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第7章 新たな敵 DD(ダークデビル)
第二百十一話 初めての夜(野宿の)
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ミュウ「ご馳走様!」
アリアン「貴族がこんなのを食べるなんて…なんか不思議だな」
エイト「いや、食べてるからね?」
シルフィ「確かに狼とかは食べていませんが、肉料理は食べてますよね?」
アリアン「…野宿して、血抜きして、生肉を焼いて食べる…それが不思議って言ってるんだけど」
勿論、その事は知っている、ただ反応が面白くそうだからやってみただけだ
エイト「冗談だよ、でもこんな風に皆んなで食べるのは本当に不思議だな」
ミュウ「そうね、アイツらの所為だけど、ここだけは褒めてあげるわ」
シルフィ「ここだけですけどね」
アイツらというのは勿論アイツらの事だ、アブの様にしつこく、うざったい迷惑な存在だ
エイト「このまま愛の逃避行…みたいな事出来ないかな?」
ミュウ「無理ね、アイツは地の果てまでも追いかけて来るわ」
シルフィ「まるで主人公補正でも掛かったかの様に的確に来ますからね」
アリアン「主人公補正?」
主人公補正
創作に関連する俗語(スラング)の一種である。 主人公又は主人公側に付くキャラにのみ適用される設定・物理法則その他諸々を一切無視した謎の補正。 言ってみれば「プロットの都合」であり、物語の進行上で必要な事件に遭遇したりすることを指す
エイト「簡単に言えば、アイツの都合のいい様に事が動く、と言う事だ」
今はまだその様な事は起きていないが、物語的に冒険が重要な場面なので、ここからが本番の可能性がある
つまり今までのは回想や子供の頃編みたいな本編が始まる前にやる様な事があの3年間でここからの冒険が、主人公補正が1番使われやすい所なのだ
ミュウ「私達に洗脳は効かないとしても、エイトの幼馴染みの様にかかる人は絶対に出てしまう」
それは即ち、被害者が多く出てしまうと言う事だ
シルフィ「好感度アップ、私達やイリス様には効果が無かったから、未だに実感がないのですが」
アリアン「でも、あそこまでの屑を好きになれるのは、そうとしか考えられないよ」
国王との謁見の時、あの様な失態を犯したにも関わらずあの態度
そして帰り際に起きたあの行動
それを付き従う幼馴染み達、好感度アップと言うものが存在する確たる証拠だ
アリアン「あたい達は兎も角、別の町、村、国…その地域でアイツがそれを使えば」
エイト「ああ、間違いなく悲劇が起きる」
婚約者、幼馴染み、片想い、恋人、妻
それが関係なく崩れ去り、その人の人生を狂わす
とある小説では、記憶や想いを持ったまま
その男に股を開き、それを見せつける事で背徳感と快感を両方を味わいながら、夫を絶望の淵に叩き落とす者もいる
今、それが現実になるかもしれないと思うと愛の逃避行などと言う馬鹿な事は出来ない
エイト「一刻も早く、決着をつけないと」
ミュウ「私達の所為でもあるからね」
前世にしろ、今世にしろ、カイトはミュウを狙っている、それを守る為にエイト達は動きカイトは罪の無い人達を苦しめている
シルフィ「やるしかないですね」
アリアン「ま、それについて行く事を決めたのはあたい達だし、最後まで一緒にいてやるよ」
エイト「ありがとう」
素直にそう言う、エイトが今こうして無事でいられるのはアリアン達のお陰だ、だからこそ大切にしたいと思っているのだ
ミュウ「さ、夕食も終わったんだからさっさと寝ましょ?」
シルフィ「いえ、その前に歯をきれいにしないと…口臭が気になりますし」
水魔法(術式)を使えるため、それを使って歯をきれいに出来る
エイト「…本当にアリアンがいてくれて良かったよ」
アリアンがいてくれるお陰で、こんなしょうもない事(けど必要な雑務)を任せる事が出来る
アリアン「ま、適材適所って事だよ」
そう言って4人はその初めて野宿をした
——————————————————————
