64 / 680
第四章 交差する思惑
第五十八話 ハーレム勇者様の登場(待ってない)
しおりを挟む
教室に着くと当たり前だが、人は少なかった
カイト達はあと数十分で来るが、それまでの間4人は雑談をしていた
エイト「…所でアリアンはなんで今日も来たんだ?会いたくないんだろ?カイトに」
アリアン「そりゃあ会いたくないさ、けどミュウ達がそれを我慢して来ているのにあたいだけ部屋にいるのって…ちょっと変だと思ってさ」
エイトはアリアンにその様な事を聞いたが、どうやら気の変わりみたいだ
そもそも何ヶ月も来ていなかったのだから
説得力がない
シルフィ「まぁ私としては作り置きを用意する手間が省けたので良かったのですが」
アリアン「それにはいつも感謝してるよ、今日も弁当作ってくれたし」
どうやらいつも家にいる時はシルフィが昼を作って置いてくれていたらしい
自分で作れよとは思うが
エイト「俺達の分もあの短時間で作るなんて…メイド…いや、シルフィは凄いな」
シルフィ「メイドですから」
ミュウ「鼻息荒くして言っても説得力ない」
フンスと言う言葉似合う感じで
シルフィは上機嫌になっていた
エイト(シルフィ、アリアンって名前は前世の頃を思い出す)
シルフィと有田杏実、名前は同じだが、前世の記憶を持っていない事を考えると、本当に偶然なのだろう
もしくは、まだ思い出してないだけなのか
それはわからないが、ただ1つ言えるとすれば
アイ「カイトお兄ちゃん!今日ね!私がお昼作ったんだよ!」
カイト「お!そうなのか?楽しみだなぁ」
サユリ「ちょっと今私と話してたのに~」
カイト「ごめんごめん、許して」
メグミ「じゃあ今日こそ私のI」
「「「駄目に決まってるでしょ!」」」
沢山の女性達の声の中に1人だけ男の声が聞こえる、そう、前世の日本で自分達の人生を滅茶苦茶にし、そして今世でも同じ事をしている男…カイトである
ミュウ「ねぇ、毒飲ませて殺していい?」
シルフィ「サリンです、どうぞ」
エイト「俺達も死ぬからやめて!?」
相変わらず容赦のない言葉に驚きながら
実際にそうして欲しいと思いつつ
カイト達が入ってくるのを見る
カイト「皆んなおはよう」
カイト.クルージー、昨日勇者になった最低最悪の男、なぜこんな奴が勇者なのかはわからないが、最も注意すべき男
そんな彼を見ていると視線に気付いたのか
こちらに近寄ってくる
カイト「ミュウ、シルフィ、アリアン、おはよう!、さ、早く僕の所に来て一緒にいよう?」
ミュウ「…………」
シルフィ「…何か御用ですか?ミュウ様は今お休みになられています、用がなければ来ないでいただけると幸いです」
敬語で話しているが所々に棘がある
用は"話す事はないから消えろ"と
言っているのである
カイト「何でだよ?アリアンも、勇者である僕と一緒にいたいから来てくれたんだろ?」
アリアン「あ?」
エイト「アリアンストップ、余計めんどくさくなる」
アリアンが魔術を展開しようとしていたのでそれを止める
それによってカイトはエイトの存在に気づき
カイト「何で君がいるのかな?何回も注意したよね?僕の婚約者に近づくなって」
エイト「ちゃんと言ったよな?俺は彼女達が好きだって?」
シルフィ「と言うか夜にあんな事をしているほどですからね」
エイトがカイトの前に立ち睨み合いをしている時にシルフィが爆弾を投げる
シルフィ「ミュウ様と仲がよろしいのはいいのですが、安眠妨害になることは控えてください。昨夜はとてもではないですが眠れませんでしたよ」
エイト「ちょ!おま!」
ミュウ「シルフィ!?」
アリアン「………あ(察し)」
とんでもない事を言ったメイド
確かに昨夜はミュウとキスをしていたが
その言い方だと…
カイト「…テメー…僕の女と寝たのか!!!!」
まぁ…そりゃあそうなるよな………
——————————————————————
シルフィの言葉お借りしましたm(_ _)m
カイト達はあと数十分で来るが、それまでの間4人は雑談をしていた
エイト「…所でアリアンはなんで今日も来たんだ?会いたくないんだろ?カイトに」
アリアン「そりゃあ会いたくないさ、けどミュウ達がそれを我慢して来ているのにあたいだけ部屋にいるのって…ちょっと変だと思ってさ」
エイトはアリアンにその様な事を聞いたが、どうやら気の変わりみたいだ
そもそも何ヶ月も来ていなかったのだから
説得力がない
シルフィ「まぁ私としては作り置きを用意する手間が省けたので良かったのですが」
アリアン「それにはいつも感謝してるよ、今日も弁当作ってくれたし」
どうやらいつも家にいる時はシルフィが昼を作って置いてくれていたらしい
自分で作れよとは思うが
エイト「俺達の分もあの短時間で作るなんて…メイド…いや、シルフィは凄いな」
シルフィ「メイドですから」
ミュウ「鼻息荒くして言っても説得力ない」
フンスと言う言葉似合う感じで
シルフィは上機嫌になっていた
エイト(シルフィ、アリアンって名前は前世の頃を思い出す)
シルフィと有田杏実、名前は同じだが、前世の記憶を持っていない事を考えると、本当に偶然なのだろう
もしくは、まだ思い出してないだけなのか
それはわからないが、ただ1つ言えるとすれば
アイ「カイトお兄ちゃん!今日ね!私がお昼作ったんだよ!」
カイト「お!そうなのか?楽しみだなぁ」
サユリ「ちょっと今私と話してたのに~」
カイト「ごめんごめん、許して」
メグミ「じゃあ今日こそ私のI」
「「「駄目に決まってるでしょ!」」」
沢山の女性達の声の中に1人だけ男の声が聞こえる、そう、前世の日本で自分達の人生を滅茶苦茶にし、そして今世でも同じ事をしている男…カイトである
ミュウ「ねぇ、毒飲ませて殺していい?」
シルフィ「サリンです、どうぞ」
エイト「俺達も死ぬからやめて!?」
相変わらず容赦のない言葉に驚きながら
実際にそうして欲しいと思いつつ
カイト達が入ってくるのを見る
カイト「皆んなおはよう」
カイト.クルージー、昨日勇者になった最低最悪の男、なぜこんな奴が勇者なのかはわからないが、最も注意すべき男
そんな彼を見ていると視線に気付いたのか
こちらに近寄ってくる
カイト「ミュウ、シルフィ、アリアン、おはよう!、さ、早く僕の所に来て一緒にいよう?」
ミュウ「…………」
シルフィ「…何か御用ですか?ミュウ様は今お休みになられています、用がなければ来ないでいただけると幸いです」
敬語で話しているが所々に棘がある
用は"話す事はないから消えろ"と
言っているのである
カイト「何でだよ?アリアンも、勇者である僕と一緒にいたいから来てくれたんだろ?」
アリアン「あ?」
エイト「アリアンストップ、余計めんどくさくなる」
アリアンが魔術を展開しようとしていたのでそれを止める
それによってカイトはエイトの存在に気づき
カイト「何で君がいるのかな?何回も注意したよね?僕の婚約者に近づくなって」
エイト「ちゃんと言ったよな?俺は彼女達が好きだって?」
シルフィ「と言うか夜にあんな事をしているほどですからね」
エイトがカイトの前に立ち睨み合いをしている時にシルフィが爆弾を投げる
シルフィ「ミュウ様と仲がよろしいのはいいのですが、安眠妨害になることは控えてください。昨夜はとてもではないですが眠れませんでしたよ」
エイト「ちょ!おま!」
ミュウ「シルフィ!?」
アリアン「………あ(察し)」
とんでもない事を言ったメイド
確かに昨夜はミュウとキスをしていたが
その言い方だと…
カイト「…テメー…僕の女と寝たのか!!!!」
まぁ…そりゃあそうなるよな………
——————————————————————
シルフィの言葉お借りしましたm(_ _)m
1
お気に入りに追加
888
あなたにおすすめの小説

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる