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第四章 交差する思惑
第七十二話 一先ずの終止符
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ミュウ「…スッキリしない…もっと○○○○○」
エイト「女の子が言っちゃいけない事を言ってるよ…」
内容はご想像にお任せしますが、兎に角
これでエイト対カイトの戦いは終わった
勿論これは授業の一環として行なっている
しかし担任の腕を砕き
カイト、アイ、メグミ、サユリに重傷を負わせ、クラスメイトに危害を加えた事により
その程度の話で済む問題ではなくなった
シルフィ「これからどういたしますか?」
アリアン「そうだぜ?あたい達結構やばい事してるんだぜ?」
それもそうだ、担任の先生をここまでしてしまったのだ、退学の可能性だってある
ミュウが他国の貴族な為、ミュウ達がそうならない可能性は高いが、エイトはこの国の平民だ、可能性は五分五分だろう
エイト「そうだな、だが一先ず、これでカイトは俺達に近づいて来ることはなくなったな…多分」
面倒くさいのはカイトの取り巻き達だ
カイトの仇と称して、色々やってくるだろう
それの対処もしなくてはならない
ミュウ「取り敢えず、この事を一大事にしてしまったら私達の立場も悪くなるわ、なんとかしないと」
そう言ってミュウが目線を変える
そこには腕を押さえながらこちらを睨みつける担任の先生がいた
「…貴方達…これで済むと思わない事ね…教師に歯向かうとどうなるか…思い知らせてあげるわ!」
砕けた腕を治し、憎しみを込めた目でエイト達を睨みながらその場を去る
アリアン「お…おい!待ちやがれ!」
エイト「アリアン、追わなくていい」
アリアン「なんでだ!このままじゃ!あたい達は!」
そうこのままでは確実に担任は嘘をついて自分達に不利な事を言う筈だ
しかも否定しにくい事を
そうなって仕舞えばこちらはますます不利になる
エイト「遅かれ早かれ、噂は広まるし、相手が教師ならこうなる事は予想出来た」
エイトは頭は良くないが、この程度なら誰だって予想できる
シルフィ「それで?どうするつもりですか?カイトを焼きますか?」
エイト「焼かねえよ、ミュウも火を起こさなくていいから」
ミュウ「…上手に焼くから」
エイト「そう言う問題じゃない」
ミュウとシルフィは兎に角カイトを殺したいらしい、気持ちは理解出来るが、今はこんな奴を相手する暇はない
エイト「取り敢えず、教室に戻ろうぜ?どうせ後で職員室なり、学園長室なりに呼び出されるんだし」
シルフィ「そうですね、なら口封じにこいつを「殺さなくていいから」チッ」
ミュウ「やっぱ物足りないから「やらなくていいから」チッ」
アリアン(…あたいもカイトは嫌いだけど、あの2人のドス黒い殺意はないな)
多分エイトが止めなければ本当に殺るので
エイトがいる事に感謝する
ミュウ「…エイトが駄目って言うから仕方なく我慢する」
シルフィ「わかりました、貴方の言う事なら聞きましょう」
とか言いつつ、目線だけはカイトを睨みつけているので恐ろしい
そしてエイト達がその場を離れると
カイトの取り巻き達はすぐさまカイト達に駆け寄り、回復魔法をかけ始める
日本なら重症患者として数ヶ月は入院する羽目になるが、この世界には身体の傷を治す回復魔法が存在する為、カイト達の傷は時間はかかるが治る
その間カイトは、下半身の痛みに苦しみながら、洗脳されしたくもない事をして、心の涙を流していたミュウをなんとかして助けようと、訳のわからない事を考え始めた
——————————————————————
しかし、カイトの傷は重症で彼女達の回復魔法では応急処置程度しか出来ず、動ける程度の回復しか出来なかった
ついでに突起物も治る事はなかった
エイト「女の子が言っちゃいけない事を言ってるよ…」
内容はご想像にお任せしますが、兎に角
これでエイト対カイトの戦いは終わった
勿論これは授業の一環として行なっている
しかし担任の腕を砕き
カイト、アイ、メグミ、サユリに重傷を負わせ、クラスメイトに危害を加えた事により
その程度の話で済む問題ではなくなった
シルフィ「これからどういたしますか?」
アリアン「そうだぜ?あたい達結構やばい事してるんだぜ?」
それもそうだ、担任の先生をここまでしてしまったのだ、退学の可能性だってある
ミュウが他国の貴族な為、ミュウ達がそうならない可能性は高いが、エイトはこの国の平民だ、可能性は五分五分だろう
エイト「そうだな、だが一先ず、これでカイトは俺達に近づいて来ることはなくなったな…多分」
面倒くさいのはカイトの取り巻き達だ
カイトの仇と称して、色々やってくるだろう
それの対処もしなくてはならない
ミュウ「取り敢えず、この事を一大事にしてしまったら私達の立場も悪くなるわ、なんとかしないと」
そう言ってミュウが目線を変える
そこには腕を押さえながらこちらを睨みつける担任の先生がいた
「…貴方達…これで済むと思わない事ね…教師に歯向かうとどうなるか…思い知らせてあげるわ!」
砕けた腕を治し、憎しみを込めた目でエイト達を睨みながらその場を去る
アリアン「お…おい!待ちやがれ!」
エイト「アリアン、追わなくていい」
アリアン「なんでだ!このままじゃ!あたい達は!」
そうこのままでは確実に担任は嘘をついて自分達に不利な事を言う筈だ
しかも否定しにくい事を
そうなって仕舞えばこちらはますます不利になる
エイト「遅かれ早かれ、噂は広まるし、相手が教師ならこうなる事は予想出来た」
エイトは頭は良くないが、この程度なら誰だって予想できる
シルフィ「それで?どうするつもりですか?カイトを焼きますか?」
エイト「焼かねえよ、ミュウも火を起こさなくていいから」
ミュウ「…上手に焼くから」
エイト「そう言う問題じゃない」
ミュウとシルフィは兎に角カイトを殺したいらしい、気持ちは理解出来るが、今はこんな奴を相手する暇はない
エイト「取り敢えず、教室に戻ろうぜ?どうせ後で職員室なり、学園長室なりに呼び出されるんだし」
シルフィ「そうですね、なら口封じにこいつを「殺さなくていいから」チッ」
ミュウ「やっぱ物足りないから「やらなくていいから」チッ」
アリアン(…あたいもカイトは嫌いだけど、あの2人のドス黒い殺意はないな)
多分エイトが止めなければ本当に殺るので
エイトがいる事に感謝する
ミュウ「…エイトが駄目って言うから仕方なく我慢する」
シルフィ「わかりました、貴方の言う事なら聞きましょう」
とか言いつつ、目線だけはカイトを睨みつけているので恐ろしい
そしてエイト達がその場を離れると
カイトの取り巻き達はすぐさまカイト達に駆け寄り、回復魔法をかけ始める
日本なら重症患者として数ヶ月は入院する羽目になるが、この世界には身体の傷を治す回復魔法が存在する為、カイト達の傷は時間はかかるが治る
その間カイトは、下半身の痛みに苦しみながら、洗脳されしたくもない事をして、心の涙を流していたミュウをなんとかして助けようと、訳のわからない事を考え始めた
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しかし、カイトの傷は重症で彼女達の回復魔法では応急処置程度しか出来ず、動ける程度の回復しか出来なかった
ついでに突起物も治る事はなかった
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