幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第7章 新たな敵 DD(ダークデビル)

第二百三十九話 情報提供

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アマギ「ただいま~…ってあれ?」

アマギが家に帰ってくるとそこにはルクス達のほかに別の人達もいた

エイト「お邪魔しています、アマギさん」

アマギ「君達はヤーヴァイ村の」

シルフィ「はい、約束通り、オワイコットまで来ました」

とか言っても、アマギの弟子であるルクスとは既に会っている為、約束も何もないのだが

アマギ「てか、ルクス達に会っているんならもう約束もないでしょ?なんでいるの?」

アリアン「他にも聞きたい事があるんだ、DDダークデビルの事もそうだけど」

ルクス「師匠、師匠なら今この世界に起きている現象について何かわかっているんじゃないんですか?」

5人の真剣な眼にアマギも「やれやれ」とため息を零して椅子に座る

アマギ「知っている、と言ってもあくまでも憶測の範囲に過ぎないけどね」

エイト「それでも良いので教えてください」

例え憶測でも、今の現状を少しでも改善出来るのなら聞く価値はある

アマギ「わかったわ、それじゃあ話すわね」

アマギのはなしを纏めるとこうだ

——————————————————————
今、エイト達が暮らす世界オラクルとルクス達が暮らす世界が1つになっている

その影響でオラクルの世界では本来現れるはずの剣聖、聖女、賢者が現れない

女神アダマスを倒して、自分達の理想郷を作る為、暗黒神エルガウルを蘇らせようとしているのがDDダークデビル

そして厄災の位置はここから更に離れた所にある人の居ない場所にいる筈

——————————————————————
アマギ「まぁ、憶測ではこんな感じね」

エイト「俺達の世界オラクルと」

ルクス「俺達の世界が、1つになっている」

普通の人なら馬鹿馬鹿しいの一蹴で終わらす事だろう、しかし、ここにいるのは世界を救う為に旅に出ているエイト達と、国を守る為に勇者と共に魔王と戦った英雄魔法使い達だ

馬鹿馬鹿しいとは思えない、寧ろその方が納得がいく

アカギ「確か…に…それな…ら辻褄つじつまが…合…う」

シルフィ「ええ、オワイコット防衛戦や魔王の事、勇者の事もこれで説明がつきます」

洗脳の類なら魔法使いである3人ルクス達がかかるわけがない
となると考えつくのはこれしかないのだ

アリアン「そのせいで世界のバランスが崩れてこの世界オラクルの剣聖達が現れない」

アマギ「こればっかりはまだ確証はないわ」

まだだけで、もしかしたら既にいるかもしれない、そこの所は良くわからないのだ

ルクス「女神アダマス、俺達の世界では聞いた事がない」

アカギ「暗…黒…神エ…ル…ガウ…ルも…」

エイト「それはそうだ最初に言った事が本当なら、女神や暗黒神の話は俺達しか知らない」

DDダークデビルはこの異変に乗じて現れたのだろう、少し前まではその名すら聞いた事がなかった

シルフィ「そして厄災、国は厄災と判断して私達に討伐の命令を下しましたが、やっぱり」

アマギ「人のいる所なら、その周辺国家が勢力を上げて討伐しにいくからね、行かないのが、何よりも証拠よ」

近辺の国々は焦っているだろうが、むやみに攻めて逆に国が危うくなれば他国から攻められる可能性がある

こんな時に!?と思うかもしれないが、これは地球の歴史でも証明している
自分達の国が危うくなければ人は平気で他人を傷つける、それが今日こんにちに至るまでの戦争の歴史でもある

アリアン「道のりはまだまだ遠いな」

オワイコットからでもかなり距離があると判明した今、それだけでも十分に有難かった

厄災がどこで現れたかわからない状況だったが、これにより旅の日々も多く減るだろう

とても小さな事だが、エイト達にとっては大きな前身へとなった

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実はカクヨムで裏切り者の末路をリメイク投稿する予定(不定期投稿に絶対なるけど)





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