幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

文字の大きさ
上 下
172 / 680
第五章〜外伝〜 カルデア学園の3年間 高等部編

第百六十三話 遅き者 カイトside

しおりを挟む
~翌日~

カイト「よし、これで準備は大丈夫だ」

メグミ「カイト君、それは?」

昨日卒業兼解放祝いとして、散財の限りを尽くしたカイト達は次の日の昼方まで熟睡していた

カイト「これかい?これはミュウは父に宛てた手紙さ」

メグミ「手紙?」

カイト「ああ、昨日言ったろ頭を使うって」

つまり頭を使った結果、これに至ったと言うわけだ、あまりにも簡単な考えだが、カイトにとっては難しい事らしい

メグミ「流石ねカイト君、それで内容はなんなの?」

カイト「ああ、正式に僕の婚約者になってもらう為にそうして欲しいと書いたんだ…昨日言ったろ?」

メグミ「そうだったわね、昨日浮かれすぎて忘れちゃってたわ」

事実、昨日はまさに乱交パーティと言っては過言ではないほど、乱れに乱れ、産まれた姿で寝ている者が多い

実際にメグミも下半身に白い液体をつけながらカイトに歩み寄っている

カイトの下半身も3年間の月日で癒えて、実に3年ぶりに煩悩のままに乱れに乱れた

カイト「取り敢えず、これで一安心だな」

手紙を書き終えると背伸びをする
疲れが溜まっているのだろう、下に血が溜まり、また突起物が大きくなる

メグミ「お疲れ様」

そう言うとメグミはカイトが手紙を書く為に座っていた椅子の下に入り、突起物を口の中に入れる

穢らしい水滴音が響き渡り、口の中に白い液体が入ると美味しそうに咀嚼しながら飲み込む

カイト「メグミもお疲れ様、僕はもう一眠りしてくるから、服を着てこれを出して来てくれ」

メグミ「わかったわ」

カイトは椅子から立ち上がり、自分の寝室に向かう、メグミはカイトの指示通り、服を着て外に出る

もしカイトの命令で裸で外に出ろと命令されたら喜んで行くだろう

カイト「ふう、これであのモブも死ぬな」

カイトもミュウも貴族であり、エイトは平民だ、しかもカイトと言う婚約者がミュウにはいながら、エイトはそれを奪い取り、不貞行為にも及んでいる

ミュウの父がエイトは間違いなく拷問した後殺すだろう

そうなる事がとても嬉しいのかカイトは気分良く自室に入る

約3年ぶりの我が家のベット
あの寮での地獄の生活から解放されて
カイトは有頂天となっていた

カイト「はあ!楽しみだなぁ!」

ベットにダイブして、子供の様にはしゃぐ
まるでアリの巣に水を入れる子供の様に残酷に笑う

カイト「きっと手紙は早くて明日には届くだろう、そうしたら明後日にはその連絡が来るって事だ」

そうなれば、すぐにでもミュウの家に行き正式な婚約発表をしよう、絶対にミュウは洗脳が解けて、心から喜ぶだろう

絶望し、泣き崩れる負け犬のモブの姿を見ながら、惨めな男を足で踏みつけて泥沼に沈めよう

カイト「ゴミはゴミ箱に入れないとなw」

そう浮かれながら、疲れが溜まっているのだろう、すぐに寝息を立てて夢の中に行く

夢の中では妄想が現実となり
自分が勝っている姿を見て、カイトはさらに喜ぶ

カイト「やはり僕は全てにおいて完璧な男なんだ、この世界の主人公は僕!僕に逆らうモブは惨めに無様に死ぬのが相応しいwwwwwwwwww」

そう高らかに叫び、周りにはアイ、メグミ、サユリ、ミュウ、シルフィ、アリアンが裸でカイトに抱きついている

それを見て泣きながらメグミ達を叫ぶエイトを見てカイトは目の前で犯し
絶望の淵に叩き落とす

そんなまさに絶頂を味わい…そして数日後、ミュウの父からの返事が来ない事に不審を思ったカイトがミュウの実家に行き…絶望の淵に落とされる

——————————————————————
学園編なので、キリの良いところで終わらせます(後10話以内には終わる予定です)
しおりを挟む
感想 755

あなたにおすすめの小説

【本編完結】転生したら第6皇子冷遇されながらも力をつける

そう
ファンタジー
転生したら帝国の第6皇子だったけど周りの人たちに冷遇されながらも生きて行く話です

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……

karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

婚約破棄され、平民落ちしましたが、学校追放はまた別問題らしいです

かぜかおる
ファンタジー
とある乙女ゲームのノベライズ版悪役令嬢に転生いたしました。 強制力込みの人生を歩み、冤罪ですが断罪・婚約破棄・勘当・平民落ちのクアドラプルコンボを食らったのが昨日のこと。 これからどうしようかと途方に暮れていた私に話しかけてきたのは、学校で歴史を教えてるおじいちゃん先生!?

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。

彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。 父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。 わー、凄いテンプレ展開ですね! ふふふ、私はこの時を待っていた! いざ行かん、正義の旅へ! え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。 でも……美味しいは正義、ですよね? 2021/02/19 第一部完結 2021/02/21 第二部連載開始 2021/05/05 第二部完結

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので

sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。 早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。 なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。 ※魔法と剣の世界です。 ※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした

桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

処理中です...