83 / 680
第四章 交差する思惑
第七十七話 正義が負ける時 カイトside
しおりを挟む
「….君…か……イト………カイト君!」
カイト「は!?」
目の前で大声で叫ばれて、意識を取り戻す
急に起き上がった為、体全体が痛く
特に股間がとても痛かった
「良かったぁ…もう目を覚まさないかと思ったよ…」
カイト「ここは?」
1番最後に覚えているのは魔法等を使う為に作られた闘技場に似た校庭でエイトと戦い…そして
カイト(僕は不正を使われて、負けたんだ)
記憶の改竄を行い、エイトが不正行為を行い自分は負けてしまったんだと思い込む
実際の所は、エイトの前世の知識ととある能力に敗れ
ミュウに突起物とそこにぶら下がっている2つの物を踏み潰した事による
ショックで気絶したのだが、それを説明した所で、意味はない
「ここは保健室だよ、今はサユリちゃんとメグミちゃん、後アイちゃんとカイト君と私しかいないよ?」
カイト「先生は?」
「保険の先生は私達の担任の先生と一緒に職員室に行ったよ、きっとエイトの事で話があるんだと思う」
その為、目が覚めた時に説明出来る様に自分が残っていると伝える
伝え終わると椅子から立ち上がり
「それじゃあ私はクラスの皆んなにカイト君が目を覚ました事を伝えに行くね?」
カイト「ああ、ありがとうな」
「ううん!いいの!それじゃあまたね!」
(きゃー!カイト君に褒められた!!!)
顔を赤くして嬉しそうに保健室から去る
その姿をカイトが見終わると、頭から倒れる
ボフンと保健室特有の薬品の匂いが広がり
少し反動しながら布団が体を包み込む
天井を眺めながら、カイトはエイトの事を考える
カイト「あいつだけは絶対に許さない」
自分の婚約者(違う)を寝取り
他の2人も洗脳(してない)して
そして勝負もズル(普通に負けた)して
絶対に許してはならない人間へとなった
自分の兄妹を痛めつけ
担任に暴力を振る、最低最悪の男が僕のミュウを寝取ったのだ
決して許される事ではない
…だけど
カイト「不正行為だけど、僕は負けた」
彼女達を取り戻す為には、不正行為を暴き
彼女達の洗脳を解き、助けなければならない
その為にはもっと強くならなければならない
不正行為をしても勝てない圧倒的な力を持てば、彼女達を救える
カイト「僕は勇者だ、世界を救う、皆んなの希望なんだ」
そして、眠っている3人を見る
自分の為に傷だらけになっている姿を見て
心を痛める、己が強ければここまで傷つかないで済んだのだから
カイト「待っていてくれミュウ、必ず僕が助けるから」
そう胸に近い、股間が痛すぎて悶え苦しんだ
メグミ「………やっぱり、か」
そんなカイトの1人劇場をしている中
狸寝入りしている女性が1人いた
そうエイトの義姉メグミだ
彼女は彼の独り言を聞きながら
頭の中で考える
メグミ(私に出来る事はほとんど残されていない、…それまでに何とかしないと)
そうしなければ……….
メグミ(もう時間がない)
彼女には悪いが、もう少しの間は我慢してもらう、してもらった所で意味はないが一応伝えておく
——————————————————————
39.9°あるので今日はここまで
明日は休みなので、休みながら書きます
(ストックは個人的な用事で付きました(~_~;))
カイト「は!?」
目の前で大声で叫ばれて、意識を取り戻す
急に起き上がった為、体全体が痛く
特に股間がとても痛かった
「良かったぁ…もう目を覚まさないかと思ったよ…」
カイト「ここは?」
1番最後に覚えているのは魔法等を使う為に作られた闘技場に似た校庭でエイトと戦い…そして
カイト(僕は不正を使われて、負けたんだ)
記憶の改竄を行い、エイトが不正行為を行い自分は負けてしまったんだと思い込む
実際の所は、エイトの前世の知識ととある能力に敗れ
ミュウに突起物とそこにぶら下がっている2つの物を踏み潰した事による
ショックで気絶したのだが、それを説明した所で、意味はない
「ここは保健室だよ、今はサユリちゃんとメグミちゃん、後アイちゃんとカイト君と私しかいないよ?」
