259 / 278
1章 呪いの女
258話 強行
しおりを挟む
聖女がギルダナから王都へ向かって11日目の昼過ぎ。
俺たちは断続的にゴーレムを送りつけて聖女一行を昨日と同じ場所に縫い止めることに成功していた。
護衛達を攫い引き離す作戦も行い新たに9人の眷属が生まれた。
もともと四十数名いた護衛の半分程が離脱させられ護衛たちは厳しい状況に置かれていた。
聖女もただ大人しくしていたわけではなく、ちょくちょく俺に向けて天から魔法の光を落としてきたが俺の氣を貫通する程の威力ではないので防げていた。
でも夜寝ようとした頃にやられた時はトレイを守れるかギリギリで冷や汗かいた。
流石に対策を考えて俺の魔力をふんだんに使った式神を10体作りデコイにしたら効果覿面だった。
夜のうちはそれで攻撃がくる確率を減らしつつトレイを抱えて寝た。
トレイは凄く嫌そうだった。
野郎に抱かれて眠るなんて普通の感覚ならそうだろうな。
エドガーは俺に抱き枕にされているが嫌そうではない。
俺としては有難いのだが、なんなんだろうな。
そんなこんなで今昼過ぎ。
聖女達から少し後ろに離れた場所にある森の中を動きながらゴーレムを作っていた時に、上空に浮かべたエドガーの血を触媒にしている式神が俺に異常を伝えた。
俺も氣の探知で一瞬何があったのかを感じ取っていた。
「護衛のほとんどが一瞬で死んだ・・・」
「え!?」
「昨日と同じだ、聖女に魔力全て捧げてしまってる」
聖女は何をするつもりなんだ?
迂闊に近寄れば数人分の魔力を一気に使った強力な魔法を打ち込まれるかもしれない。
今いる場所も充分射程圏内である。
念の為にトレイを体に寄せて警戒をする。
そして聖女達に向けた氣の探知の精度をより細かく意識する。
「生き残りは4人と馬・・強化魔法もらってる。これはやばい、少数で移動するつもりだ!」
思い至った時聖女達のいた場所で大きな魔力が爆ぜた。
絶対に何か来ると思いトレイを抱えて氣をガチガチに纏うと空から極太の光線が落ちてきた。
とにかく氣を維持する事に集中して攻撃を防ぎ切る。
俺たちのいる場所は地面ごと大きくえぐれて陥没していた。
「あの野郎!」
「たたた・・助かったっす・・」
「とにかく行こう!」
既に聖女は移動を開始してしまった。
このままでは置いて行かれてしまう。
トレイを背負って穴から飛び出すと聖女達のいた場所へと駆け出す。
数分後には聖女達を留めておいた場所まで到着したが悲惨な有様だ。
放置された護衛隊の乗る幌馬車4台の周りには無数の死体が転がっている。
そして辺り一体は強力な魔法が放たれた跡が残り地面がぐちゃぐちゃに荒れている。
俺の送りつけていたゴーレムは全て倒されてしまっていた。
「ひでえっす・・」
トレイの表情は大きく曇る。
この中にはトレイの同僚だっているのだ。
「街まで運んでやりたいが時間がない、心苦しいが置いていくぞ。
トレイ、生きてる馬の中から乗れそうな奴いるか?」
「確認するっす!」
聖女は既に俺の探知の外へ出ようとしている。
一応空にいる俺の式神に追わせていて見失いはしないだろう。
だが俺が氣で身体強化をかけて走ってきたのに聖女達は探知範囲のギリギリなのだ。
俺が走るよりも速い速度で移動している。
このままでは追いつけないのは当然のこと、このペースのまま移動されると今日明日には聖女が王都へ到着してしまう。
せっかく1日以上足止めしたのに台無しだ。
「鞍付きのやついたっす!1頭っすけど」
「問題ない。俺馬に乗った事ないからトレイの後ろに乗せてくれ」
「わかったっす!」
馬を氣で強化して走らせるととんでもない速度で走るのは初日前に実証済みだ。
これならばすぐに聖女に追いつける。
多分数時間で王都にも行ける速さだ。
「トレイ、聖女に追いつける距離まできたらそこからは俺単騎で直接聖女を押さえる」
「タイガまで呪われたらおしまいっす。危険っすよ」
「俺は多分しばらく持つ。それにもう生半可な手段は通用しない。途中の宿場のやつらも危険だ。だから俺が力で押さえてできそうだったら聖女を押し戻す」
「・・わかったっす。俺は何すればいいっすか」
「トレイはこれを持って王都で聖女のことを伝えてくれ。あと遅れてくるやつに会えたら聖女のところまで連れてきてくれ」
俺のバッグからスズナから預かっている書類関係をトレイに渡す。
そして俺の血を触媒にした式神を新たに作り出す。
「コイツをトレイにつけさせとく。昨日作った式神が聖女の位置見張ってるからコイツに言えば連れてってくれるだろう。どっちもあと1週間は持つはず」
「わかったっす!」
式神はトレイの周りをクルクルと飛び回ってトレイに従う意志を示した。
「よし、行こう!」
馬を氣で身体強化してトレイに習って馬の背に乗る。
視線が高くなってワクワクする。
「ケツに妙な感触が・・」
鞍が狭いので馬の上で俺とトレイがピッタリくっついている。
俺のデカいのもトレイのケツにピッタリだ。
「仕方ないだろ、狭いんだし」
勃ってないだけまだコンパクトに収まっているんだ我慢してもらおう。
「潰れないように気をつけるっすよ!出発っす!」
トレイが馬に支持を出すと猛烈な勢いで走り出し俺は背中から置いて行かれて地面に転がった。
「タイガー!!」
トレイが速攻で戻ってきてくれた。
「大丈夫っすか!」
「平気だ。びっくりした」
「こっちがっすよ。無言で落ちて行かないでっす!何で手離すんすか!」
「いやトレイも巻き込みそうだったもんで。少しゆっくり目にしてもらっていいか。すぐ慣れるから」
「初めてなんすもんね・・、タイガ何でも出来るからつい何も考えず普通に走らせちゃったっす」
再び馬に乗り込むと最初はゆっくりと走ってもらって感覚を掴んだ。
玉にガンガン衝撃がきて痛かったので股間は氣を纏ってガチガチにした。
「勃ってないっすか?」
「いや潰れそうだから氣で護ってるだけだ」
「なるほどーそこもガードできるんすね・・安心っす」
硬い感触がトレイのケツに当たるのでかなり気になるようだ、我慢してもらおう。
俺が落ちる心配後がなくなって慣れてくるとどんどんスピードを上げてもらって風を割いて走っていく。
少し出遅れてしまったがこれならば聖女に追いつけるだろう。
いよいよ聖女との直接対峙に備えて気を引き締めた。
俺たちは断続的にゴーレムを送りつけて聖女一行を昨日と同じ場所に縫い止めることに成功していた。
護衛達を攫い引き離す作戦も行い新たに9人の眷属が生まれた。
もともと四十数名いた護衛の半分程が離脱させられ護衛たちは厳しい状況に置かれていた。
聖女もただ大人しくしていたわけではなく、ちょくちょく俺に向けて天から魔法の光を落としてきたが俺の氣を貫通する程の威力ではないので防げていた。
でも夜寝ようとした頃にやられた時はトレイを守れるかギリギリで冷や汗かいた。
流石に対策を考えて俺の魔力をふんだんに使った式神を10体作りデコイにしたら効果覿面だった。
夜のうちはそれで攻撃がくる確率を減らしつつトレイを抱えて寝た。
トレイは凄く嫌そうだった。
野郎に抱かれて眠るなんて普通の感覚ならそうだろうな。
エドガーは俺に抱き枕にされているが嫌そうではない。
俺としては有難いのだが、なんなんだろうな。
そんなこんなで今昼過ぎ。
聖女達から少し後ろに離れた場所にある森の中を動きながらゴーレムを作っていた時に、上空に浮かべたエドガーの血を触媒にしている式神が俺に異常を伝えた。
俺も氣の探知で一瞬何があったのかを感じ取っていた。
「護衛のほとんどが一瞬で死んだ・・・」
「え!?」
「昨日と同じだ、聖女に魔力全て捧げてしまってる」
聖女は何をするつもりなんだ?
迂闊に近寄れば数人分の魔力を一気に使った強力な魔法を打ち込まれるかもしれない。
今いる場所も充分射程圏内である。
念の為にトレイを体に寄せて警戒をする。
そして聖女達に向けた氣の探知の精度をより細かく意識する。
「生き残りは4人と馬・・強化魔法もらってる。これはやばい、少数で移動するつもりだ!」
思い至った時聖女達のいた場所で大きな魔力が爆ぜた。
絶対に何か来ると思いトレイを抱えて氣をガチガチに纏うと空から極太の光線が落ちてきた。
とにかく氣を維持する事に集中して攻撃を防ぎ切る。
俺たちのいる場所は地面ごと大きくえぐれて陥没していた。
「あの野郎!」
「たたた・・助かったっす・・」
「とにかく行こう!」
既に聖女は移動を開始してしまった。
このままでは置いて行かれてしまう。
トレイを背負って穴から飛び出すと聖女達のいた場所へと駆け出す。
数分後には聖女達を留めておいた場所まで到着したが悲惨な有様だ。
放置された護衛隊の乗る幌馬車4台の周りには無数の死体が転がっている。
そして辺り一体は強力な魔法が放たれた跡が残り地面がぐちゃぐちゃに荒れている。
俺の送りつけていたゴーレムは全て倒されてしまっていた。
「ひでえっす・・」
トレイの表情は大きく曇る。
この中にはトレイの同僚だっているのだ。
「街まで運んでやりたいが時間がない、心苦しいが置いていくぞ。
トレイ、生きてる馬の中から乗れそうな奴いるか?」
「確認するっす!」
聖女は既に俺の探知の外へ出ようとしている。
一応空にいる俺の式神に追わせていて見失いはしないだろう。
だが俺が氣で身体強化をかけて走ってきたのに聖女達は探知範囲のギリギリなのだ。
俺が走るよりも速い速度で移動している。
このままでは追いつけないのは当然のこと、このペースのまま移動されると今日明日には聖女が王都へ到着してしまう。
せっかく1日以上足止めしたのに台無しだ。
「鞍付きのやついたっす!1頭っすけど」
「問題ない。俺馬に乗った事ないからトレイの後ろに乗せてくれ」
「わかったっす!」
馬を氣で強化して走らせるととんでもない速度で走るのは初日前に実証済みだ。
これならばすぐに聖女に追いつける。
多分数時間で王都にも行ける速さだ。
「トレイ、聖女に追いつける距離まできたらそこからは俺単騎で直接聖女を押さえる」
「タイガまで呪われたらおしまいっす。危険っすよ」
「俺は多分しばらく持つ。それにもう生半可な手段は通用しない。途中の宿場のやつらも危険だ。だから俺が力で押さえてできそうだったら聖女を押し戻す」
「・・わかったっす。俺は何すればいいっすか」
「トレイはこれを持って王都で聖女のことを伝えてくれ。あと遅れてくるやつに会えたら聖女のところまで連れてきてくれ」
俺のバッグからスズナから預かっている書類関係をトレイに渡す。
そして俺の血を触媒にした式神を新たに作り出す。
「コイツをトレイにつけさせとく。昨日作った式神が聖女の位置見張ってるからコイツに言えば連れてってくれるだろう。どっちもあと1週間は持つはず」
「わかったっす!」
式神はトレイの周りをクルクルと飛び回ってトレイに従う意志を示した。
「よし、行こう!」
馬を氣で身体強化してトレイに習って馬の背に乗る。
視線が高くなってワクワクする。
「ケツに妙な感触が・・」
鞍が狭いので馬の上で俺とトレイがピッタリくっついている。
俺のデカいのもトレイのケツにピッタリだ。
「仕方ないだろ、狭いんだし」
勃ってないだけまだコンパクトに収まっているんだ我慢してもらおう。
「潰れないように気をつけるっすよ!出発っす!」
トレイが馬に支持を出すと猛烈な勢いで走り出し俺は背中から置いて行かれて地面に転がった。
「タイガー!!」
トレイが速攻で戻ってきてくれた。
「大丈夫っすか!」
「平気だ。びっくりした」
「こっちがっすよ。無言で落ちて行かないでっす!何で手離すんすか!」
「いやトレイも巻き込みそうだったもんで。少しゆっくり目にしてもらっていいか。すぐ慣れるから」
「初めてなんすもんね・・、タイガ何でも出来るからつい何も考えず普通に走らせちゃったっす」
再び馬に乗り込むと最初はゆっくりと走ってもらって感覚を掴んだ。
玉にガンガン衝撃がきて痛かったので股間は氣を纏ってガチガチにした。
「勃ってないっすか?」
「いや潰れそうだから氣で護ってるだけだ」
「なるほどーそこもガードできるんすね・・安心っす」
硬い感触がトレイのケツに当たるのでかなり気になるようだ、我慢してもらおう。
俺が落ちる心配後がなくなって慣れてくるとどんどんスピードを上げてもらって風を割いて走っていく。
少し出遅れてしまったがこれならば聖女に追いつけるだろう。
いよいよ聖女との直接対峙に備えて気を引き締めた。
10
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。
だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。
十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。
ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。
元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。
そして更に二年、とうとうその日が来た……
召喚されたのに、スルーされた私
ブラックベリィ
恋愛
6人の皇子様の花嫁候補として、召喚されたようなんですけど………。
地味で影が薄い私はスルーされてしまいました。
ちなみに、召喚されたのは3人。
2人は美少女な女子高生。1人は、はい、地味な私です。
ちなみに、2人は1つ上で、私はこの春に女子高生になる予定………。
春休みは、残念異世界への入り口でした。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる