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1章 呪いの女
190話 魂の観測
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朝目を覚ますとエドガーを抱いて寝ていた。
この宿に泊まり始めて、寝起きする度に距離が近くなっていたエドガーがもう0距離だ。
ぽかぽかして撫で心地のいい毛並みだが少し生乾き臭い。
あと俺の腹に硬いものがガッツリ当たっている
俺のも当たっている。
なんでこんな状況なのか昨晩の事を思い出す。
昨夜エドガーに励まされ機嫌を良くした俺は、エドガーと何発かシコったあとで服を洗い、エドガーにまた酒を奢ってやると1階の酒場で閉店まで時間も無かったこともあり、強めの酒を浴びるように飲みまくり、ベロンベロンになって、ダウンしたエドガーを抱えて部屋に戻った。
そんで俺はそのまま裸になり、エドガーもひん剥き抱き枕にして毛並みを堪能しながら寝た。
記憶は確かだ。
「エドガー起きろー」
「うーん・・もう少し・・」
「起きてくれー」
俺が抱き抱えて寝てしまってるので俺の太い腕がエドガーの下敷きになっている。
エドガーにも邪魔だったと思うのだがよう寝れたもんだ。
「ぐー・・・」
だめだ、完全寝過ごしモードだ。
そのエドガー放り出しても良いのだが、この状況俺も下心が湧いてくる。
なんたって今俺とエドガーのイチモツ同士くっついてしまっているのである。
腰を動かして更にエドガーの大怪獣に俺の大蛇をゴリゴリと押し付ける。
やはりエドガーのは馬鹿でかいだけあってよく当たる。普通のやつなら俺の半分にも満たないから刺激不足だがエドガーは申し分ない。
これだけの相手と兜合わせするのは久方ぶりだ。
「うー・・」
「エドガー起きないとこのままいかせるぞ」
「タイガ・・なにやって・・」
「ちんぽ押し当ててる」
「!!!?」
エドガーが飛び起きようとするが俺が離さない。
更にゴリゴリと押し当てる。
「あっ!タイガ!!!起きた!起きたって!だめ、それ以上は!」
起きたと言うなら仕方がない、押し当てるのやめて解放してやる。
「お、俺昨日何やっちゃったんだ・・」
「なんも、エドガーは酔い潰れてて、俺も酔っ払ってそのままエドガー抱き枕にして寝てた」
「そ、そうか・・・今のは?」
「つい、目が覚めたらぴったりだったもんで」
「そうかーびっくりしたー」
そう言いながらまたもぞもぞと俺の毛布に潜り込んできてぐでーっと溶ける。
「タイガーしんどいの治してくれー」
「おう」
昨日の朝と同じようにエドガーに回復魔法で二日酔いを治してやる。
「あーーー楽ー、サンキュー」
「さて、鍛錬するか」
「おう、俺にも頼むぜ」
ベッドを這い出して俺はエドガーを後ろから腕を回して抱き寄せるといつもの氣の鍛錬と魔力の調整を行う。そしてエドガーにも氣の感覚を共有してやる。
そして最後に俺の魂をエドガーにも感じさせてやる。
「エドガー、これが俺の魂だ、しっかり覚えてくれ」
「言われなくても覚えるぞ」
エドガーによりしっかりと魂を感じさせてやる。
「エドガー、今度はお前の氣で俺の魂を探してみてくれ」
魂を氣で探す事は難しい
俺も苦労したのだが、それは魂の感覚が分からなかったからだ。
魂の感覚を掴めればその感覚がするものを探せば魂を見つけられるのだ。
まあそれはそれでかなりの集中がいる作業ではあるし、氣を感じ取る精度もそれなりに必要だ。
エドガーにははっきりと俺の魂を感じさせた。
氣で人を感じる練習はしているようだが、まだ精度はよくはない。
でも何となくエドガーならできる気がした。
「タイガのほう向いても良いか」
「ああ」
エドガーと向き合うとエドガーの方から抱きついてきた。
なんか不思議な感じだが、悪くない。
俺もエドガーの体に柔らかく手を回す。
お互いまた裸のままひっついている。
エドガーの集中が伝わる。
しっかり俺の魂を探してくれてるようだ。
「あった!」
程なく俺の魂を見つけたようだ。
俺自信の意識も自分の魂に向けていたので、エドガーの氣が触れてきたのを感じられた。
俺は嬉しくてエドガーを抱く手に力が入る。
「やったなエドガー、魂を見つけられるやつは少ない。よく見つけてくれた。
少し離れても大丈夫か?」
「あ、ごめん、大丈夫!」
一旦エドガーから離れると昨日俺が工房で作った魔力と魂の位置を同期させる魔道具を取り出した。
「エドガーこれの上から手を添えて俺の手を握ってくれ、この状態でも魂探せるか?」
「何かするのか?やってみるぜ!」
俺とエドガーは手を繋いだままベッドに腰掛けてエドガーが魂を見つけてくれるのを待つ。
「見つけたぞ」
すぐにエドガーが魂を見つけてくれた。
エドガーの氣を読む力もなかなか上がってきているようだ。
俺はエドガーと繋ぐ手の中に収まった魔道具の木の板に魔力を注ぎ込んでいく。
すると俺の体の中の魔力が動きエドガーと同調していることが感じられる。
魔道具の動きは良しだ。
「エドガー、これから何があってもこの手を離さずに、ずっと俺の魂を見続けてくれ。
何があってもだ、頼む」
「わ、わかったぜ!大丈夫、ちゃんと魂見てるぞ」
「頼んだぞ」
