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第7章 新たな敵 DD(ダークデビル)
第二百六十三話 ほう、れん、そう、大事
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ルクス「…本当だ」
エイト「だろ?」
エイトはそう言うと、ミュウに目線を配る
ミュウは「みゅ」と言うとアカギの所へ行く
アカギは未だに怯えており、ルクスにしがみついたままだ
ミュウ「…みゅぅ」
アカギ「…うゆぅ…」
ミュウが何かを言うとアカギはルクスから離れてミュウに抱きつく、まわりをキョロキョロ見回して、安全だと言う事を確認する
彼氏2人((可愛い))
仔猫の様に2人はくっつき、小さな声で話しながらここはもう大丈夫だと言う事を理解した様だ
エイト「ありがとう、ミュウ」
ミュウ「みゅ!」
頭を撫でながらミュウの事を褒める、今度は仔犬の様に喜んでいる
ルクス「アカギも大丈夫か?」
アカギ「う…ん大丈…夫」
アカギも落ち着いた様で周りの状況を確認する、怯える人、膝つく者、走りまわっている人と多く見られるが、被害はないようだ
エイト「街の倒壊もなかったし、取り敢えず安心したよ。」
ミュウ「………」
シルフィ「そうですね、もっと酷かったら大変な事態になってましたね。」
多分建物の中にある物は大変な事になっているだろうが、それでもまだマシな方だ
ルクス「これよりももっと酷かったら…って、お前達の世界は一体どうなってんだよ…」
エイト「どうなってんだ…そうだな…こう言った事に慣れている国…かな?」
ルクス「慣れてるのか?」
ルクスはその言葉に驚愕する、それもそうだ、地震がない世界、もしくは国で、地震が起きれば普通の人は驚く
エイトの様に日本で暮らしていたからこそ、地震に対する備えと度胸があるのだ
エイト「そうだな、このくらいの地震なら数年に一度は最低でも来るな。」
アカギ「す…ごい…」
エイト「そうか?」
エイト達にとっては当たり前、日常に近い所にあるので、すごいと言われてもピンと来ない
エイト「取り敢えず、一旦戻ろう、俺達は宿屋に戻るから。」
ルクス「ああ、わかった」
エイト、ミュウ、シルフィは平気だが、アリアンは別だ、部屋の中にいるし、何かあったら大変だ
それはアマギも同じで、ルクス達でさえこの状況なのに、アマギ1人となるとさらに心配になる
それを理解したルクスはエイトの話に乗って、去る事にした
ルクス「あ、そうだエイト」
エイト「なんだ?ルクス」
ルクス「メラナ姫…いや、王国から正式にお前達に援助金金貨1000枚を渡す事が決まったから、日取りが決まったら連れて行くよ。」
エイト「…は?」
ルクス「それじゃあありがとうな」
ルクスはそう言うとエイト達の前から去って行った、エイトは逃げようとするミュウとシルフィを捕まえてギロリと睨む
エイト「おい」
ミュウ「みゅ!?」
シルフィ「みゃ!?」
エイト「そんな話…聞いてないんだけど…?」
鋭い視線に冷や汗をかきながら、ミュウとシルフィはエイトの方を向く
ミュウ「…えーと…」
シルフィ「…忘れて…ました…」
エイト「………」
エイトは何も言わずにじっと見つめる、ミュウ達は言い訳をせずに素直に謝る
「「ごめんなさい」」
エイト「…ハァァァァ……」
それを見たエイトはため息をこぼしながら、ミュウ達を抱きしめる
ミュウ「え?」
シルフィ「エイトさん?」
そして2人にヘッドロックをかます
「「いだだだだだだだだだ!!!!!!」」
エイト「そう言うのはちゃんと教えろ!」
何も知らなければ、そのまま王都を出て大変な事になっていた、相手は王族、貴族とは話が違うのだ
ミュウ「ごめんなさい!!」
シルフィ「つい、言い忘れてしまって!!」
エイト「地震よりもそっちの方が怖いわ!!」
国からの援助金をボイコットするなんて
考えるだけで胃が痛い
エイト「まぁ、今わかったから許すけど、報告、連絡、相談、ホウレンソウを忘れないでくれ。」
ミュウ「はーい」
シルフィ「かしこまりました。」
エイト「じゃあ帰るぞ?デートは終わりだ」
ミュウ「えぇ…」
シルフィ「今回は諦めましょう…」
そう言ってミュウとシルフィはため息をこぼしながらトボトボ帰って行った
——————————————————————
そろそろこの章も終わりかな?
エイト「だろ?」
エイトはそう言うと、ミュウに目線を配る
ミュウは「みゅ」と言うとアカギの所へ行く
アカギは未だに怯えており、ルクスにしがみついたままだ
ミュウ「…みゅぅ」
アカギ「…うゆぅ…」
ミュウが何かを言うとアカギはルクスから離れてミュウに抱きつく、まわりをキョロキョロ見回して、安全だと言う事を確認する
彼氏2人((可愛い))
仔猫の様に2人はくっつき、小さな声で話しながらここはもう大丈夫だと言う事を理解した様だ
エイト「ありがとう、ミュウ」
ミュウ「みゅ!」
頭を撫でながらミュウの事を褒める、今度は仔犬の様に喜んでいる
ルクス「アカギも大丈夫か?」
アカギ「う…ん大丈…夫」
アカギも落ち着いた様で周りの状況を確認する、怯える人、膝つく者、走りまわっている人と多く見られるが、被害はないようだ
エイト「街の倒壊もなかったし、取り敢えず安心したよ。」
ミュウ「………」
シルフィ「そうですね、もっと酷かったら大変な事態になってましたね。」
多分建物の中にある物は大変な事になっているだろうが、それでもまだマシな方だ
ルクス「これよりももっと酷かったら…って、お前達の世界は一体どうなってんだよ…」
エイト「どうなってんだ…そうだな…こう言った事に慣れている国…かな?」
ルクス「慣れてるのか?」
ルクスはその言葉に驚愕する、それもそうだ、地震がない世界、もしくは国で、地震が起きれば普通の人は驚く
エイトの様に日本で暮らしていたからこそ、地震に対する備えと度胸があるのだ
エイト「そうだな、このくらいの地震なら数年に一度は最低でも来るな。」
アカギ「す…ごい…」
エイト「そうか?」
エイト達にとっては当たり前、日常に近い所にあるので、すごいと言われてもピンと来ない
エイト「取り敢えず、一旦戻ろう、俺達は宿屋に戻るから。」
ルクス「ああ、わかった」
エイト、ミュウ、シルフィは平気だが、アリアンは別だ、部屋の中にいるし、何かあったら大変だ
それはアマギも同じで、ルクス達でさえこの状況なのに、アマギ1人となるとさらに心配になる
それを理解したルクスはエイトの話に乗って、去る事にした
ルクス「あ、そうだエイト」
エイト「なんだ?ルクス」
ルクス「メラナ姫…いや、王国から正式にお前達に援助金金貨1000枚を渡す事が決まったから、日取りが決まったら連れて行くよ。」
エイト「…は?」
ルクス「それじゃあありがとうな」
ルクスはそう言うとエイト達の前から去って行った、エイトは逃げようとするミュウとシルフィを捕まえてギロリと睨む
エイト「おい」
ミュウ「みゅ!?」
シルフィ「みゃ!?」
エイト「そんな話…聞いてないんだけど…?」
鋭い視線に冷や汗をかきながら、ミュウとシルフィはエイトの方を向く
ミュウ「…えーと…」
シルフィ「…忘れて…ました…」
エイト「………」
エイトは何も言わずにじっと見つめる、ミュウ達は言い訳をせずに素直に謝る
「「ごめんなさい」」
エイト「…ハァァァァ……」
それを見たエイトはため息をこぼしながら、ミュウ達を抱きしめる
ミュウ「え?」
シルフィ「エイトさん?」
そして2人にヘッドロックをかます
「「いだだだだだだだだだ!!!!!!」」
エイト「そう言うのはちゃんと教えろ!」
何も知らなければ、そのまま王都を出て大変な事になっていた、相手は王族、貴族とは話が違うのだ
ミュウ「ごめんなさい!!」
シルフィ「つい、言い忘れてしまって!!」
エイト「地震よりもそっちの方が怖いわ!!」
国からの援助金をボイコットするなんて
考えるだけで胃が痛い
エイト「まぁ、今わかったから許すけど、報告、連絡、相談、ホウレンソウを忘れないでくれ。」
ミュウ「はーい」
シルフィ「かしこまりました。」
エイト「じゃあ帰るぞ?デートは終わりだ」
ミュウ「えぇ…」
シルフィ「今回は諦めましょう…」
そう言ってミュウとシルフィはため息をこぼしながらトボトボ帰って行った
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そろそろこの章も終わりかな?
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