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第五章〜外伝〜 カルデア学園の3年間 高等部編
第百十八話 生き地獄 カイトside
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「おら!さっさと起きろ!」
カイト「ガフッ!?」
唐突に来る腹の痛みに一気に脳が覚醒して
目が覚める
カイト「…かは…ゲホゴホ」
体の傷は完治したが、今ので怪我が増え
カイトは怒りを露わにする、それを感じたのか、先程カイトの腹を踏みつけた男が睨みつける
「ああ?なんか文句でもあるのか?」
カイト「ああ、ある」
よろよろと立ち上がり男に睨みつける
カイト「僕はカイト.クルージー、隣国の貴族にして、女神に選ばれた勇者様だぞ?こんな事をしてただで済むと思っているのか?」
自分の自己紹介をすると男は頭をぽかんもさせてこちらを見つめる
カイト(どうやら学歴がないようだな)
今の言葉を理解できなかったのだろう
仕方ないもう一度わかりやすく教えてあげよう
そう思ってカイトが口を開くと
「だからなんだ?」
カイト「は?」
今度がカイトがぽかんとしてしまった
だからなんだ?とはなんだ?
こんな事をして許されるわけがないのだ
「ここはカルデア学園、貴族も平民も関係なく授業を受ける事が出来る所だぞ?」
カイト「だからなんだ?」
「そんなのが通用するわけないだろ?」
カイト「だからね僕は勇者なの?馬鹿なの?」
次の瞬間右ストレートがカイトの顔面に当たる
カイト「ゴフッ!?」
口の中が切れ、歯がぐらぐらする
多分少し弄れば簡単に抜けるだろう
「先輩に向かった馬鹿とは失礼だな?」
カイト「な…なんだと?」
こんな奴が先輩?、そう口にしようとした瞬間、今度は右足で蹴られた
カイト「かは!?」
「誰が座っていいと言った?」
うずくまるカイトに先輩は足を頭に乗せて話す
「ここは俺達の様な人間が来る隔離寮、テメェの女は此処にはいない」
当たり前だ、こんな問題児達の中にいれば
集団で犯されるのが目に見えている
「そして、ここは先輩が絶対だ、逆らったり、はい以外を言えば即こうなる、わかったか?」
例外として先輩でも後輩に逆らえずこうなる事もあるが、カイトみたいな男ではない限りそうはならないだろう
「ほら返事!」
「ガバァ!?」
苦しんでいる所に更なる追い討ちをかけられて、カイトの怒りは頂点に達した
カイト「図に乗るなよ!屑野郎!!!」
「おわ!?」
急に立ち上がった事により、先輩は尻餅をついて、カイトは跨り拳を作る
カイト「死ね!カスが!」
そう言ってカイトは先輩を殴ろうとするが、片手で止められてしまう
カイト「へ?」
「馬鹿か?数日間も怠けて何もしていない奴の拳が俺に当たるかよ」
そう言って逆に殴り返される
本当はカイトには特殊な道具を歯の中に入れられており、それにより力の9割方失っているのだ
更に特殊な呪いの道具により、成長はない為
ずっとこのままなのである
勿論学園を卒業したらそれは取れるが、少なくとも3年間は取る事はなく、ずっとこのままだ
「あのジジィ…またロクでもないやつを捕まえやがって」
カイト「人の事言えないだろ」
先輩は憂さ晴らしと「はい」以外を言ったので殴った、これにより奥の歯が一本抜けた
「お前の様な塵はいくらでもいる、せいぜい仲良くしろよ?」
そう言ってカイトを引きずる
この時のカイトはまだわかっていなかった
この先輩は高等部2年である事を
先輩達の真の恐ろしさを
3年間奴隷の様な地獄を味わう事を
——————————————————————
コメントを返すの忘れてた(~_~;)
カイト「ガフッ!?」
唐突に来る腹の痛みに一気に脳が覚醒して
目が覚める
カイト「…かは…ゲホゴホ」
体の傷は完治したが、今ので怪我が増え
カイトは怒りを露わにする、それを感じたのか、先程カイトの腹を踏みつけた男が睨みつける
「ああ?なんか文句でもあるのか?」
カイト「ああ、ある」
よろよろと立ち上がり男に睨みつける
カイト「僕はカイト.クルージー、隣国の貴族にして、女神に選ばれた勇者様だぞ?こんな事をしてただで済むと思っているのか?」
自分の自己紹介をすると男は頭をぽかんもさせてこちらを見つめる
カイト(どうやら学歴がないようだな)
今の言葉を理解できなかったのだろう
仕方ないもう一度わかりやすく教えてあげよう
そう思ってカイトが口を開くと
「だからなんだ?」
カイト「は?」
今度がカイトがぽかんとしてしまった
だからなんだ?とはなんだ?
こんな事をして許されるわけがないのだ
「ここはカルデア学園、貴族も平民も関係なく授業を受ける事が出来る所だぞ?」
カイト「だからなんだ?」
「そんなのが通用するわけないだろ?」
カイト「だからね僕は勇者なの?馬鹿なの?」
次の瞬間右ストレートがカイトの顔面に当たる
カイト「ゴフッ!?」
口の中が切れ、歯がぐらぐらする
多分少し弄れば簡単に抜けるだろう
「先輩に向かった馬鹿とは失礼だな?」
カイト「な…なんだと?」
こんな奴が先輩?、そう口にしようとした瞬間、今度は右足で蹴られた
カイト「かは!?」
「誰が座っていいと言った?」
うずくまるカイトに先輩は足を頭に乗せて話す
「ここは俺達の様な人間が来る隔離寮、テメェの女は此処にはいない」
当たり前だ、こんな問題児達の中にいれば
集団で犯されるのが目に見えている
「そして、ここは先輩が絶対だ、逆らったり、はい以外を言えば即こうなる、わかったか?」
例外として先輩でも後輩に逆らえずこうなる事もあるが、カイトみたいな男ではない限りそうはならないだろう
「ほら返事!」
「ガバァ!?」
苦しんでいる所に更なる追い討ちをかけられて、カイトの怒りは頂点に達した
カイト「図に乗るなよ!屑野郎!!!」
「おわ!?」
急に立ち上がった事により、先輩は尻餅をついて、カイトは跨り拳を作る
カイト「死ね!カスが!」
そう言ってカイトは先輩を殴ろうとするが、片手で止められてしまう
カイト「へ?」
「馬鹿か?数日間も怠けて何もしていない奴の拳が俺に当たるかよ」
そう言って逆に殴り返される
本当はカイトには特殊な道具を歯の中に入れられており、それにより力の9割方失っているのだ
更に特殊な呪いの道具により、成長はない為
ずっとこのままなのである
勿論学園を卒業したらそれは取れるが、少なくとも3年間は取る事はなく、ずっとこのままだ
「あのジジィ…またロクでもないやつを捕まえやがって」
カイト「人の事言えないだろ」
先輩は憂さ晴らしと「はい」以外を言ったので殴った、これにより奥の歯が一本抜けた
「お前の様な塵はいくらでもいる、せいぜい仲良くしろよ?」
そう言ってカイトを引きずる
この時のカイトはまだわかっていなかった
この先輩は高等部2年である事を
先輩達の真の恐ろしさを
3年間奴隷の様な地獄を味わう事を
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