俺は自身の魂を感じ取るとそれをゆっくりと氣で覆っていく。
直後俺の意識は闇に沈んだ。
この宿に泊まり始めて、寝起きする度に距離が近くなっていたエドガーがもう0距離だ。
ぽかぽかして撫で心地のいい毛並みだが少し生乾き臭い。
あと俺の腹に硬いものがガッツリ当たっている
俺のも当たっている。
なんでこんな状況なのか昨晩の事を思い出す。
昨夜エドガーに励まされ機嫌を良くした俺は、エドガーと何発かシコったあとで服を洗い、エドガーにまた酒を奢ってやると1階の酒場で閉店まで時間も無かったこともあり、強めの酒を浴びるように飲みまくり、ベロンベロンになって、ダウンしたエドガーを抱えて部屋に戻った。
そんで俺はそのまま裸になり、エドガーもひん剥き抱き枕にして毛並みを堪能しながら寝た。
記憶は確かだ。
「エドガー起きろー」
「うーん・・もう少し・・」
「起きてくれー」
俺が抱き抱えて寝てしまってるので俺の太い腕がエドガーの下敷きになっている。
エドガーにも邪魔だったと思うのだがよう寝れたもんだ。
「ぐー・・・」
だめだ、完全寝過ごしモードだ。
そのエドガー放り出しても良いのだが、この状況俺も下心が湧いてくる。
なんたって今俺とエドガーのイチモツ同士くっついてしまっているのである。
腰を動かして更にエドガーの大怪獣に俺の大蛇をゴリゴリと押し付ける。
やはりエドガーのは馬鹿でかいだけあってよく当たる。普通のやつなら俺の半分にも満たないから刺激不足だがエドガーは申し分ない。
これだけの相手と兜合わせするのは久方ぶりだ。
「うー・・」
「エドガー起きないとこのままいかせるぞ」
「タイガ・・なにやって・・」
「ちんぽ押し当ててる」
「!!!?」
エドガーが飛び起きようとするが俺が離さない。
更にゴリゴリと押し当てる。
「あっ!タイガ!!!起きた!起きたって!だめ、それ以上は!」
起きたと言うなら仕方がない、押し当てるのやめて解放してやる。
「お、俺昨日何やっちゃったんだ・・」
「なんも、エドガーは酔い潰れてて、俺も酔っ払ってそのままエドガー抱き枕にして寝てた」
「そ、そうか・・・今のは?」
「つい、目が覚めたらぴったりだったもんで」
「そうかーびっくりしたー」
そう言いながらまたもぞもぞと俺の毛布に潜り込んできてぐでーっと溶ける。
「タイガーしんどいの治してくれー」
「おう」
昨日の朝と同じようにエドガーに回復魔法で二日酔いを治してやる。
「あーーー楽ー、サンキュー」
「さて、鍛錬するか」
「おう、俺にも頼むぜ」
ベッドを這い出して俺はエドガーを後ろから腕を回して抱き寄せるといつもの氣の鍛錬と魔力の調整を行う。そしてエドガーにも氣の感覚を共有してやる。
そして最後に俺の魂をエドガーにも感じさせてやる。
「エドガー、これが俺の魂だ、しっかり覚えてくれ」
「言われなくても覚えるぞ」
エドガーによりしっかりと魂を感じさせてやる。
「エドガー、今度はお前の氣で俺の魂を探してみてくれ」
魂を氣で探す事は難しい
俺も苦労したのだが、それは魂の感覚が分からなかったからだ。
魂の感覚を掴めればその感覚がするものを探せば魂を見つけられるのだ。
まあそれはそれでかなりの集中がいる作業ではあるし、氣を感じ取る精度もそれなりに必要だ。
エドガーにははっきりと俺の魂を感じさせた。
氣で人を感じる練習はしているようだが、まだ精度はよくはない。
でも何となくエドガーならできる気がした。
「タイガのほう向いても良いか」
「ああ」
エドガーと向き合うとエドガーの方から抱きついてきた。
なんか不思議な感じだが、悪くない。
俺もエドガーの体に柔らかく手を回す。
お互いまた裸のままひっついている。
エドガーの集中が伝わる。
しっかり俺の魂を探してくれてるようだ。
「あった!」
程なく俺の魂を見つけたようだ。
俺自信の意識も自分の魂に向けていたので、エドガーの氣が触れてきたのを感じられた。
俺は嬉しくてエドガーを抱く手に力が入る。
「やったなエドガー、魂を見つけられるやつは少ない。よく見つけてくれた。
少し離れても大丈夫か?」
「あ、ごめん、大丈夫!」
一旦エドガーから離れると昨日俺が工房で作った魔力と魂の位置を同期させる魔道具を取り出した。
「エドガーこれの上から手を添えて俺の手を握ってくれ、この状態でも魂探せるか?」
「何かするのか?やってみるぜ!」
俺とエドガーは手を繋いだままベッドに腰掛けてエドガーが魂を見つけてくれるのを待つ。
「見つけたぞ」
すぐにエドガーが魂を見つけてくれた。
エドガーの氣を読む力もなかなか上がってきているようだ。
俺はエドガーと繋ぐ手の中に収まった魔道具の木の板に魔力を注ぎ込んでいく。
すると俺の体の中の魔力が動きエドガーと同調していることが感じられる。
魔道具の動きは良しだ。
「エドガー、これから何があってもこの手を離さずに、ずっと俺の魂を見続けてくれ。
何があってもだ、頼む」
「わ、わかったぜ!大丈夫、ちゃんと魂見てるぞ」
「頼んだぞ」
俺は自身の魂を感じ取るとそれをゆっくりと氣で覆っていく。
直後俺の意識は闇に沈んだ。
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