143 / 680
第五章〜外伝〜 カルデア学園の3年間 高等部編
第百三十四話 対面
しおりを挟む
4人だけかと思っていた秘密基地にもう1人いて、古びたソファに腰掛けてにっこりと笑っている
先程ミュウが「お母様」と呼んでいたので
間違いないだろう
服装はミュウの父と同じで違うとすれば
服の色が赤紫色ではなく、薄い黄緑色と言う点だ
髪の色は黄色味がかった色で
髪の長さは腰まである
目の色は青色で、肌の色は透き通った様に白い
20代と言っても通用するくらい若くみえる
ちなみに父親はミュウと同じ髪の色で髪は首元ぐらいまであり、髭は剃っているのかない
ミュウ母「初めまして、私はミュウの母です」
エイト「え?あ…は…初めまして、わ…私はエイト.マクラレンと申します、です」
父親と違いおっとりとした性格なのか
ギャップが凄すぎて驚く
ミュウ母「ふふふ、そこまで緊張しなくてもいいわよ、貴方のことは調べさせてもらいましたから」
エイト「し…調べさせてもらった?」
ミュウ母「ええ、あの人と違って私は多少時間に余裕があるから色々と調べてもらったの」
エイト「…つまり、私達のことを…ですか?」
ミュウ母「そうね、娘が心配でつい…ね」
それは過保護と言うのでは?と思ったがそんな事、口が裂けても言えない
ミュウ母「まぁ情報は他国には広言出来ない様に色々工夫されてたけど、絶対に他の人には話さないと言う約束をして調べる事が出来たわ」
ミュウ「それ、私達に言ってもいいの?」
ミュウ母「別に貴女達の事なのよ?当の本人に言っても関係ないでしょ?」
確かにその通りだ、知った所でそれは自分の事だから意味がない
ミュウ母「でもまぁ、エイト君があのガイジ君に勝つなんてねぇ」
シルフィ「奥様カイジです」
エイト「カイトな?」
何故か親近感のある言葉に疑問を持ちつつも
そこは気にせず、ミュウの母に話しかける
エイト「えっと…なんて呼べば良いのでしょうか?フローラ夫人?」
ミュウ母「あら、そんな堅苦しい事言わなくてもいいんですよ、お義母様でいいですよ?」
ミュウ「は?」
今、スラっと出た言葉があるが
聞き間違いの可能性もある
エイト「…あの、押し付けがましいのですが、もう1度言ってくださると有り難いのですが…」
ミュウ母「ですから、お義母様と呼んでください、ミュウと結婚したいんですよね?聞きましたよ?あの…ケンジからミュウとシルフィ、アリアンに愛の告白をした事も」
エイト「カイトですよ…って…ええ!?」
そんな事すら情報が出回っているのか
公爵家の情報網はとても恐ろしい
迂闊に変な事は出来ないだろう
それに聞き間違いではなかった、ミュウの母はエイトとミュウの交際を認めている
更に言えばそれより先の婚姻も認めいるのだ
シルフィ「…こ…こんなにもあっさりと」
アリアン「ミュウの父とはあんなにも苦労したのに」
4人は驚きのあまり、唖然としている
そんな中でもミュウの母はソファの上で優雅に座っている
ミュウ母「あら、夫にもう会ってきたの?」
エイト「はい、そして私の前だと交際を認めたのですが…」
シルフィ「いなくなった途端、エイト様よりも別の男と結婚を進めていたので」
アリアン「今に至る…と言うかことです」
そう話すとミュウの母は小さく「だからかぁ」とこぼし、ミュウが父に攻撃した傷痕を思い出したのだろう、クスリと笑った
ミュウ「…所で、」
ミュウ母「ん…なに?」
ミュウ「なんで、お母様はここを知っているんですか?」
まるで我が物顔でここにいるので不思議に思い質問する…すると
ミュウ母「知ってるも何も…これ作ったの私だし」
4人「「「「…………え?」」」」
4人はまるで練習したかの様に、揃って
反応する
——————————————————————
寝落ちしそうだった(^◇^;)
先程ミュウが「お母様」と呼んでいたので
間違いないだろう
服装はミュウの父と同じで違うとすれば
服の色が赤紫色ではなく、薄い黄緑色と言う点だ
髪の色は黄色味がかった色で
髪の長さは腰まである
目の色は青色で、肌の色は透き通った様に白い
20代と言っても通用するくらい若くみえる
ちなみに父親はミュウと同じ髪の色で髪は首元ぐらいまであり、髭は剃っているのかない
ミュウ母「初めまして、私はミュウの母です」
エイト「え?あ…は…初めまして、わ…私はエイト.マクラレンと申します、です」
父親と違いおっとりとした性格なのか
ギャップが凄すぎて驚く
ミュウ母「ふふふ、そこまで緊張しなくてもいいわよ、貴方のことは調べさせてもらいましたから」
エイト「し…調べさせてもらった?」
ミュウ母「ええ、あの人と違って私は多少時間に余裕があるから色々と調べてもらったの」
エイト「…つまり、私達のことを…ですか?」
ミュウ母「そうね、娘が心配でつい…ね」
それは過保護と言うのでは?と思ったがそんな事、口が裂けても言えない
ミュウ母「まぁ情報は他国には広言出来ない様に色々工夫されてたけど、絶対に他の人には話さないと言う約束をして調べる事が出来たわ」
ミュウ「それ、私達に言ってもいいの?」
ミュウ母「別に貴女達の事なのよ?当の本人に言っても関係ないでしょ?」
確かにその通りだ、知った所でそれは自分の事だから意味がない
ミュウ母「でもまぁ、エイト君があのガイジ君に勝つなんてねぇ」
シルフィ「奥様カイジです」
エイト「カイトな?」
何故か親近感のある言葉に疑問を持ちつつも
そこは気にせず、ミュウの母に話しかける
エイト「えっと…なんて呼べば良いのでしょうか?フローラ夫人?」
ミュウ母「あら、そんな堅苦しい事言わなくてもいいんですよ、お義母様でいいですよ?」
ミュウ「は?」
今、スラっと出た言葉があるが
聞き間違いの可能性もある
エイト「…あの、押し付けがましいのですが、もう1度言ってくださると有り難いのですが…」
ミュウ母「ですから、お義母様と呼んでください、ミュウと結婚したいんですよね?聞きましたよ?あの…ケンジからミュウとシルフィ、アリアンに愛の告白をした事も」
エイト「カイトですよ…って…ええ!?」
そんな事すら情報が出回っているのか
公爵家の情報網はとても恐ろしい
迂闊に変な事は出来ないだろう
それに聞き間違いではなかった、ミュウの母はエイトとミュウの交際を認めている
更に言えばそれより先の婚姻も認めいるのだ
シルフィ「…こ…こんなにもあっさりと」
アリアン「ミュウの父とはあんなにも苦労したのに」
4人は驚きのあまり、唖然としている
そんな中でもミュウの母はソファの上で優雅に座っている
ミュウ母「あら、夫にもう会ってきたの?」
エイト「はい、そして私の前だと交際を認めたのですが…」
シルフィ「いなくなった途端、エイト様よりも別の男と結婚を進めていたので」
アリアン「今に至る…と言うかことです」
そう話すとミュウの母は小さく「だからかぁ」とこぼし、ミュウが父に攻撃した傷痕を思い出したのだろう、クスリと笑った
ミュウ「…所で、」
ミュウ母「ん…なに?」
ミュウ「なんで、お母様はここを知っているんですか?」
まるで我が物顔でここにいるので不思議に思い質問する…すると
ミュウ母「知ってるも何も…これ作ったの私だし」
4人「「「「…………え?」」」」
4人はまるで練習したかの様に、揃って
反応する
——————————————————————
寝落ちしそうだった(^◇^;)
0
お気に入りに追加
887
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界成り上がり物語~転生したけど男?!どう言う事!?~
繭
ファンタジー
高梨洋子(25)は帰り道で車に撥ねられた瞬間、意識は一瞬で別の場所へ…。
見覚えの無い部屋で目が覚め「アレク?!気付いたのか!?」との声に
え?ちょっと待て…さっきまで日本に居たのに…。
確か「死んだ」筈・・・アレクって誰!?
ズキン・・・と頭に痛みが走ると現在と過去の記憶が一気に流れ込み・・・
気付けば異世界のイケメンに転生した彼女。
誰も知らない・・・いや彼の母しか知らない秘密が有った!?
女性の記憶に翻弄されながらも成り上がって行く男性の話
保険でR15
タイトル変更の可能性あり
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ダンマス(異端者)
AN@RCHY
ファンタジー
幼女女神に召喚で呼び出されたシュウ。
元の世界に戻れないことを知って自由気ままに過ごすことを決めた。
人の作ったレールなんかのってやらねえぞ!
地球での痕跡をすべて消されて、幼女女神に召喚された風間修。そこで突然、ダンジョンマスターになって他のダンジョンマスターたちと競えと言われた。
戻りたくても戻る事の出来ない現実を受け入れ、異世界へ旅立つ。
始めこそ異世界だとワクワクしていたが、すぐに碇石からズレおかしなことを始めた。
小説になろうで『AN@CHY』名義で投稿している、同タイトルをアルファポリスにも投稿させていただきます。
向こうの小説を多少修正して投稿しています。
修正をかけながらなので更新ペースは不明です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる