再恋 -最後の時に 最後の場所で-

華景和音

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Chapter1 日常

Scene1

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第1章



リクとケントは高校3年生で、比奈高校のバスケットボール部に所属している。2人は幼なじみで、小学校から高校まで同じ学校に進んだ。リクは黒髪の天然パーマで、長身の塩顔。ケントは髪を染めて幼い顔をしていた。リクとケントは他校との練習試合にのぞんでいた。

ケントはガッツポーズをしながらリクに手を差し出して言った。

ケント「ナイスパス、リク!」

リクはケントの手を叩いて応えた。

ケント「ナイスシュートだ。今のは最高だったな!」

今度は相手チームのボールになり、ディフェンス中にリクはケントに言った。

リク「ケント!右側カバーしろ!」

ケント「了解!でも、あいつの3ポイント気をつけろよ!」

リク「分かってる!オレが前に出るから、リバウンド頼む!」

ケント「おう!絶対取るからな!」

リクが相手のシュートをブロックし、ケントがリバウンドをキャッチして速攻を仕掛けた。

ケントは走りながら言った。

ケント「リク、走れ!速攻だ!」

リクは全力で走りながら言った。

リク「お前、投げてこい!」

ケントはロングパスを送りながら叫んだ。

リク「行け、リク!決めろ!」

リクはボールをキャッチし、力強いレイアップシュートを決めた。ケントは満面の笑みでリクに近寄りながら言った。

ケント「ほらな、オレたち最強じゃん!」

リクは息を整えながら言った。

リク「そうやってすぐ調子に乗る。まあ、オレのおかげだな。」

ケント「おいおい、オレのパスがなかったら今のはなかったぞ!」

リク「どっちでもいいけど、次も頼むぞ。」

そして2人は次のシュートに向けてコートを走り出した。
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