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第二章 職業の力
第十六話 新たなる朝
しおりを挟むエイト「…気持ち悪い」オエ
シルフィ「朝からなんで事を言うのですか?エイトさん」
ミュウと仲良くなってから数日、エイトはミュウの家で居候の身となった
部屋は住み心地が良く、親には失礼だが自分の家よりも快適だ
…たった一つを除けば…の話だ
カイト「皆んな朝から元気だなぁ」
「それはカイト君がいるからだよ!」
アイ「カイトお兄ちゃんの成分が私達の栄養分なの!」
メグミ「そう言う事♪」
サユリ「あの塵がいなくなってから更に元気になったねぇ」
エイト「…………」シャ
カーテンを開け、綺麗な空気と綺麗な日を浴びて、身体の中にある汚いものを外に出す
それをしたかったのだが、目の前に汚物があれば見たくないものだ
シルフィ「…まぁ、諦めてください」
エイト「まさか彼奴が近所だとは思わなかったよ」
ミュウ曰く、家は何処に住むかを伝えていなかったのにも関わらず、カイトは隣の家ではないが、近所に住んでいる
カイトはこれを運命と言うが
ミュウ達は呪いと言っている、エイトもこれは呪い…もしくは神という名の悪魔の仕業と思っている
エイト「登校時間が異様に早かったのって…」
シルフィ「はい、これが原因です」
しかし今日はまだ登校していない、そのせいでこの見たくもない光景を見てしまっているのだ
エイト「…ごめんな、俺が遅いせいで」
そう今日エイトは寝坊してしまったのだ
いつもなら起きれたのだが、高級ベットの悪魔がエイトを襲い、布団から出れなくなってしまったのだ
シルフィ「いえ、まだ余裕で間に合います…問題は」
エイト「もう1人…か」
エイトがここで暮らす事が決まり子供の様にテンションが上がり、いつも以上に夜更かししてしまったらしく、今も夢の世界にいる
シルフィ「今から叩き起こしますので、エイトさんはアリアン様と一緒に1階で待っていてください」
エイト「…ほどほどにね…?」
そう言ってエイトは下に降りる
——————————————————————
アリアン「おっす」
エイト「おはよう」
下に降りるとアリアンが待っており、今か今かとワクワクしている
エイト「そう言えば、今日が初登校か?」
アリアン「ああ、そうだな、彼奴がいるから嫌だったんだけど、今日はそんな事を言っていられるわけないしな」
そう今日は己の職業がわかる
"鑑定の儀式"の日
これにより、己の進路が大きく変わるのだ
その為にアリアンは会いたくない奴のいる学園に向かうのだ
エイト「俺は魔法使いが良いなぁ」
アリアン「なんで?」
エイト「だって水が使えれば水代浮くし、火が使えれば薪を買わなくて済むしな」
アリアン「現金だな」
現金な話だが、平民であるエイトにとってこれ以上にない職業だ
エイト「そう言うお前は何が良いんだ?」
アリアン「あたい?あたいは戦士だな、強い職業なら彼奴が来てもぶっ飛ばせるからな!」
今の状態でも出来そうと言いそうだったが必死に堪える、多分言えば命はないだろう
そんな雑談を交わしながら暫くすると
ミュウ「あひょ!?」
エイト「おわ!?」
空からミュウが降ってきて、2人でミュウを支える
シルフィ「準備できました、早速行きましょう」
ミュウ「怖い…怖いよぉ」:(;゙゚'ω゚'):
エイト「…シルフィって本当に容赦ないよな」
アリアン「1番逆らっちゃいけない人だよ、うん」
どんな事が起ころうとも彼女を敵に回すことだけは絶対に阻止しようと心に決めた2人だった
——————————————————————
平和な話はスムーズに進む
シルフィ「朝からなんで事を言うのですか?エイトさん」
ミュウと仲良くなってから数日、エイトはミュウの家で居候の身となった
部屋は住み心地が良く、親には失礼だが自分の家よりも快適だ
…たった一つを除けば…の話だ
カイト「皆んな朝から元気だなぁ」
「それはカイト君がいるからだよ!」
アイ「カイトお兄ちゃんの成分が私達の栄養分なの!」
メグミ「そう言う事♪」
サユリ「あの塵がいなくなってから更に元気になったねぇ」
エイト「…………」シャ
カーテンを開け、綺麗な空気と綺麗な日を浴びて、身体の中にある汚いものを外に出す
それをしたかったのだが、目の前に汚物があれば見たくないものだ
シルフィ「…まぁ、諦めてください」
エイト「まさか彼奴が近所だとは思わなかったよ」
ミュウ曰く、家は何処に住むかを伝えていなかったのにも関わらず、カイトは隣の家ではないが、近所に住んでいる
カイトはこれを運命と言うが
ミュウ達は呪いと言っている、エイトもこれは呪い…もしくは神という名の悪魔の仕業と思っている
エイト「登校時間が異様に早かったのって…」
シルフィ「はい、これが原因です」
しかし今日はまだ登校していない、そのせいでこの見たくもない光景を見てしまっているのだ
エイト「…ごめんな、俺が遅いせいで」
そう今日エイトは寝坊してしまったのだ
いつもなら起きれたのだが、高級ベットの悪魔がエイトを襲い、布団から出れなくなってしまったのだ
シルフィ「いえ、まだ余裕で間に合います…問題は」
エイト「もう1人…か」
エイトがここで暮らす事が決まり子供の様にテンションが上がり、いつも以上に夜更かししてしまったらしく、今も夢の世界にいる
シルフィ「今から叩き起こしますので、エイトさんはアリアン様と一緒に1階で待っていてください」
エイト「…ほどほどにね…?」
そう言ってエイトは下に降りる
——————————————————————
アリアン「おっす」
エイト「おはよう」
下に降りるとアリアンが待っており、今か今かとワクワクしている
エイト「そう言えば、今日が初登校か?」
アリアン「ああ、そうだな、彼奴がいるから嫌だったんだけど、今日はそんな事を言っていられるわけないしな」
そう今日は己の職業がわかる
"鑑定の儀式"の日
これにより、己の進路が大きく変わるのだ
その為にアリアンは会いたくない奴のいる学園に向かうのだ
エイト「俺は魔法使いが良いなぁ」
アリアン「なんで?」
エイト「だって水が使えれば水代浮くし、火が使えれば薪を買わなくて済むしな」
アリアン「現金だな」
現金な話だが、平民であるエイトにとってこれ以上にない職業だ
エイト「そう言うお前は何が良いんだ?」
アリアン「あたい?あたいは戦士だな、強い職業なら彼奴が来てもぶっ飛ばせるからな!」
今の状態でも出来そうと言いそうだったが必死に堪える、多分言えば命はないだろう
そんな雑談を交わしながら暫くすると
ミュウ「あひょ!?」
エイト「おわ!?」
空からミュウが降ってきて、2人でミュウを支える
シルフィ「準備できました、早速行きましょう」
ミュウ「怖い…怖いよぉ」:(;゙゚'ω゚'):
エイト「…シルフィって本当に容赦ないよな」
アリアン「1番逆らっちゃいけない人だよ、うん」
どんな事が起ころうとも彼女を敵に回すことだけは絶対に阻止しようと心に決めた2人だった
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平和な話はスムーズに進む
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