そして、俺は彼と出会う

opumo

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一人旅、そう、一人旅

猫田との出会い、そして、いざ腹ごしらえ

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「あ、あの、私と一緒に、行動してくれませんか?」、、、それは島田によく似た子だった、俺は「あ、え?、あ~俺?別にいいけど、、、てか、君は?」1番の疑問を聞いた後、その子は「え、あ、ご、ごめんなさい、自己紹介してませんでしたね、ぼ、僕は猫田 奏って言います、え~と一応男子です、あの、福岡って初めてで駅までは1人で行けたんですけど、人混みとか、ビルとか見てたら怖くなっちゃって、思い切って声を掛けちゃいました、あの、嫌だったら言ってください、別の方法を探すので」、、、声は島田とは違った、けど、本当に男なのか!?パッと見だと女の子と間違えちゃうぜ、てか、服装が中性的だから本当に信じられない「あ~福岡とか来るの初めてなんだ、いいよ一緒に行こう、って言っても行きたい所とかある?俺は予定ないから着いて行くよ、映画?アニメイト?小倉城?」まあ、予定はなかったから良いけど、島田と似てるのがちょっといやだが、他人だし、優しい子だからいいや「あ、あの、いっぱい行ってみたいところがあるんです、映画もアニメイトもラーメンとか明太子とか買いたいし、僕、泊まりがけで遊びたくてホテルを予約したし、月曜まで遊ぶ予定なんですけど、えっと、おいくつですか?」あ~凄い、本当に初めてなんだな~「あ~っと、いいね、全部行こう、大丈夫俺もホテル取ってあるから俺も月曜まで、空いてるよ、あと、16です、名前は花田 秀次よろしく~」その子は喜んでたけど、高校生とは思はなかったのだろう、「あ、ご、ごめんなさい、おっきかったから大人かと思ってました、16ってことは一応同い年ですね」「そうだね~、同い年だからタメでいいよ~俺はタメで行くけど」タメで話してもらう方がすごく助かる、敬語を使われると何故かこっちも固くなってしまうんまだよなぁ~、「あ、っ、、うん、よろしく花田、ちょっと慣れてないですけど、よろしくお願いします」あっ、、、モジモジしながら頑張ってるの可愛いすぎる、てか、結局最後は敬語になってるし「よろしくね~猫田、早速だけど、どこ行く?所で飯は食べた?食べてないなら腹ごしらえからだ」「あ、う、うん!まだ食べてなかったから食べに行きましょう!僕、もつ鍋食べたいです!」思った以上にヘビーなもん頼んで来たな、さっきカップラーメンと白米食べた後だからそんなに食えないかも、まぁ、食うけど、ってか敬語抜けてないし、まぁ、初日じゃ無理やろから仕方がないか、「オッケ~、ならまずは博多に行くか、バスに乗らなきゃ、ってか、バスとかの人混み大丈夫?電車より混むと思うよ」「あ、えっ、本当ですか?バスはちょっと怖いです、電車でもキツかったので、、、」何この生物可愛すぎん?天使やん、ここに天使舞い降りちゃってるやん、モジモジしながら上目遣いで言ってくるとか、可愛さの集大成やん、「まじか~、わかったちょっと待って親戚が今日暇してるって言ってたから、頼んでみるね」
浮原姉ちゃんにLINEしなきゃ、良い人なんだけどデリカシーがないって言うか、、、まあ、頼んでみるか 「なあなあ、今日暇っていってたやん?一緒に回ってくれん?もう1人居るけど」
まあ、返信くるかわからんが待ってみるか、
「やっほ~花田、久しぶりやな~、元気してたか?全然いいよ~今日マジで暇だったから、なになに?もう1人って彼女~?花田も男だね~とりま小倉駅で待ってな、秒で行くから」やっぱりこのテンションは着いてけないわ「ありがと浮原姉ちゃん、今日もつ鍋奢るから、じゃあ、待ってるね」よし、これで足は確保、さて「じゃあ、浮原姉ちゃんが来てくれるからそれまでここら辺で時間潰そうか、多分30分もしないで来ると思うよ」
「あ、ほ、本当ですか?、ありがとうございます、良かった、バスに乗ると多分僕動けなくなっちゃうかもしれないから本当に助かりました、もつ鍋食べた後にあの、太宰府天満宮に行きたいです、あの、妹にお守り買ってあげたいので」何度も言うけど可愛い、優しい子やな~、妹ちゃんがいるのか~、「大丈夫だよ~、多分浮原姉ちゃんもいいって言ってくれるよ、てか、ホテルのチェックインの時間は?」「あ、あの、15時にチェックインになるので、太宰府天満宮行く前によって頂けたらうれしいです、あの、小倉駅近くのホテル グランダメンです」「お、まじ?、俺もそのホテルだよ~、同じホテルって奇遇やな、それならホテル先寄ってから行こうか」そんな事言ってる間に、到着した浮原姉ちゃんが車の窓から「やっほ~花田、来たよ~、思ったよりも早く着いちゃった、その子が彼女かい~?花田もやるね、ほら早く乗った乗った」これは車の中で説明しなきゃなと思いながら車に急いで乗った
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