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第二章 職業の力
第二十一話 鑑定の儀式
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朝の一悶着があり、朝から疲れを感じると、シルフィから差し入れをもらう
シルフィ「ミルクです、落ち着きますよ」
エイト「ありがとう」ごく
ちょうど良い温度で渡されゆっくり飲む
普段飲んでいるのと違うのかまた違う味がして落ち着く
アリアン「なんかごめんな、変なことに巻き込んで」
エイト「いいよ、気にしてないし」
ミュウ「………」ジー
エイト「…なんか見られてるんだけど」
先程からずっと見てくるミュウに恥ずかしさを覚えながら席についていると、シルフィが話しかけてくる
シルフィ「それはそうですよ、あいつの前であんな事を言うんですから」
エイト「…あんな事?」
エイトは最初キョトンとしていたが、すぐに思い出し、恥ずかしくなる
エイト「…ああ」
アリアン「あんな事を言われたら普通は照れるわ」
そして「「「あいつは除いて」」」と付け加えて、理解する
相当嫌われているが、朝の事で納得する
アリアン「あたいはまず友達からお願いしたいけどな、ほぼ初対面だし」
エイト「…その場の勢いもあるからな、本心もあるけど、アリアンとはそこからかな」
昨日出会ったばっかの人間といきなり恋仲になるなんて、まさにハーレム物語だが、普通はありえない
それでもすぐ仲良くなれたのは、共通の嫌な人間がいるからだろう
そいつからの強い目線と周りの女達の憎しみの目もあるが、無視して座っていると
クラスの担任が来て教卓まで行く
担任「皆さんいますね、ではお知らせがあります」
そう言うと担任は皆んなを見て言う
担任「今日は貴方達の鑑定の儀式を行います、なのですぐさま儀式の間に来てください。」
アリアン「よし!行くか!」ガタッ
アリアンはその言葉を聞いた瞬間すぐに立ち上がり、3人に催促をする
エイト「そうだな、自分がどんな職業になるのか気になるしな」
ミュウ「私はどうでもいいかなぁ」
シルフィ「私は暗殺者がいいですね」
なんか恐ろしい事を言う人がいるが気にせず席に立ち、ミュウ達と一緒に移動する
カイト「…………」ジー
カイトがこちらをずっと見ているが
メグミがカイトの腕を組んで進ませる
アイやサユリもこちらを睨みつけはするがカイトと一緒に行く
エイト「…俺たちも行くか」
そしてカイト達が少し離れた後4人は移動を始めた
——————————————————————
~鑑定の間~
学園の地下にある、神殿にそれはある
1番奥に女神の像があり、そこで祈る事により自分の職業がわかるのだ
そしてそれを伝えるのは女神像の隣にいる神父だ
既に何人か終わっており、喜ぶ者、悲しむ者、様々だった
エイト「俺達は後半かな?」
シルフィ「多分そうですね…」
アリアン「んだよ、早くやりたかったぜ」
ミュウ「面倒くさい人達がいる、見られたくないなぁ」
女の子達が多い所に彼奴もいるのだろう
カイトは嬉しそうに女神像の前に座り祈り始める…すると
神父「おお…おおおおおおおおおお!!!!!」
神父がとても驚きながら、カイトを見つめる
そして一言口にこぼす
神父「…勇者」
皆んな「…え?」
神父「勇者だ…勇者がここにいるぞぉ!!!!!!」
神父の叫びが祭壇に響き渡った
——————————————————————
続く
シルフィ「ミルクです、落ち着きますよ」
エイト「ありがとう」ごく
ちょうど良い温度で渡されゆっくり飲む
普段飲んでいるのと違うのかまた違う味がして落ち着く
アリアン「なんかごめんな、変なことに巻き込んで」
エイト「いいよ、気にしてないし」
ミュウ「………」ジー
エイト「…なんか見られてるんだけど」
先程からずっと見てくるミュウに恥ずかしさを覚えながら席についていると、シルフィが話しかけてくる
シルフィ「それはそうですよ、あいつの前であんな事を言うんですから」
エイト「…あんな事?」
エイトは最初キョトンとしていたが、すぐに思い出し、恥ずかしくなる
エイト「…ああ」
アリアン「あんな事を言われたら普通は照れるわ」
そして「「「あいつは除いて」」」と付け加えて、理解する
相当嫌われているが、朝の事で納得する
アリアン「あたいはまず友達からお願いしたいけどな、ほぼ初対面だし」
エイト「…その場の勢いもあるからな、本心もあるけど、アリアンとはそこからかな」
昨日出会ったばっかの人間といきなり恋仲になるなんて、まさにハーレム物語だが、普通はありえない
それでもすぐ仲良くなれたのは、共通の嫌な人間がいるからだろう
そいつからの強い目線と周りの女達の憎しみの目もあるが、無視して座っていると
クラスの担任が来て教卓まで行く
担任「皆さんいますね、ではお知らせがあります」
そう言うと担任は皆んなを見て言う
担任「今日は貴方達の鑑定の儀式を行います、なのですぐさま儀式の間に来てください。」
アリアン「よし!行くか!」ガタッ
アリアンはその言葉を聞いた瞬間すぐに立ち上がり、3人に催促をする
エイト「そうだな、自分がどんな職業になるのか気になるしな」
ミュウ「私はどうでもいいかなぁ」
シルフィ「私は暗殺者がいいですね」
なんか恐ろしい事を言う人がいるが気にせず席に立ち、ミュウ達と一緒に移動する
カイト「…………」ジー
カイトがこちらをずっと見ているが
メグミがカイトの腕を組んで進ませる
アイやサユリもこちらを睨みつけはするがカイトと一緒に行く
エイト「…俺たちも行くか」
そしてカイト達が少し離れた後4人は移動を始めた
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~鑑定の間~
学園の地下にある、神殿にそれはある
1番奥に女神の像があり、そこで祈る事により自分の職業がわかるのだ
そしてそれを伝えるのは女神像の隣にいる神父だ
既に何人か終わっており、喜ぶ者、悲しむ者、様々だった
エイト「俺達は後半かな?」
シルフィ「多分そうですね…」
アリアン「んだよ、早くやりたかったぜ」
ミュウ「面倒くさい人達がいる、見られたくないなぁ」
女の子達が多い所に彼奴もいるのだろう
カイトは嬉しそうに女神像の前に座り祈り始める…すると
神父「おお…おおおおおおおおおお!!!!!」
神父がとても驚きながら、カイトを見つめる
そして一言口にこぼす
神父「…勇者」
皆んな「…え?」
神父「勇者だ…勇者がここにいるぞぉ!!!!!!」
神父の叫びが祭壇に響き渡った
——————————————————————
続く
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