カイト「先生は?」
「保険の先生は私達の担任の先生と一緒に職員室に行ったよ、きっとエイトの事で話があるんだと思う」
その為、目が覚めた時に説明出来る様に自分が残っていると伝える
伝え終わると椅子から立ち上がり
「それじゃあ私はクラスの皆んなにカイト君が目を覚ました事を伝えに行くね?」
カイト「ああ、ありがとうな」
「ううん!いいの!それじゃあまたね!」
(きゃー!カイト君に褒められた!!!)
顔を赤くして嬉しそうに保健室から去る
その姿をカイトが見終わると、頭から倒れる
ボフンと保健室特有の薬品の匂いが広がり
少し反動しながら布団が体を包み込む
天井を眺めながら、カイトはエイトの事を考える
カイト「あいつだけは絶対に許さない」
自分の婚約者(違う)を寝取り
他の2人も洗脳(してない)して
そして勝負もズル(普通に負けた)して
絶対に許してはならない人間へとなった
自分の兄妹を痛めつけ
担任に暴力を振る、最低最悪の男が僕のミュウを寝取ったのだ
決して許される事ではない
…だけど
カイト「不正行為だけど、僕は負けた」
彼女達を取り戻す為には、不正行為を暴き
彼女達の洗脳を解き、助けなければならない
その為にはもっと強くならなければならない
不正行為をしても勝てない圧倒的な力を持てば、彼女達を救える
カイト「僕は勇者だ、世界を救う、皆んなの希望なんだ」
そして、眠っている3人を見る
自分の為に傷だらけになっている姿を見て
心を痛める、己が強ければここまで傷つかないで済んだのだから
カイト「待っていてくれミュウ、必ず僕が助けるから」
そう胸に近い、股間が痛すぎて悶え苦しんだ
メグミ「………やっぱり、か」
そんなカイトの1人劇場をしている中
狸寝入りしている女性が1人いた
そうエイトの義姉メグミだ
彼女は彼の独り言を聞きながら
頭の中で考える
メグミ(私に出来る事はほとんど残されていない、…それまでに何とかしないと)
そうしなければ……….
メグミ(もう時間がない)
彼女には悪いが、もう少しの間は我慢してもらう、してもらった所で意味はないが一応伝えておく
——————————————————————
39.9°あるので今日はここまで
明日は休みなので、休みながら書きます
(ストックは個人的な用事で付きました(~_~;))
1
お気に入りに追加
888
あなたにおすすめの小説
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?

元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。


フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

僕だけレベル1~レベルが上がらず無能扱いされた僕はパーティーを追放された。実は神様の不手際だったらしく、お詫びに最強スキルをもらいました~
いとうヒンジ
ファンタジー
ある日、イチカ・シリルはパーティーを追放された。
理由は、彼のレベルがいつまでたっても「1」のままだったから。
パーティーメンバーで幼馴染でもあるキリスとエレナは、ここぞとばかりにイチカを罵倒し、邪魔者扱いする。
友人だと思っていた幼馴染たちに無能扱いされたイチカは、失意のまま家路についた。
その夜、彼は「カミサマ」を名乗る少女と出会い、自分のレベルが上がらないのはカミサマの所為だったと知る。
カミサマは、自身の不手際のお詫びとしてイチカに最強のスキルを与え、これからは好きに生きるようにと助言した。
キリスたちは力を得たイチカに仲間に戻ってほしいと懇願する。だが、自分の気持ちに従うと決めたイチカは彼らを見捨てて歩き出した。
最強のスキルを手に入れたイチカ・シリルの新しい冒険者人生が、今幕を開ける。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる