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第五章〜外伝〜 カルデア学園の3年間 高等部編
第百五十話 女神すらわからない事 女神side
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アマス「…貴女って相当趣味悪いですね」
アダマス「そうですか?私はとても良いと思うのですが?」
アダマスに見せられ、ミュウの父の最後を見てしまった女神アマスは最初の一言目にそう言った
アマス「何処がですか?こんな化け物供を飼い慣らして、不要な人間を食べさせるなんて、女神としてあり得ない事です」
アダマス「女神がやっているのですから、別にいいじゃありませんか?まぁ貴女には理解出来ないと思いますけどね」
理解などしたくない、と言うのが本音だが女神アダマスに何を言った所で変わるわけがないので、諦める
アマス「それで?いつまでその気持ち悪いのを見せるつもりですか?」
アダマス「変ですわね?ここからが面白いのに」
そう言いつつ、女神アダマスはミュウの父が食屍鬼に喰われている所を消す
アダマス「ああ、そうそう1つ忘れていましたわ」
アマス「…まだ何か?」
ミュウの父が無様にも喰われている所を見て興奮していた、女神アダマスは女神アマスに凍るような目つきで問いかける
アダマス「…カイト君は何処にいる?」
アマス「…はあ?」
アダマス「答えなさい、そうすれば今日の所は見逃してあげますわ」
アマス「何を言っているの?私は堕天している身、エイト達の様子を見るので精一杯なのよ?…何処かの頭の悪い女神様によってね?」
皮肉を込めて女神アダマスの質問に答えるが女神アダマスには効果がないようだ
むしろ驚くような顔でこちらを見る
アダマス「…え?…では誰がこんな事を…?」
アマス「空からならすぐにわかるのではないですか?貴女も一応女神なのですから、それくらいわかるでしょ?」
アダマス「貴女に言われなくてもやりましたわよ、千里眼や透視、色々やりましたけど突然消えたんですの」
アマス「…え?」
今、目の前にいる女神は自分から女神の座を奪い、思うがままにしている…が、その女神の目を欺く何者かが、カイトを見つけられないようにしているのだろう
アダマス「ですから、元同じ女神として貴女の事を犯人だと思ったんですの」
アマス「確かに、それが出来ればやっていた可能性はあるわ」
アダマス「んじゃあやっぱり!!!」
そう叫んで殺そうとするアダマスはアマスの「けど!」の言葉で思いとどまる
アマス「堕天した時点で私の力はほとんどない、だからこそ、貴女も私を殺していない…でしょ?」
その通りだ、そもそもの話、女神アマスが文字通り、何も出来ない状態にいるのは女神アダマスが1番良く知っている
そうなると不思議はさらに加速する
アダマス「…それじゃあ、一体誰なんですの?」
アマス「………今の私が知る由もないわよ」
アダマス「…私の目を欺き、カイト君を隠して邪魔をする存在………厄災?」
アマス「…さぁ?でも私達女神の力を超えるなんてあり得るのかしら?」
否、あり得ない、自分が作り出した存在と言っても過言ではないものを自分の手で制御出来ないなどあり得ない話なのだ
アダマス「…仕方ないですわね、今回はここで失礼しますわ」
アダマスはそう言い残すと一瞬のうちに姿を消し、女神アマスは1人になった状態で考え込む
アマス(あの女神は幾千数多いる神々を統率していたほどの実力者、それをたかだか厄災如きが欺けるのか?)
他にもエイト達の事もふと思い出したが、厄災に立ち向かう為にトレーニング中の彼らがそれ以上の存在の女神達を欺けるほどの力を持っているわけない
逆に持っていたとしても、すぐに殺されるのがオチだろう
アマス「…一体この世界はどうなってしまうの……?」
誰もわからない質問は虚空の彼方へと消えていき、時は過ぎて行った
——————————————————————
最近体調を崩しやすくて大変です
(-_-;)
アダマス「そうですか?私はとても良いと思うのですが?」
アダマスに見せられ、ミュウの父の最後を見てしまった女神アマスは最初の一言目にそう言った
アマス「何処がですか?こんな化け物供を飼い慣らして、不要な人間を食べさせるなんて、女神としてあり得ない事です」
アダマス「女神がやっているのですから、別にいいじゃありませんか?まぁ貴女には理解出来ないと思いますけどね」
理解などしたくない、と言うのが本音だが女神アダマスに何を言った所で変わるわけがないので、諦める
アマス「それで?いつまでその気持ち悪いのを見せるつもりですか?」
アダマス「変ですわね?ここからが面白いのに」
そう言いつつ、女神アダマスはミュウの父が食屍鬼に喰われている所を消す
アダマス「ああ、そうそう1つ忘れていましたわ」
アマス「…まだ何か?」
ミュウの父が無様にも喰われている所を見て興奮していた、女神アダマスは女神アマスに凍るような目つきで問いかける
アダマス「…カイト君は何処にいる?」
アマス「…はあ?」
アダマス「答えなさい、そうすれば今日の所は見逃してあげますわ」
アマス「何を言っているの?私は堕天している身、エイト達の様子を見るので精一杯なのよ?…何処かの頭の悪い女神様によってね?」
皮肉を込めて女神アダマスの質問に答えるが女神アダマスには効果がないようだ
むしろ驚くような顔でこちらを見る
アダマス「…え?…では誰がこんな事を…?」
アマス「空からならすぐにわかるのではないですか?貴女も一応女神なのですから、それくらいわかるでしょ?」
アダマス「貴女に言われなくてもやりましたわよ、千里眼や透視、色々やりましたけど突然消えたんですの」
アマス「…え?」
今、目の前にいる女神は自分から女神の座を奪い、思うがままにしている…が、その女神の目を欺く何者かが、カイトを見つけられないようにしているのだろう
アダマス「ですから、元同じ女神として貴女の事を犯人だと思ったんですの」
アマス「確かに、それが出来ればやっていた可能性はあるわ」
アダマス「んじゃあやっぱり!!!」
そう叫んで殺そうとするアダマスはアマスの「けど!」の言葉で思いとどまる
アマス「堕天した時点で私の力はほとんどない、だからこそ、貴女も私を殺していない…でしょ?」
その通りだ、そもそもの話、女神アマスが文字通り、何も出来ない状態にいるのは女神アダマスが1番良く知っている
そうなると不思議はさらに加速する
アダマス「…それじゃあ、一体誰なんですの?」
アマス「………今の私が知る由もないわよ」
アダマス「…私の目を欺き、カイト君を隠して邪魔をする存在………厄災?」
アマス「…さぁ?でも私達女神の力を超えるなんてあり得るのかしら?」
否、あり得ない、自分が作り出した存在と言っても過言ではないものを自分の手で制御出来ないなどあり得ない話なのだ
アダマス「…仕方ないですわね、今回はここで失礼しますわ」
アダマスはそう言い残すと一瞬のうちに姿を消し、女神アマスは1人になった状態で考え込む
アマス(あの女神は幾千数多いる神々を統率していたほどの実力者、それをたかだか厄災如きが欺けるのか?)
他にもエイト達の事もふと思い出したが、厄災に立ち向かう為にトレーニング中の彼らがそれ以上の存在の女神達を欺けるほどの力を持っているわけない
逆に持っていたとしても、すぐに殺されるのがオチだろう
アマス「…一体この世界はどうなってしまうの……?」
誰もわからない質問は虚空の彼方へと消えていき、時は過ぎて行った
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最近体調を崩しやすくて大変です
(-_-;)
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