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第三章(外伝) 日本での日々

第四十六話 忍び寄る悪魔

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ミュウ「今日…はありが…とう」

瑛人エイト「本当にありがとう、もし有田ありたと出会わなければ、俺達は一生会えなかった」

実際の所、有田ありたが拾った所為でもあるが、安全に保護されているのなら関係ない

有田ありた「気にしなくていいよ、あたいも猫好きだし、この仔は大切に育てるよ」

シルフィ「ぴゃー!」

有田ありた「おいこら!暴れるなって!」

シルフィは有田ありたの手から離れるとミュウ達のところへ行き足元で掴まっている

ミュウ「はいはい、ヨイショっと」

シルフィ「ぴゃー!」ぺろぺろ

ミュウ「やぁ…もう、くすぐったいよ~」

相当懐いているのだろう、次は瑛人エイトの所に行き………

瑛人エイト「…寝ちゃったな」

有田ありた「…そうね」

瑛人エイトはそっとシルフィを起こさない様に有田ありたに渡す
そうしないとシルフィが起きて寝ぼけながら此方こちらに来てしまうからだ

3人とも声の大きさは小さくなり、起こさない様にその場から立ち去る

ミュウ「それ…じゃあ…また明日…ね」

瑛人エイト「今日はありがとうな」

有田ありた「ああ、また来いよ」

そうして2人が見えなくなったのを確認すると有田ありたはシルフィを抱っこしながら玄関に向かう、左手でシルフィを支えながら右手で玄関のドアをあk

有田ありた「…ガフッ」

有田ありた(な…何が起きた…?こ…呼吸が出来…ない)

首元がとても熱く、右手で触ると大量の血が噴き出しているのがわかる
呼吸もろくに出来ず、大量に血が出ている為すぐに意識が朦朧となり、その場に倒れ込む

有田ありた「…しる…ふ…ぃ…」

血溜まりの中、なんとかシルフィを守った有田ありたは最後の力を振り絞って犯人の顔を見る、もしかすればTVドラマの様にダンイングメッセージが残せるかもしれない

そう思ってかおを…う…こかsi…………

「…人を殺すと罪悪感に苛まれるって聞いたけど…全然痛まないし、むしろ清々しい」

「やっぱり、いい事をすると気持ちがいいんだな」

そう言うと、死体を蹴って猫を拾う
そして2人が見えなくなった場所に向かう

「ミュウちゃんが悪いんだよ?僕と言う男がいながら浮気して、僕を傷つけるから」

(それに嘘つきなのはそっちなのに僕が嘘つき扱いになるなんて…ありえないよ)

そして自分の携帯を壊した女に罰を与えて、シルフィの所為で壊れてしまった関係を直す為に、シルフィを殺す

「車でよくねられているし、今回もそう言えばいいか」

昔は自分の思い通りにならない時は自分の身体を傷つけて自分を見て欲しいから、承認欲求の為にやっていた

けどそれだと彼女ミュウが嫌な顔をするから仕方なくやめた
でも自傷行為はストレス発散にもなっていた為次第にストレスが溜まっていく
そんな中見つけたのが

蟾蜍ヒキガエルを本当に車でいたり
セミを網で捕まえて水の中に入れて弱られせて亀に食べさせたり
蜂の巣をエアガンで遠距離で撃って蜂を殺したり
ありの巣に学校で盗んだ塩酸を入れたり

色々な事をして発散していた
勿論ただやっていたのではなく、やられたからやり返したのだ

そっちがやって来たから死をもって償なわせる為にやった事だ、僕は正しい

そして今回も僕は正しい
シルフィを飼っていたありたを包丁で首を切って殺し
シルフィ間男エイトをミュウの前で殺す

そうすれば彼女は僕に惚れなおして、僕の側にいてくれる

「いやぁ楽みだなぁ♪」

そう言ってウッキウキでミュウ達のところへ向かう

——————————————————————
多分次か、その次あたりから胸糞展開が続くと思います。
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