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第7章 新たな敵 DD(ダークデビル)
第二百三十話 新たな剣を求めて
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ミュウ「さっぱりした!」
シルフィ「はいはい、まだ髪が濡れてますよ」
まだまだ貴族としての名残りが残っているのか、髪の毛が濡れたままこちらにやって来た
エイト「お前なぁ、いくつよ」
ミュウ「3歳!」
エイト「よし、じゃあ早速水に沈めるか」
ミュウ「やめて!」
アリアン「早く剣を探しに行こうぜ」
髪の毛をそのままにするのはあの頃と変わらず、せめて貴族の娘らしく上品になって欲しかったが、(それも含めて)好きだから別に気にしない
エイト「だな、シルフィ、ミュウは何処かに縛り付けて置いておいて」
シルフィ「かしこまりました」
ミュウ「ねぇ?嘘だよね?冗談だよね?」
アリアン「さっさと行くぞ」
エイト達は3人はそのまま風呂場から出て外へと向かう、この後また汗をかくが、それでも構わない覚悟で入ったのだ
ミュウ「私が悪かったから!置いていかないで!!」
そう叫んでミュウもエイト達の後を追う
エイト達も本気で置いて行くつもりもなく、少し悪戯をミュウにしただけだ(後でしっかりと謝った)
宿屋の外に出ると活気溢れる声が大きくなる宿屋は多少なりとも防音になっていた様だ
エイト「それで、どこに行く?」
アリアン「だから剣だろ?」
エイト「シルフィに合うのがその一軒だけじゃないだろ?」
アリアン「成る程」
確かにそう考えるとここは鍛冶場が多い、直接売っている所や他の所で店売している者も多い、時間はかかりますが、将来のことを考えたらマシだ
シルフィ「私に合う剣…見つけられるかしら」
アリアン「ここは剣に纏わる所だぞ?見つかるだろ」
所がシルフィが考えていた通りに、自分にしっくりくるものがなく、良さげなものもあったが他の所も回ろうと言う事で保留となった
エイト「中々見つからないなぁ、これで10軒目だぞ?」
シルフィ「ええ、鍛冶場も武器屋も後半分、早めに決めないと」
アリアン「いや別になかったら買わなくていいんだからな?」
お金の事もある、次の町や国、村などで見つけられるかもしれない、ここにこだわる必要はないのだ
シルフィ「しかし、このヤーヴァイ村、見た限りだと想像以上に凄い所ですよ」
エイト「だな、技術力は確かだ、カルデア学園で支給された剣がなまくらと言われても納得するレベルだぞ?」
槍や弓などはなかったが、剣に関しては一流と言っても過言ではない、
少しでも触れば指が切れそうな程の
輝きを放ち、見たものを魅了する程の
一つ一つに命が宿っていると錯覚する程の
軽く、なのに丈夫で、切れ味も申し分ない
値段も安いのに品質はカルデア王国の数十倍
恐ろしい程の剣が普通に売っているのだ
それでもシルフィのしっくり来るものがないと言うのは、それだけなのだ
アリアン「でも、それでもシルフィは納得してないんだろ?」
シルフィ「はい、私に合うものがなくて」
エイト「まぁシルフィの為の剣はないからな」
アリアン「ん?どう言う事だ」
エイト「簡単に言えば、店で売っているのは誰でも使える様になっているからな」
いわゆる万能性を重視して作られているのだろう、特定の人物の為に作られているわけではないのだ
エイト「…特注する?」
シルフィ「いえ、そうしたらどれだけのお金と時間がかかると思うんですか?」
アリアン「でも、見つからないんだろ?」
まだ店はあるがこれ以上探してもないのなら自分専用の剣を作ってもらった方が効率はいい
シルフィ「取り敢えず、最後まで見て回りましょう、ほらあの店とか…?」
そう言って指差した所は他の所とは雰囲気が違っていた
エイト「ん?なんだ?魔法と剣のアマギ屋?」
アリアン「魔法って、もしかして」
4人はすぐ様店内へと入って行った
——————————————————————
ミュウ「………」←相変わらずのコミュ障
シルフィ「はいはい、まだ髪が濡れてますよ」
まだまだ貴族としての名残りが残っているのか、髪の毛が濡れたままこちらにやって来た
エイト「お前なぁ、いくつよ」
ミュウ「3歳!」
エイト「よし、じゃあ早速水に沈めるか」
ミュウ「やめて!」
アリアン「早く剣を探しに行こうぜ」
髪の毛をそのままにするのはあの頃と変わらず、せめて貴族の娘らしく上品になって欲しかったが、(それも含めて)好きだから別に気にしない
エイト「だな、シルフィ、ミュウは何処かに縛り付けて置いておいて」
シルフィ「かしこまりました」
ミュウ「ねぇ?嘘だよね?冗談だよね?」
アリアン「さっさと行くぞ」
エイト達は3人はそのまま風呂場から出て外へと向かう、この後また汗をかくが、それでも構わない覚悟で入ったのだ
ミュウ「私が悪かったから!置いていかないで!!」
そう叫んでミュウもエイト達の後を追う
エイト達も本気で置いて行くつもりもなく、少し悪戯をミュウにしただけだ(後でしっかりと謝った)
宿屋の外に出ると活気溢れる声が大きくなる宿屋は多少なりとも防音になっていた様だ
エイト「それで、どこに行く?」
アリアン「だから剣だろ?」
エイト「シルフィに合うのがその一軒だけじゃないだろ?」
アリアン「成る程」
確かにそう考えるとここは鍛冶場が多い、直接売っている所や他の所で店売している者も多い、時間はかかりますが、将来のことを考えたらマシだ
シルフィ「私に合う剣…見つけられるかしら」
アリアン「ここは剣に纏わる所だぞ?見つかるだろ」
所がシルフィが考えていた通りに、自分にしっくりくるものがなく、良さげなものもあったが他の所も回ろうと言う事で保留となった
エイト「中々見つからないなぁ、これで10軒目だぞ?」
シルフィ「ええ、鍛冶場も武器屋も後半分、早めに決めないと」
アリアン「いや別になかったら買わなくていいんだからな?」
お金の事もある、次の町や国、村などで見つけられるかもしれない、ここにこだわる必要はないのだ
シルフィ「しかし、このヤーヴァイ村、見た限りだと想像以上に凄い所ですよ」
エイト「だな、技術力は確かだ、カルデア学園で支給された剣がなまくらと言われても納得するレベルだぞ?」
槍や弓などはなかったが、剣に関しては一流と言っても過言ではない、
少しでも触れば指が切れそうな程の
輝きを放ち、見たものを魅了する程の
一つ一つに命が宿っていると錯覚する程の
軽く、なのに丈夫で、切れ味も申し分ない
値段も安いのに品質はカルデア王国の数十倍
恐ろしい程の剣が普通に売っているのだ
それでもシルフィのしっくり来るものがないと言うのは、それだけなのだ
アリアン「でも、それでもシルフィは納得してないんだろ?」
シルフィ「はい、私に合うものがなくて」
エイト「まぁシルフィの為の剣はないからな」
アリアン「ん?どう言う事だ」
エイト「簡単に言えば、店で売っているのは誰でも使える様になっているからな」
いわゆる万能性を重視して作られているのだろう、特定の人物の為に作られているわけではないのだ
エイト「…特注する?」
シルフィ「いえ、そうしたらどれだけのお金と時間がかかると思うんですか?」
アリアン「でも、見つからないんだろ?」
まだ店はあるがこれ以上探してもないのなら自分専用の剣を作ってもらった方が効率はいい
シルフィ「取り敢えず、最後まで見て回りましょう、ほらあの店とか…?」
そう言って指差した所は他の所とは雰囲気が違っていた
エイト「ん?なんだ?魔法と剣のアマギ屋?」
アリアン「魔法って、もしかして」
4人はすぐ様店内へと入って行った
——————————————————————
ミュウ「………」←相変わらずのコミュ障
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