237 / 680
第7章 新たな敵 DD(ダークデビル)
第二百二十八話 次の町へ
しおりを挟む
エイト「それで?次の町って何処にあるんの?」
ミュウ「言い方」
でも確かになんの予定もなく行くのは愚の骨頂、その事も踏まえて話している
シルフィ「そうですね、次の町で1番近いのはヤーヴァイ村ですね」
アリアン「何その村」
物凄いネーミングセンスだ、何故この様な名前の町に…いや、村にしたのか是非聞きたい
エイト「確か、剣聖が生まれた土地の名前だっけ?」
ミュウ「土地と言うか、村ね?」
エイト「ああそうそう、でもその村が1番近いのか、歩いてどのくらい?」
シルフィ「3日程歩けば着くとおもいますが」
3日、中々の距離だ、しかし厄災を倒す為に行くしかないのだ
アリアン「面倒くさいけど、行くかぁ」
そう言って4人は村へと歩き始めた
エイト「と言うかさシルフィ」
シルフィ「はい?」
エイト「そのヤーヴァイ村って具体的にどんな村なの?」
剣聖が生まれた村と言うのはわかるが、それだけなら他の村とそんな大差ない筈だ
しかし、剣聖が生まれたとなれば、それのご利益に預かって色々とやっていてもおかしくはない
シルフィ「ヤーヴァイ村は剣聖が生まれた土地のせいなのか、産まれてくる人達の職業が皆剣に纏わるものになるそうですよ?」
ミュウ「剣に纏わるもの?」
シルフィ「はい」
シルフィが言うには、剣に纏わるものつまり
剣士、戦士、重戦士、軽戦士、剣姫など、剣と言っても、大剣、小剣、双剣、長剣、短剣等幾つもの種類があり、細かく言うとキリがないらしい
なので纏めて剣に纏わるものと言う事になっている
シルフィ「と、言う事です」
アリアン「へぇ、魔法とか魔術とか、そんなのはないの?」
シルフィ「ないとは聞いていますが、噂によるとたった1人だけ魔法使いになった者がいると聞いた事があります」
エイト「1人だけ?」
剣聖が生まれてからだとだいぶ年月が経つ、それなのに1人だけとなると何か裏がありそうだ
ミュウ「そんなバグみたいな事が起きたんだねぇ」
シルフィ「私も噂程度の事しか知りませんよ、その魔法使いも魔法戦士の聞き間違いかもしれませんしね」
確かにそれもそうだ、もしそれが本当なら村八分にされても不思議ではない
アリアン「取り敢えず、その村に着いたら宿屋の人にでも聞こうぜ?」
エイト「そうだな、その人がもし現実にいるのなら、会ってみたかったな」
噂になると言うことは、もしかしたらいるかもしれない、その村にいなくともこの世界のどこかにいるかもしれない
そう思うと少しドキドキする
ミュウ「その人にも大切な人がいるのかな?」
シルフィ「案外ミュウ様以上のコミュ症かもしれませんよ?」
アリアン「エイ…ト……しゅ…き…って笑」
単なる想像でしかないが、もしそうであったら中々に面白い
エイト「ま、会えたらの話だけどな?」
エイト達にはやるべき事がある、寄り道や道草を食っている場合ではないのだ
その異変の場所まではまだまだ距離があるのだ、ゆっくりしているとあのクソ野郎が来てしまう
シルフィ「取り敢えずの目標…と言うか村はそこでいいですね?」
アリアン「情報も欲しいしな」
あの町では情報はなかった、しかしヤーヴァイ村は剣聖が生まれた村、もしかしたら何かしらの情報を掴めるかもしれない
エイト(それに剣聖、聖女、賢者、この3人がまだ現れないのは明らかにおかしい)
勇者が現れたのなら
他の3職も現れないといけない
そうしないと勇者は厄災に勝てない
エイト(それは女神アダマスもわかっている筈…なら…一体何故?)
ミュウ「エイト?大丈夫?」
エイト「ん?いや、なんでもない」
今は関係ない、自分の成すべき事を成すだけだ、そう思って歩み始める
——————————————————————
音楽を聴くとストーリーが頭の中に浮かんでしまうのは私だけだろうか?
ミュウ「言い方」
でも確かになんの予定もなく行くのは愚の骨頂、その事も踏まえて話している
シルフィ「そうですね、次の町で1番近いのはヤーヴァイ村ですね」
アリアン「何その村」
物凄いネーミングセンスだ、何故この様な名前の町に…いや、村にしたのか是非聞きたい
エイト「確か、剣聖が生まれた土地の名前だっけ?」
ミュウ「土地と言うか、村ね?」
エイト「ああそうそう、でもその村が1番近いのか、歩いてどのくらい?」
シルフィ「3日程歩けば着くとおもいますが」
3日、中々の距離だ、しかし厄災を倒す為に行くしかないのだ
アリアン「面倒くさいけど、行くかぁ」
そう言って4人は村へと歩き始めた
エイト「と言うかさシルフィ」
シルフィ「はい?」
エイト「そのヤーヴァイ村って具体的にどんな村なの?」
剣聖が生まれた村と言うのはわかるが、それだけなら他の村とそんな大差ない筈だ
しかし、剣聖が生まれたとなれば、それのご利益に預かって色々とやっていてもおかしくはない
シルフィ「ヤーヴァイ村は剣聖が生まれた土地のせいなのか、産まれてくる人達の職業が皆剣に纏わるものになるそうですよ?」
ミュウ「剣に纏わるもの?」
シルフィ「はい」
シルフィが言うには、剣に纏わるものつまり
剣士、戦士、重戦士、軽戦士、剣姫など、剣と言っても、大剣、小剣、双剣、長剣、短剣等幾つもの種類があり、細かく言うとキリがないらしい
なので纏めて剣に纏わるものと言う事になっている
シルフィ「と、言う事です」
アリアン「へぇ、魔法とか魔術とか、そんなのはないの?」
シルフィ「ないとは聞いていますが、噂によるとたった1人だけ魔法使いになった者がいると聞いた事があります」
エイト「1人だけ?」
剣聖が生まれてからだとだいぶ年月が経つ、それなのに1人だけとなると何か裏がありそうだ
ミュウ「そんなバグみたいな事が起きたんだねぇ」
シルフィ「私も噂程度の事しか知りませんよ、その魔法使いも魔法戦士の聞き間違いかもしれませんしね」
確かにそれもそうだ、もしそれが本当なら村八分にされても不思議ではない
アリアン「取り敢えず、その村に着いたら宿屋の人にでも聞こうぜ?」
エイト「そうだな、その人がもし現実にいるのなら、会ってみたかったな」
噂になると言うことは、もしかしたらいるかもしれない、その村にいなくともこの世界のどこかにいるかもしれない
そう思うと少しドキドキする
ミュウ「その人にも大切な人がいるのかな?」
シルフィ「案外ミュウ様以上のコミュ症かもしれませんよ?」
アリアン「エイ…ト……しゅ…き…って笑」
単なる想像でしかないが、もしそうであったら中々に面白い
エイト「ま、会えたらの話だけどな?」
エイト達にはやるべき事がある、寄り道や道草を食っている場合ではないのだ
その異変の場所まではまだまだ距離があるのだ、ゆっくりしているとあのクソ野郎が来てしまう
シルフィ「取り敢えずの目標…と言うか村はそこでいいですね?」
アリアン「情報も欲しいしな」
あの町では情報はなかった、しかしヤーヴァイ村は剣聖が生まれた村、もしかしたら何かしらの情報を掴めるかもしれない
エイト(それに剣聖、聖女、賢者、この3人がまだ現れないのは明らかにおかしい)
勇者が現れたのなら
他の3職も現れないといけない
そうしないと勇者は厄災に勝てない
エイト(それは女神アダマスもわかっている筈…なら…一体何故?)
ミュウ「エイト?大丈夫?」
エイト「ん?いや、なんでもない」
今は関係ない、自分の成すべき事を成すだけだ、そう思って歩み始める
——————————————————————
音楽を聴くとストーリーが頭の中に浮かんでしまうのは私だけだろうか?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
879
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる