黄昏一番星

更科二八

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1章 呪いの女

170話 聖女見物へ

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昼になり目が覚めた。
俺は寝起きもいいしきっちり時間決めて寝られる。
そうしないと過酷な魔法学園を生き抜いていけなかった。
それ以前の軍隊の頃なんて生優しいもんだった。

俺の股間は完全復活を遂げている。
ほぼ満タンだろう。
鬼の性欲と回復力の賜物だ。

エドガーはいつも通り丸まって寝ている。
寝てる姿は色々でかいくせに愛嬌たっぷりだ。
エドガーのパンツを掴んで思いっきりひっぺがして聳り立った大怪獣を掴んでぶん回す。

「起きろー!」
「わー!起きた!もう、それ止めろ!」

俺は更にエドガーの大怪獣を優しく丁寧に少しチカラを込めてシゴく。
「あっ!タイガ、だめだって、それ気持ちい」
おもろいから止めない。さらにシゴく。

「あー!だめ、止めて!」

ダメというくせに抵抗はしてこない。
なので止める。

「くそー、もう収まりつかないじゃねえかよ!なんでカイルより上手いんだ!」

ははは、先走り漏れてやんの。楽しいな!

「伊達にでかいの弄ってないからな!
出かけるから支度しろよ」
「治んないから抜く!」
「そんじゃ俺もしよ」
「俺が先に起きた時は覚えてろよ」

あるのかなー
それに寝てても気配は分かるからな。
俺は手強いぞ。
さくっと何発か抜き終わると、支度をして教会へ向かった。

教会の周りはやはり人でごった返している。
聖女の事をその辺にいた人に聞いてみると昼過ぎに出てくるとの事だった。
教会と兵士団が揉めてて遅れているらしい。
教会周りは兵士団への不満でいっぱいだ。
明らかに悪いのは教会なんだがそんな事知っているのは俺とエドガー、あとは兵士団の一部ぐらいだろう。
損な役を押し付けられて可哀想だな。

俺たちは他の住人よりも頭一つ二つ抜けて背が高いので、教会の入り口から少し離れた見やすい場所に陣取って聖女登場を待つことにした。

聖女人気は物凄い。
人は口々に聖女の噂をし、話が盛られまくっていて面白い。
御伽噺に出てくる世界を救った勇者の巫女の生まれ変わりだとか、亡国の姫君だとか、神の使いだとか、第一王子と結婚するだとか、教皇が席を譲ったとか。
これだけ支持を得ていれば教皇の地位につくのもあり得ると思う。

噂話だけではなく、聖女の為に寄付や貢物をしているという話もよく耳にする。
中には家を売った人や全財産貢いだという猛者までいた。
故郷で人気の娼妓にどれだけ貢いだのか張り合っているやつらが居たが同じような感覚だ。
ただ、聖女自身は貢物を受け取らず全て教会の運営から孤児院の資金や貧しいものへの援助に使われていると聞こえてくるので、金は良いように回っているみたいだ。
聖職者の鏡ではないだろうか。

聖女が現れる時間が迫るにつれて教会の周りには期待のこもった熱気に包まれていく。
めちゃくちゃ別嬪さんらしいからな。
楽しみだ。
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