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第7章 新たな敵 DD(ダークデビル)
第二百十九話 幹部との会談 DD side
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~ダークデビル第1支部~
「ハァハァハァ…げ…ゲルザー様!!!」
エイト達から逃げてきた下っ端の1人が、奥にいるリーダーらしき人物に声をかける
ゲルザー「どうした?」
大きな鎌持つ男は逃げてきた下っ端を見る
黒髪黒目で前髪の一部が癖っ毛なのだろうか前に飛び出しており、後ろ髪が伸びているせいか、黒服の襟から飛び出している
黒服なのは多分軍隊、もしくは団体としての象徴なのだろう皆んな同じ様な服を着ている
「それが、近くの町でエネルギー調達をしていた所、謎の4人組に邪魔されまして…」
ゲルザー「…1人はどうした?」
「そいつらに捕まり、私達はなんとか逃げてきました」
傷だらけの状態から察して、嘘ではない事はわかる、下っ端といえど普通の人達よりは強い、多分この町に来た冒険者だろう
ゲルザー「そうか…そいつは後で助けるとして…」
傷だらけの2人を見てゲルザーは他の部下に指示を出す
ゲルザー「こいつら2人を治療室へ、まだまだ働いてもらわないと困る」
「わかりました」
「歩けるか?」
「ああ…すまねぇ」
「いつつつつ」
部下が2人を連れて行こうとすると、ふと思い出したかのようにゲルザーは呼び止める
ゲルザー「おっと、それで、そいつらは今どこにいる?」
仮に下っ端達が逃げてきたとして、それによってここがバレるのは不味い、ただの冒険者ならいいが、正義感の強い冒険者だと面倒臭い
「追いかけてきて、なんとか逃げてきたんですが…」
「バレないでしょうか?」
ゲルザー「大丈夫とは言えないな、何しろお前達はその4人組の事を見ないで逃げたんだろ?」
普通に考えれば問題ないとは言えない
警戒するに越した事はない
「申し上げます!」
ゲルザー「今度はなんだ?」
慌てて来る部下に何の要件か聞く…が、この慌てようは多分、4人組の事だろう
「アジトに4人組が現れましたぁ!」
「ダニィ!?」
ゲルザー「やっぱりそうなるか…」
こちらは暗黒神を復活させるためにこの近辺で暴れているのだ、そんな奴らを逃す程愚か者ではない、と言う事だ
「すぐ様迎撃態勢を!!!」
ゲルザー「いや、俺が行く」
「ゲルザー様!?」
ゲルザー「お前達が束になっても奴らには勝てないだろう…なら俺が行くしかない」
それにここの支部を任されている以上、責任は自分にある
ゲルザー「ボスの願い、暗黒神エルガウルを蘇らせるためにも、邪魔者は排除するまでだ」
「ゲルザー様…」
ゲルザー「奴らは何処にいる?」
「支部本部の入り口付近を彷徨っています」
と言う事はまだ入り口は見つけてないのだろう、人は追えても、巧妙に隠した入り口までは気づかないようだ
ゲルザー(それでもすぐに気づかれるだろうな)
ここまで追ってきた者達なら後数分で見つける事が出来るだろう、そうなればここはもうおしまいだ
ゲルザー「俺が奴らの所まで行く、お前達はもしも場合に備えて必要なものを持って撤退の準備をしろ」
「は!」
ゲルザーの一言で下っ端達が大忙しに撤退の準備を始める、負ける事はないが、もし逃げられたりすれば、この町の騎士団や冒険者達に責められるだろう
そうなれば多勢に無勢、すぐ様に負け仲間達に大きな被害を与えるだろう、そうならないように保険をかけておく
ゲルザー「偵察部隊が勇者パーティを見たと言うが…もしかして」
彼らの可能性も十分にあり得る
勇者と言うのは基本お人好しだ、町の人達の為に動いている可能性も否めない
ゲルザー「兎に角、行くしかないな」
そう言ってゲルザーは入り口へと向かう
中の作りは地下なので照明は光魔法で照らし
空気の通り道を作り、後は木造建築で豪華絢爛とはかけ離れた簡素なものだった
外は森の中であり、入り口はよーく見ればわかるような仕組みになっている
——————————————————————
背景を書く練習をしなくては…!
「ハァハァハァ…げ…ゲルザー様!!!」
エイト達から逃げてきた下っ端の1人が、奥にいるリーダーらしき人物に声をかける
ゲルザー「どうした?」
大きな鎌持つ男は逃げてきた下っ端を見る
黒髪黒目で前髪の一部が癖っ毛なのだろうか前に飛び出しており、後ろ髪が伸びているせいか、黒服の襟から飛び出している
黒服なのは多分軍隊、もしくは団体としての象徴なのだろう皆んな同じ様な服を着ている
「それが、近くの町でエネルギー調達をしていた所、謎の4人組に邪魔されまして…」
ゲルザー「…1人はどうした?」
「そいつらに捕まり、私達はなんとか逃げてきました」
傷だらけの状態から察して、嘘ではない事はわかる、下っ端といえど普通の人達よりは強い、多分この町に来た冒険者だろう
ゲルザー「そうか…そいつは後で助けるとして…」
傷だらけの2人を見てゲルザーは他の部下に指示を出す
ゲルザー「こいつら2人を治療室へ、まだまだ働いてもらわないと困る」
「わかりました」
「歩けるか?」
「ああ…すまねぇ」
「いつつつつ」
部下が2人を連れて行こうとすると、ふと思い出したかのようにゲルザーは呼び止める
ゲルザー「おっと、それで、そいつらは今どこにいる?」
仮に下っ端達が逃げてきたとして、それによってここがバレるのは不味い、ただの冒険者ならいいが、正義感の強い冒険者だと面倒臭い
「追いかけてきて、なんとか逃げてきたんですが…」
「バレないでしょうか?」
ゲルザー「大丈夫とは言えないな、何しろお前達はその4人組の事を見ないで逃げたんだろ?」
普通に考えれば問題ないとは言えない
警戒するに越した事はない
「申し上げます!」
ゲルザー「今度はなんだ?」
慌てて来る部下に何の要件か聞く…が、この慌てようは多分、4人組の事だろう
「アジトに4人組が現れましたぁ!」
「ダニィ!?」
ゲルザー「やっぱりそうなるか…」
こちらは暗黒神を復活させるためにこの近辺で暴れているのだ、そんな奴らを逃す程愚か者ではない、と言う事だ
「すぐ様迎撃態勢を!!!」
ゲルザー「いや、俺が行く」
「ゲルザー様!?」
ゲルザー「お前達が束になっても奴らには勝てないだろう…なら俺が行くしかない」
それにここの支部を任されている以上、責任は自分にある
ゲルザー「ボスの願い、暗黒神エルガウルを蘇らせるためにも、邪魔者は排除するまでだ」
「ゲルザー様…」
ゲルザー「奴らは何処にいる?」
「支部本部の入り口付近を彷徨っています」
と言う事はまだ入り口は見つけてないのだろう、人は追えても、巧妙に隠した入り口までは気づかないようだ
ゲルザー(それでもすぐに気づかれるだろうな)
ここまで追ってきた者達なら後数分で見つける事が出来るだろう、そうなればここはもうおしまいだ
ゲルザー「俺が奴らの所まで行く、お前達はもしも場合に備えて必要なものを持って撤退の準備をしろ」
「は!」
ゲルザーの一言で下っ端達が大忙しに撤退の準備を始める、負ける事はないが、もし逃げられたりすれば、この町の騎士団や冒険者達に責められるだろう
そうなれば多勢に無勢、すぐ様に負け仲間達に大きな被害を与えるだろう、そうならないように保険をかけておく
ゲルザー「偵察部隊が勇者パーティを見たと言うが…もしかして」
彼らの可能性も十分にあり得る
勇者と言うのは基本お人好しだ、町の人達の為に動いている可能性も否めない
ゲルザー「兎に角、行くしかないな」
そう言ってゲルザーは入り口へと向かう
中の作りは地下なので照明は光魔法で照らし
空気の通り道を作り、後は木造建築で豪華絢爛とはかけ離れた簡素なものだった
外は森の中であり、入り口はよーく見ればわかるような仕組みになっている
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背景を書く練習をしなくては…!
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