
普通に考えてシルフィの言葉はおかしい
目の前にはDD幹部の1人がそこにいるのだ、背中を見せれば確実に殺される
シカバネ「ああ、別に行っても良いぞ?」
アリアン「え?」
全く違う反応にアリアンは驚く
行っても良いなんて、普通はしない
それ程までにシカバネは余裕なのだろう
シカバネ「俺も確認したいからな。」
エイト「…わかった、ミュウ、警戒を怠るなよ?」
ミュウ「うん、わかった。」
早く街の人達を救いたいが、この爆発が人間の仕業で他の人達が被害に遭ってしまえば本末転倒だ
シルフィ「では、貴方からどうぞ?」
シカバネ「良いだろう、背後から不意打ちとかすんなよ?」
アリアン「お前に言われたくないな。」
シカバネを先頭にエイト達は街の中央に向かう、炎は更に激しさを増していき、ここにいる人達は仲間や家族、恋人などを助ける為に命を懸けている
早く助けに行きたいが、シカバネがいる以上何も出来ないのだ
シカバネ「ここか」
そう言って立ち止まるのは中央の噴水広場、しかしその噴水も破壊されており、ただの瓦礫と化している
エイト「酷い…」
シカバネ「余計な事はするなよ?寿命が数分早くなるぜ?」
そう言って鎌を見せる、奴は人の命なんてなんとも思ってないのだろう
ミュウ「…っ」
シルフィ「堪えてください、今私達が死ねば本当に助ける人がいなくなります。」
こんな状況でまともに戦えるのはこの4人だけだ、最悪だが、今は大人しく従っておく
そんな事を思いつつもどうにかしてシカバネの目を欺き、住民の救助をしようと頭を働かせていると、また爆発音が鳴り響く
アリアン「っ…近いぞ!?」
エイト「何処だ!?」
そして、その爆発音の後、空から音が聞こえ始める
「キィィィィィィィィ…」と言う声と共に来たのは人間、しかも
ミュウ「あ…あ…ああああああ…」
シルフィ「う…ウグッ」
ミュウとシルフィが悪寒が走り、ゲロが出る程の害悪、自分の事しか考えず、人の気持ちを理解しない、最低最悪な男
「ドォォォォォォォォォ…ン」
そこにはまだ小さな子供がいたが、そいつは踏み潰し、「グチャ」と言う酷い音と飛び散る肉片が当たり一体に広がる
シカバネ「フッ…彼奴がそうか。」
「うわぁ…汚ったねぇ…僕の服が汚れちゃうじゃないか。」
そう言うと残った頭をサッカーボールの様に蹴り飛ばし、妻を担ぎ逃げようとする夫の頭にぶつける
すると頭がアンパンで出来ている妖精の様に頭と頭が入れ替わり、その夫は首から上が子供の頭となってしまった
「嫌ァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」
顔に血がつき、目の前で夫を亡くした妻は発狂しながら、力尽きて息耐える
この世の地獄絵図が更に広がる、そしてその元凶がこいつである事がやっと理解出来た
エイト「シカバネ、お前達が奴を誘ったのか?」
シカバネ「ん?ああ、アイツらの事か?そうだが?使える物は使わないとな?」
と言う事はアイツがここまでの外道に堕ちたのも、DDの仕業か
アリアン「ミュウ、シルフィ、行けるか?」
ミュウ「う…うん…勿論」
シルフィ「すいません、久しぶりに見て拒絶反応が起きてしまって。」
ミュウ達も数ヶ月振りに見る男の顔に慣れてきたのか、汚物を見る目から、殺意の目と変える
「そんな顔してぇ、ミュウは僕の婚約者なんだから、ほら僕の所へおいで?」
エイト「お前の所へ行かせると思うか?」
エイトはミュウ達の前に立ち対峙する
相手はDD幹部の1人シカバネ、そして
エイト「外道に堕ちたなカイト。」
カイト「モブに言われたくなよ?寝取り男?」
——————————————————————
実はこの章でこれを書きたかったから、ザマァ展開を滅茶苦茶遅らせてたのもある。
(他にも理由はあるけど)
街の中心で爆発が起こり、戦いは一旦終わる
シカバネも戦いをやめる
ミュウ「街の中央から!?」
シルフィ「行って見ましょう!」
アリアン「何馬鹿な事を言っているんだ!?」
シルフィの言葉にアリアンは叫ぶ
普通に考えてシルフィの言葉はおかしい
目の前にはDD幹部の1人がそこにいるのだ、背中を見せれば確実に殺される
シカバネ「ああ、別に行っても良いぞ?」
アリアン「え?」
全く違う反応にアリアンは驚く
行っても良いなんて、普通はしない
それ程までにシカバネは余裕なのだろう
シカバネ「俺も確認したいからな。」
エイト「…わかった、ミュウ、警戒を怠るなよ?」
ミュウ「うん、わかった。」
早く街の人達を救いたいが、この爆発が人間の仕業で他の人達が被害に遭ってしまえば本末転倒だ
シルフィ「では、貴方からどうぞ?」
シカバネ「良いだろう、背後から不意打ちとかすんなよ?」
アリアン「お前に言われたくないな。」
シカバネを先頭にエイト達は街の中央に向かう、炎は更に激しさを増していき、ここにいる人達は仲間や家族、恋人などを助ける為に命を懸けている
早く助けに行きたいが、シカバネがいる以上何も出来ないのだ
シカバネ「ここか」
そう言って立ち止まるのは中央の噴水広場、しかしその噴水も破壊されており、ただの瓦礫と化している
エイト「酷い…」
シカバネ「余計な事はするなよ?寿命が数分早くなるぜ?」
そう言って鎌を見せる、奴は人の命なんてなんとも思ってないのだろう
ミュウ「…っ」
シルフィ「堪えてください、今私達が死ねば本当に助ける人がいなくなります。」
こんな状況でまともに戦えるのはこの4人だけだ、最悪だが、今は大人しく従っておく
そんな事を思いつつもどうにかしてシカバネの目を欺き、住民の救助をしようと頭を働かせていると、また爆発音が鳴り響く
アリアン「っ…近いぞ!?」
エイト「何処だ!?」
そして、その爆発音の後、空から音が聞こえ始める
「キィィィィィィィィ…」と言う声と共に来たのは人間、しかも
ミュウ「あ…あ…ああああああ…」
シルフィ「う…ウグッ」
ミュウとシルフィが悪寒が走り、ゲロが出る程の害悪、自分の事しか考えず、人の気持ちを理解しない、最低最悪な男
「ドォォォォォォォォォ…ン」
そこにはまだ小さな子供がいたが、そいつは踏み潰し、「グチャ」と言う酷い音と飛び散る肉片が当たり一体に広がる
シカバネ「フッ…彼奴がそうか。」
「うわぁ…汚ったねぇ…僕の服が汚れちゃうじゃないか。」
そう言うと残った頭をサッカーボールの様に蹴り飛ばし、妻を担ぎ逃げようとする夫の頭にぶつける
すると頭がアンパンで出来ている妖精の様に頭と頭が入れ替わり、その夫は首から上が子供の頭となってしまった
「嫌ァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」
顔に血がつき、目の前で夫を亡くした妻は発狂しながら、力尽きて息耐える
この世の地獄絵図が更に広がる、そしてその元凶がこいつである事がやっと理解出来た
エイト「シカバネ、お前達が奴を誘ったのか?」
シカバネ「ん?ああ、アイツらの事か?そうだが?使える物は使わないとな?」
と言う事はアイツがここまでの外道に堕ちたのも、DDの仕業か
アリアン「ミュウ、シルフィ、行けるか?」
ミュウ「う…うん…勿論」
シルフィ「すいません、久しぶりに見て拒絶反応が起きてしまって。」
ミュウ達も数ヶ月振りに見る男の顔に慣れてきたのか、汚物を見る目から、殺意の目と変える
「そんな顔してぇ、ミュウは僕の婚約者なんだから、ほら僕の所へおいで?」
エイト「お前の所へ行かせると思うか?」
エイトはミュウ達の前に立ち対峙する
相手はDD幹部の1人シカバネ、そして
エイト「外道に堕ちたなカイト。」
カイト「モブに言われたくなよ?寝取り男?」
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実はこの章でこれを書きたかったから、ザマァ展開を滅茶苦茶遅らせてたのもある。
(他にも理由はあるけど)
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