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第五章〜外伝〜 カルデア学園の3年間 高等部編
第九十六話 強くなる為に カイトside
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~3ヶ月後~
エイト達との戦いの責任を取らされカルデア学園の全ての掃除を任されてから約3ヶ月
やっと全ての教員からの許可を得て
正式に終わった
カイト達はヘトヘトになりながらも、エイトに対する憎しみの力でここまで頑張る事が出来たのだ
そんなカイト達も自分の家に集まって対エイト戦に向けて話し合っていた
カイト「皆んな、今日までお疲れ様」
アイ「ありがとう、カイトお兄ちゃん!」
サユリ「だから!抜け駆けは駄目だって!」
メグミ「そうよ!」
他の女子達もブーイングしているがアイは気にせず嬉しそうに抱き付いている
カイトも満更な顔で皆んなを止める
カイト「まぁまぁ、後で皆んなも可愛がってあげるから」
メグミ「…それなら…許してあげる」
カイトと一夜を共にした彼女達は顔を赤く染めて、愛液を漏らしていた
そんな状況に興奮しつつ、カイトは話を変える
カイト「さて、僕達が掃除をしている間、あの屑は僕の婚約者に何をしていた?」
「聞きたい?辛い事だと思うけど」
カイト「いいさ、その分の苦痛はいつか彼奴に返すから」
「…わかった」
そう言うと彼女達はエイト達の事をありのまま話した
「ミュウ達はエイトの洗脳が酷くなったのか、以前にも増して笑顔が増えているわ」
「それに身体が弱いのに無理させてずっと話しているの」
「そのせいか最近、とても辛そうなの」
それはカイトに合わなくて済むから嬉しいのと、カイトの思い込みと、シルフィのトレーニングがハード過ぎるからで洗脳ではない、が彼女達にとってカイトの言葉が全て、だからカイトの言葉通りだとこのようになる
その言葉を聞いたカイトは青筋を立てて怒りを露わにする
思い込みと勘違いの塊だが、ミュウは(カイトの中では)婚約者だ、その婚約者が苦しんでいると知ると居ても立っても居られないのだろう
カイト「あの野郎…っモブの癖に僕の女にそんな酷い事を!」
すぐ様殺しに行くのではないか?と思うほど殺気だっているが、すぐ様落ち着きを取り戻してつぶやく
カイト「…でも、あのモブは不正行為をしたとは言え一度僕に勝っている、今のままだと彼女達を救えない…一体どうすれば」
そうやって悩んでいると隣にいたアイが声をかける
アイ「カイトお兄ちゃん、なに悩んでいるの?」
カイト「え?」
アイ「簡単な話だよ、カイトお兄ちゃんも強くなれば良いんだよ」
そうまさにその通りだ、カイトも修行して強くなれば良い、そうすればカイトは勇者補正で楽に強くなれる…しかし
カイト「そんなのわかっているよ、だからすぐに強くなれる方法はないのか考えているんだ」
アイ「すぐ強くなれる方法?」
カイト「ああ、あんなモブに勝つ為に修行しましたなんて恥ずかしいだろ?僕は勇者だ、そんな馬鹿な事はしたくないよ」
カイトは修行やトレーニングといった順当に強くなるものが大嫌いだ
そんな辛い事を自ら進んでやるのは馬鹿のする事だと思っている
楽に強くなれるのなら、それを使うに決まっている、世の中は金さえあればなんとでもなるのだ
メグミ「でしたら、私達で簡単に強くなる薬を作りましょう」
——————————————————————
朝書くのと、夜書くのだと夜の方が楽なのは何故だろう?
エイト達との戦いの責任を取らされカルデア学園の全ての掃除を任されてから約3ヶ月
やっと全ての教員からの許可を得て
正式に終わった
カイト達はヘトヘトになりながらも、エイトに対する憎しみの力でここまで頑張る事が出来たのだ
そんなカイト達も自分の家に集まって対エイト戦に向けて話し合っていた
カイト「皆んな、今日までお疲れ様」
アイ「ありがとう、カイトお兄ちゃん!」
サユリ「だから!抜け駆けは駄目だって!」
メグミ「そうよ!」
他の女子達もブーイングしているがアイは気にせず嬉しそうに抱き付いている
カイトも満更な顔で皆んなを止める
カイト「まぁまぁ、後で皆んなも可愛がってあげるから」
メグミ「…それなら…許してあげる」
カイトと一夜を共にした彼女達は顔を赤く染めて、愛液を漏らしていた
そんな状況に興奮しつつ、カイトは話を変える
カイト「さて、僕達が掃除をしている間、あの屑は僕の婚約者に何をしていた?」
「聞きたい?辛い事だと思うけど」
カイト「いいさ、その分の苦痛はいつか彼奴に返すから」
「…わかった」
そう言うと彼女達はエイト達の事をありのまま話した
「ミュウ達はエイトの洗脳が酷くなったのか、以前にも増して笑顔が増えているわ」
「それに身体が弱いのに無理させてずっと話しているの」
「そのせいか最近、とても辛そうなの」
それはカイトに合わなくて済むから嬉しいのと、カイトの思い込みと、シルフィのトレーニングがハード過ぎるからで洗脳ではない、が彼女達にとってカイトの言葉が全て、だからカイトの言葉通りだとこのようになる
その言葉を聞いたカイトは青筋を立てて怒りを露わにする
思い込みと勘違いの塊だが、ミュウは(カイトの中では)婚約者だ、その婚約者が苦しんでいると知ると居ても立っても居られないのだろう
カイト「あの野郎…っモブの癖に僕の女にそんな酷い事を!」
すぐ様殺しに行くのではないか?と思うほど殺気だっているが、すぐ様落ち着きを取り戻してつぶやく
カイト「…でも、あのモブは不正行為をしたとは言え一度僕に勝っている、今のままだと彼女達を救えない…一体どうすれば」
そうやって悩んでいると隣にいたアイが声をかける
アイ「カイトお兄ちゃん、なに悩んでいるの?」
カイト「え?」
アイ「簡単な話だよ、カイトお兄ちゃんも強くなれば良いんだよ」
そうまさにその通りだ、カイトも修行して強くなれば良い、そうすればカイトは勇者補正で楽に強くなれる…しかし
カイト「そんなのわかっているよ、だからすぐに強くなれる方法はないのか考えているんだ」
アイ「すぐ強くなれる方法?」
カイト「ああ、あんなモブに勝つ為に修行しましたなんて恥ずかしいだろ?僕は勇者だ、そんな馬鹿な事はしたくないよ」
カイトは修行やトレーニングといった順当に強くなるものが大嫌いだ
そんな辛い事を自ら進んでやるのは馬鹿のする事だと思っている
楽に強くなれるのなら、それを使うに決まっている、世の中は金さえあればなんとでもなるのだ
メグミ「でしたら、私達で簡単に強くなる薬を作りましょう」
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朝書くのと、夜書くのだと夜の方が楽なのは何故だろう?
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