ネタは浮かぶのに、文字にすると結構大変ですね(^◇^;)
アリアン「貴族がこんなのを食べるなんて…なんか不思議だな」
エイト「いや、食べてるからね?」
シルフィ「確かに狼とかは食べていませんが、肉料理は食べてますよね?」
アリアン「…野宿して、血抜きして、生肉を焼いて食べる…それが不思議って言ってるんだけど」
勿論、その事は知っている、ただ反応が面白くそうだからやってみただけだ
エイト「冗談だよ、でもこんな風に皆んなで食べるのは本当に不思議だな」
ミュウ「そうね、アイツらの所為だけど、ここだけは褒めてあげるわ」
シルフィ「ここだけですけどね」
アイツらというのは勿論アイツらの事だ、アブの様にしつこく、うざったい迷惑な存在だ
エイト「このまま愛の逃避行…みたいな事出来ないかな?」
ミュウ「無理ね、アイツは地の果てまでも追いかけて来るわ」
シルフィ「まるで主人公補正でも掛かったかの様に的確に来ますからね」
アリアン「主人公補正?」
主人公補正
創作に関連する俗語(スラング)の一種である。 主人公又は主人公側に付くキャラにのみ適用される設定・物理法則その他諸々を一切無視した謎の補正。 言ってみれば「プロットの都合」であり、物語の進行上で必要な事件に遭遇したりすることを指す
エイト「簡単に言えば、アイツの都合のいい様に事が動く、と言う事だ」
今はまだその様な事は起きていないが、物語的に冒険が重要な場面なので、ここからが本番の可能性がある
つまり今までのは回想や子供の頃編みたいな本編が始まる前にやる様な事があの3年間でここからの冒険が、主人公補正が1番使われやすい所なのだ
ミュウ「私達に洗脳は効かないとしても、エイトの幼馴染みの様にかかる人は絶対に出てしまう」
それは即ち、被害者が多く出てしまうと言う事だ
シルフィ「好感度アップ、私達やイリス様には効果が無かったから、未だに実感がないのですが」
アリアン「でも、あそこまでの屑を好きになれるのは、そうとしか考えられないよ」
国王との謁見の時、あの様な失態を犯したにも関わらずあの態度
そして帰り際に起きたあの行動
それを付き従う幼馴染み達、好感度アップと言うものが存在する確たる証拠だ
アリアン「あたい達は兎も角、別の町、村、国…その地域でアイツがそれを使えば」
エイト「ああ、間違いなく悲劇が起きる」
婚約者、幼馴染み、片想い、恋人、妻
それが関係なく崩れ去り、その人の人生を狂わす
とある小説では、記憶や想いを持ったまま
その男に股を開き、それを見せつける事で背徳感と快感を両方を味わいながら、夫を絶望の淵に叩き落とす者もいる
今、それが現実になるかもしれないと思うと愛の逃避行などと言う馬鹿な事は出来ない
エイト「一刻も早く、決着をつけないと」
ミュウ「私達の所為でもあるからね」
前世にしろ、今世にしろ、カイトはミュウを狙っている、それを守る為にエイト達は動きカイトは罪の無い人達を苦しめている
シルフィ「やるしかないですね」
アリアン「ま、それについて行く事を決めたのはあたい達だし、最後まで一緒にいてやるよ」
エイト「ありがとう」
素直にそう言う、エイトが今こうして無事でいられるのはアリアン達のお陰だ、だからこそ大切にしたいと思っているのだ
ミュウ「さ、夕食も終わったんだからさっさと寝ましょ?」
シルフィ「いえ、その前に歯をきれいにしないと…口臭が気になりますし」
水魔法(術式)を使えるため、それを使って歯をきれいに出来る
エイト「…本当にアリアンがいてくれて良かったよ」
アリアンがいてくれるお陰で、こんなしょうもない事(けど必要な雑務)を任せる事が出来る
アリアン「ま、適材適所って事だよ」
そう言って4人はその初めて野宿をした
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ネタは浮かぶのに、文字にすると結構大変ですね(^◇^;)
応援ありがとうございます!
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